【ドラマ 25時、赤坂で】第9話 我が身に引き寄せて抉られてるシリーズ第2弾
人のこころが動く瞬間を見せてくれるドラマが大好きです。
過去にXに投稿した感想postを整理して載せていきたいと思います。
もとがXのpostで、短文を連ねる形だったので、noteにしたら読みづらくなっているかもしれません。ごめんなさい。
2024年6月17日の連続post
【#ドラマ25時赤坂で 第9話】
「役づくりのためです」
これだけは言わないでと1週間祈り続けた言葉が開始2分で飛び出してしまい。
もう悲しくて悲しくてメソメソしながらの視聴。
1/24
白崎くんのお願いを受け入れることもできず、拒みもせず、ただ優しくなだめて帰ろうとする麻水さん。
自分の心もボロボロなのに。
後ろから抱きついた手を優しくほどき、それでも離れない白崎くんに目の色が変わって。
2/24
「それは。どういう」という問いかけをする麻水さんの表情が、答えを聞く前から痛々しくてたまらなかった。
期待するな期待するな期待するなと自分に言い聞かせながら、それでも最後の望みは手放せないよね。
3/24
白崎くんだって、麻水さんが好きで好きでいっぱいいっぱいで、その目から溢れて落ちそうなのに。
他に好きな人のいる麻水さんには「好きだから抱いてください」とは言えなくて、「役づくりっていう言い訳の上で、せめて抱いてください」が精一杯のお願いなんだよなぁ。
4/24
何があっても大きく表情を変えないことが身についてしまっている麻水さん。「役づくり」と聞いてもほとんど表情が動かないままに、かすかに残っていた力がすうっと消えてしまった。
そのあと白崎くんが、焦って言い訳みたいなことを一所懸命喋っていたのも、ほとんど耳に入っていないんじゃないかな。
5/24
麻水さんの手を引っぱる前の白崎くんの口元が震え、白崎くんを引っぱる麻水さんの喉がゴクリと動く。麻水さんの服を脱がそうとするもどかしさ。
そして白崎くんの手を止める麻水さん。白崎くんの絶望の表情。
6/24
思うようにならない自分の心。好きで好きで、求めているのに得られない(と思っている)相手への渇望。どうしたらいいのか分からない状況。
麻水さんも白崎くんも、いろんなものと戦っていたのだと思う。
7/24
そして、#駒木根葵汰 さんと #新原泰佑 さんは、お芝居とお芝居でフルスイングで殴りあっているような緊迫感で。なんと凄いものを見せていただいたのだろうと、息を詰めて見入ってしまった。
8/24
麻水さんが我に帰ってしまった。
あんなキスをした後なのに。あれは、一度手を触れたら、もう相手を絶対に離したくないと捕まえ合っているようなキスだったのに。
ベルトに手をかけた瞬間に我に帰って止めたのは、白崎くんにそういうことをさせたくなかったのかな。
9/24
いや、お互いに幸せな状態だったらそれでええんやろけど。(突然の関西弁)
麻水さんにとって白崎くんは「好きな相手」であると同時に、「守りたい存在」で、なんなら「崇拝の対象」ぐらいになってしまっているのでは。だから、中途半端ではしたくないと。
10/24
白崎くんが役づくりのつもりだけなのだとしたら。麻水さんとしては白崎くんを自分の世界に引きこむことはできないよなぁ。言い出すことも怖いよね。それは分かるけど。
でも、「きれいな思い出」になんてしないで。きれいじゃなくていいんだよ。
人生なんてそもそもきれいなものじゃないんだよ。(1週間ぶり2回目)
11/24
白崎くんの「あさましい」っていう言葉選びが凄くて、ガツンと来てしまっている。
ここ数話は麻水さんの側から考えて見ていることが多くて、「お願い白崎くんそんな言い方しないで😢」などと思うことが多かったのだけれど、白崎くんからの見え方を思ったら「そうだよな」と。
12/24
過去、どうしようもない恋愛をしていた時に一番キツかったことは。
愛してほしい相手から愛されていない辛さでもなく。愛されている誰かへの嫉妬でもなく。会えない寂しさでもなく。
