【ドラマ 天狗の台所】ファンタジーではないけれど season2第3話
人のこころが動く瞬間を見せてくれるドラマが大好きです。
Xに投稿した感想postを整理して載せていきたいと思います。
もとがXのpostで、短文を連ねる形だったので、noteにしたら読みづらくなっているかもしれません。ごめんなさい。
【#天狗の台所 】season2第3話
予告で西瓜を潰しているところを見て「シャーベットにするのかな」とは思っていたけれど、まさか棒アイスにするとは!
これは楽しくて嬉しいなぁ。
1/10
アイスを取りに行く途中、基さんが一旦立ち止まり、ふり返ってオンくんを見る。
見られていることに気づいていないオンくんは自分の作業に没頭していて、基さんは、そんなオンくんの成長を喜ぶ気持ちと愛おしさを噛みしめているようで、とても好きな場面です。
2/10
オンくんは薪割りの経験はあるけれど、山まで薪を取りに行くのは初めてなのか。
オンくんが初めて知って驚いていることを、わたしも一緒に驚いているんだけれど、基さんは今まで、オンくん(に限らず隠遁の子たち)にわざわざ知らせず、黙ってこなしてきたことがたくさんあるのだな。
3/10
ここがどうやって守られているのかを知り、ここでお金を稼ごうと腰を据えたオンくんは、「来訪者」から「生活者」になった。
そして基さんは「人間」だなぁと。変な言い方だけれど、わたしは勝手にそう思いました。
4/10
美しい風景の中、いつも涼しげな空気を纏う基さんが、どこか「妖精さん」のような気がしていたのだけれど、当たり前ながら作業をすれば汗をかくし息も切れる。天狗力も使わない、無尽蔵の体力がある訳でもない普通の人間が、必要なことをやり続けてきたのですよね。
5/10
ところで「天狗力で解決してよ」ってオンくんが拗ねていたの、懐かしいな☺️天狗力はなく、必要なのはやり続けることだった。
あとseason1で基さんが大きく息を乱していたのは、オンくんを探し回った時だけだったかな?あれは基さんにとっても、すごくすごく大きな出来事だったんだね。
6/10
鶏肉をいただく場面(season1にもあった)は、あれですよね、「ちょうど今日シめたところだから、どうぞお裾分け」的な流れよね。
(お裾分けでもも肉2枚渡しちゃって、おばあちゃん自分はどうするの?とも思うけれど、普段すごくにお世話になってるし、基さんのことが大好きなんだね)
7/10
原作でははっきり描かれているんだけれど、漫画もドラマもそれぞれの表現で、「お肉を食べるというのはどういうことか」を教えてくれているなぁと思います。
ファンタジーではない、現実の生活。
8/10
2話でオンくんが家計簿を見たがったときにドキッとしてしまったんだけれど。
(わたしだったら「子どもはそういうこと気にするんじゃありません」って言ってしまいそう)
必要なこととしてきちんと見せて話せる基さんは、オンくんを尊重しているのがとても素敵だと思う。
9/10
元気いっぱいのオンくんも嬉しいけれど、焚き火の前で落ち着いた声で気持ちを話すオンくんと、静かに受け止める基さんが、とても幸福で美しく、あたたかな気持ちになりました。
ファンタジーではないけれど、ここはあたたかく幸福な現実世界。
来週も楽しみ🥰
10/10
#駒木根葵汰 #越山敬達