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【ドラマ 商店街のピアニスト】「ただ好き」でいられたらいいのに(第4話)

人のこころが動く瞬間を見せてくれるドラマが大好きです。
Xに投稿した感想postを整理して載せていきたいと思います。
もとがXのpostで、短文を連ねる形だったので、noteにしたら読みづらくなっているかもしれません。ごめんなさい。

【商店街のピアニスト】第4話 「ただ好き」でいられたらいいのに

それぞれの抱えているものが辛いなぁ。
コンプレックスを抱えながら、人前では人気者然として振る舞うことは、ユキちゃんにはとても辛かっただろうな。
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コンプレックスについては多分いちばん本人が分かっていて、でも人前ではそんな素振りも見せられず、虚構の「ユキちゃん」像を作ってしまったのかな。少し不自然に感じられた演奏姿も、配信用のキャラクター(意識的にしろ無意識にしろ)なのだとしたら、悲しいなぁ。
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でも彼女も、音楽が好きで、ピアノが好きで、聴いてもらうことが喜びなんだよね。
わたしは仕事で、ユキちゃんの100万分の1ぐらいの規模で人前に立って話す機会があるのだけれど、そんな小さな世界でも、やはり人に何かを伝えられるのは嬉しいもの。
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相手の心が動いて、それがみんなの分が集まって、場の空気がグワっと動く経験は、それはもう何物にも代え難いものです。
先日 #あくにゃん さんの『いまだに舞台に立っている夢を見る』という動画を見て、胸がキュっとしました。
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https://youtu.be/1UmlWXQ3iik?si=2cAyguBLHLp0MzM0


この「キュッ」は、おそらく、芸能の世界に戻ることがいい/悪いとか、どちらが幸せ/そうでないとか、何か意見がある訳ではなくて、ただ「その感覚はずっと自分の中から消えないよね。うん」という同意とか共感のようなものです。
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なんだか連想から話が大きく発展してしまったけれど。
こんな訳で、ユキちゃんがとても気になるのです。「こうありたい」自分とのギャップに身動きが取れなくなっているようで。
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「弾く資格がない」とまで思いつめてしまうユキちゃんが悲しい。技術があって訴えかけるプロの演奏は素晴らしい。でもたどたどしい萌ちゃんの演奏で幸せになる人もいるのにね。
(たどたどしいけれど途中すっ飛ばしたりせず誠実に弾いている、好感の持てる演奏だと思います)
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貴公子だって、音楽と自分の間で幸せが出来上がっていて、演奏活動が充実していたら、他のピアニストさんにあんなカラみ方をする必要なんかないのに。
彼も何か痛みとか迷いとかを抱えているのかな。満たされないものがあるのかな。
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今ピアノを「ただ好き」でいられるように見えるのが、ピアノだけにどっぷり浸かっていられない蓮くんだというのが皮肉だなぁと思います。
「亮平は亮平、僕は僕。そして、君は君」
蓮くんの声は優しかったし、貴公子のニュースを読む表情は穏やかだった。
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蓮くんは本意ではなくピアノと離れることを、どうやって乗り越えたのだろう。もしくは今も、どんなふうに痛んでいるのだろう。
蓮くんにどんな事情があったのか分からないし、ユキちゃんも貴公子も、仕事にするなら、演奏以外の色んなことも考えなければならないのだろうな。
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それでも、根っこの「好き」を忘れないでいられる場所で、幸せに、3人それぞれピアノを弾いていられる未来がありますように。
そう願います😌
11/11
#商店街のピアニスト
#駒木根葵汰 #長島星羅 #水石亜飛夢

話のテーマがピアノだったから言及できなかったけど、美鳥ちゃんも大好きだよ!

 


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