諦めきれずにウロウロしている自分の姿がもの欲しげに思えて、惨めになったことだった。
と、思い出した。
13/24
だから、自分に対して「あさましい」という言葉を使ってしまうほどの白崎くんの心が、ほんとうに辛い。
そして「他に好きな人がいる麻水さんに縋ることは、正しくないことだ」と一度思ってしまったら、彼は揺らがない。
14/24
ベッドのシーンもクランクアップのシーンも、カットがかかった瞬間に二人真顔になって離れてしまうのが悲しい。本番前に手を握って心を落ち着けることもできない。
どうしても、告白シーンの日を思い出してしまうよね。
15/24
第9話では、過去の出来事を思い出す場面がたくさんあるんだけれど、それは二人で過ごしたあかしだよね。過ぎてみれば「あっという間」
と本人たちは感じているかもしれないけれど、二人で積み重ねた時間が確かにあったということで。
16/24
そして、カレーとコーヒーの場面。
開始2分からメソメソしていたんだけれど、このシーンでとうとう決壊してしまった(わたしが)。
涙がぼとぼと落ちて困ってしまって、配信を一旦止めて立ち上がって、タオルを取りに行きました。
だって二人、こんなに好きなのに。
17/24
白崎くん、ちゃんとスパイス系のルーを買って、上にお野菜も乗せてるんだよね。(野菜の素揚げは少量だろうが油を用意することに変わりはないので、めんどくさいよ)
前はレトルトだったのに、ここまで全部、麻水さんのしてたことをなぞってる。
18/24
麻水さんの回想の中の白崎くんが、(おそらく)映画から目を離さないままコーヒーをかき回していて、ああ、この二人はこういう感じだったよなぁと。
白崎くんは麻水さんといても映画に夢中になっちゃうし、気になれば麻水さんそっちのけで台本を確認しようとする。
19/24
白崎くんがぐるぐる考えこんでいる時は、話し相手は無言で放置になってしまうんだけれど、麻水さんはちゃんと待っていてくれる。
白崎くんを自由にさせておいて、理解し、見守ってる麻水さんの眼差しが、わたしは好きだったんだなぁ。自分でも初めて気づいた。
20/24
クランクアップの日の麻水さんが、1秒1秒と時間が経っていくことに怯えているようで。残り時間がなくなっていくとともに、自分も消えてしまいそうで。挨拶の時なんか、もう向こう側が透けちゃうんじゃないかと思うぐらいに儚かった。
21/24
一方の白崎くんはどんどん自分の意思を固めてしまって。
白崎くんは、自分の行動を決める基準が「気持ち」ではなく「正しさ」なので、こういうところではとても強い。
22/24
コーヒーを淹れようとする麻水さんと断る白崎くんがあまりに対象的で悲しくなってしまうのだけれど、根本は二人とも同じなんだよね。お互いが大好きで、自分を抑えている。
でも次回が最終回なんだから。きっと最後には分かり合えるよね。信じてるから。(見てるわたしがけっこうボロボロです💦)
23/24
そして、この恋がうまくいくということだけではなくて、三原さんの言っていたような「生きづらい」二人が、理解し合いながら、支え合いながら、穏やかに寄り添っていけたらいいなぁと思うのです。
24/24
(追加1)
両マネージャーさんほんと好き。
あと川田監督の、万感の思いのこもったラスト「オッケーでーす!」はグッと来ました。
その時に周りのスタッフさん方もぐるーっと映って、まさしく「みんなで一つの作品を作り上げ」てる感じが。
#橋本淳 #片山萌美 #今川宇宙
(追加2)
昨日ぐらいにも呟いたんだけれど、#ドラマ25時赤坂で は、物語を楽しむと言うだけではなくて、自分の中の記憶とか感情が湧き上がってきて、とてもしんどい。
しんどいは褒め言葉で💦
こんなに心の底から動かされるというのは滅多にないことで、わたし、凄いドラマに出会っちゃった?
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