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【ドラマ ふったらどしゃぶり】第5話 欠落に流れ込むような

人のこころが動く瞬間を見せてくれるドラマが大好きです。
Xに投稿した感想postを整理して載せていきたいと思います。
もとがXのpostで、短文を連ねる形だったので、noteにしたら読みづらくなっているかもしれません。ごめんなさい。

【#ふったらどしゃぶり 】第5話

ああ。ああこれは。
一顕は整に惹かれてしまうなぁ。どうしようもなく。
欲しいのは単なる「行為」ではなく自分を受け入れてくれること。一顕にとって整の言動は「存在自体の全肯定」に等しい。
1/7

これが恋かと考えると、ちょっと分からない。刷り込みのヒヨコちゃん並に、整が「唯一の縋りどころ」になっているようにも思えて。
そうなるのも分かる(むしろそれ以外になりようがない)のだけれど、幸せになる感じがしなくて辛いなぁ。
2/7

整のぶっきらぼうに投げ出すような口調が、自分までも投げ出しているように思える。
自分の目の前で自分に起こっている出来事でも、自分には関係がないとでも言うように。こんなことで自分の一番内側は影響されないんだと一線を引くように。
3/7

そして、一線を引くことで自分を守っているようにも思える。
一顕に対する「なんだよー……」「なにいってんだばか」があまりに機械的で、自分の心を揺らさないように、さわらないようにしているのかなぁと。
4/7

でももう決壊寸前だよね。「どーすんの」という整は子どものように途方に暮れている。おそらく彼は今まで心の動きと一線を引くことで自分を守ってきたので、それが決壊したらどうすればいいのか分からないのではないかな。
5/7

和章、かおりを含め4人とも、持っているのが愛情なのか愛着なのか、執着なのか、逃避なのか分からない。根源が分からない状態で相手に何かを求めたくなるのはハラハラするなぁ。
などと思ったのだけれど、実生活でも気持ちを分類して名前をつけることなどできないものね。
6/7

弱さゆえの行動もあるけれど、誰かを傷つけたい訳ではない。それでも、それぞれに辛さを抱えている。
みんな幸せになってほしい。
まずはそれぞれ話し合いを。お願いだから🥲
7/7

#伊藤あさひ #武藤潤


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