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【ドラマ 天狗の台所】season2第7話 意地っ張り ※12/6追記あり
人のこころが動く瞬間を見せてくれるドラマが大好きです。
Xに投稿した感想postを整理して載せていきたいと思います。
もとがXのpostで、短文を連ねる形だったので、noteにしたら読みづらくなっているかもしれません。ごめんなさい。
【#天狗の台所 】season2第7話
— 花 (@freesiaforyou) December 5, 2024
まつりの後の隠遁村。
オンくんは、14歳の隠遁を終えて15歳?次のお誕生日が来ていたら16歳?ぐらいでしょうか。
この年頃ならではのオンくんの美しさと危うさがたくさん詰まった7話でした。
1/22#駒木根葵汰 #越山敬達 #原田泰造
【#天狗の台所 】season2第7話
まつりの後の隠遁村。
オンくんは、14歳の隠遁を終えて15歳?次のお誕生日が来ていたら16歳?ぐらいでしょうか。
この年頃ならではのオンくんの美しさと危うさがたくさん詰まった7話でした。
1/22
一所懸命さ、人との繋がりを求める可愛らしさ、共感する心や優しさ。でも認められたい心や意地に振り回されてみたり。あと、この年頃特有の、謎の万能感。なんなんでしょうね、アレは。
もと若者であったこともある者としては、懐かしく恥ずかしく思い出されます。
2/22
そして、子どもの親となった身としては、かわいく愛おしく思いながらも、ヒヤヒヤが止まらない。こういう言い方されたらクッ○ムカつくわぁ、というところがリアルでぐぬぬ…となりました。
独り立ちでもない、完全に庇護の中でもない、微妙なお年頃ですよね。
3/22
同年代の颯真くんとの関係がとてもいいな。
言われた意味が分からないと、とりあえず復唱してみるところ。マジか、マジで、という口癖。慣れてみるとけっこう人懐こいところ。
「よく分からない子」からだんだん知っていくことで、颯真くんの存在もとても鮮やかになった。
4/22
おにぎりの作り方を教えるオンくんが有意さんそっくりで、ああ有意さんの存在感、とジーンときました。オンくんの中には(意識的か無意識かは分からないけれど)、こうしてだんだんに心通わせた経験が刻まれていて、自分が「する側」になっていくのだなぁと。
5/22
颯真くんがいつまで隠遁村にいられるか分からないというのが、地味にキツいなぁと思います。
それぞれの家庭があり、親は必死に頑張っているのだから、外からヤイヤイ言うのは良くないと(現実世界でも)思うのだけれど。せめて予定は、見通しは教えてあげたい。
6/22
せっかく仲良くなったところで、自分がフッといなくなるかもしれないと思えば、ひとと関わるのが怖くなってしまうよね。
そんな中で、一つのものをポキンと半分こして分け合う二人がとてもいじらしくて、この友情がどんな形であれ続いていってほしいと願わざるを得ません。
7/22
早速にかまどにとりかかる基さん。竹のものさしで夏祭りのチラシの裏紙に設計図を書いているのが基さんマジ基さん🤭
書き終えて満足そうな微笑みも素敵です。基さんは労働を「必要なこと」プラス「よろこび」と捉えていて、それが彼の根底を支えているのだなと。
8/22
油揚げを使ったコロッケのアイディアも素敵だな。
「タネがバラけなくていいなぁ」などと呑気に見ていたのだけれど、颯真くんの為だったのね。颯真くんも一緒に食べることは急に決まったことなのに、即座に思いつく基さんの知識量と気遣いが凄い😳
9/22
たこ焼きとかパンとか、すぐ分かる「小麦粉の料理」だけでなく、つなぎとか衣とか、少量でも小麦が入っているお料理って多いんですね。
それを考えると、小麦を除去した食事のために神経を尖らせ続けたお母さん(と祖父母)の苦労は相当なものだったろうなと。
10/22
颯真くんは、コロッケに限らずフライ・天ぷら全般を食べたことがなかったんでしょうね。
初めてその味を知った喜びと、自分のために知恵と手間を惜しまずに作ってくれた人がいるという温かさは、彼の中にずっと残るんだろうな。
11/22
コロッケを喜んでもらえた時の基さんが、台風前の少し強い風に吹かれて、庭からの光に照らされて、満足感もあって、喜びに輝いてとても素敵。
season2に入ってからの基さんは、とても雰囲気が柔らかくなりました。
12/22
1年前オンくんに会ったばかりの時は、どう接したらいいのか分からない戸惑いや照れ臭さと共に、もしかしたら「ちゃんと預かる」というプレッシャーもあったのかなと。今の柔らかさを見るとそう思います。
だとしたら何といじらしく愛おしいことか。
13/22
かまどを積んでいる基さんの意識が空に集中し、蝉の声が遠ざかる。雲と風に台風を感じる。その横顔がとてもきれいでした。
そして、最近柔らかい印象だった基さんの厳しい口調に、台風が大ごとであることと、自然と共に生きてきた基さんの凄みを感じました。
14/22
台風に対する認識の違いや、オンくんの若者らしい甘さもあるのだけれど、オンくんはオンくんなりに大事にしているものがあるので、兄弟のぶつかり合いは辛い。
パパが来てくれて助かった感じもあるけれど、ぶつかってでも話すべきものが途中で途切れた感じも?
15/22
大事にしてきた畑。それを守るために自分たちで立てた支柱やネットも躊躇なく投げ捨てる基さん。オンくんの腕を掴む強さに、何があっても守るという強い思いを感じました。
部屋に引っ込むオンくんを見送る基さんが儚く美しく悲しくて。守りたかっただけなのに。
16/22
お父さんの眼差しがいつも優しいなぁ。普段何かを強く主張するということはないけれど、家族をつなぐキーになっているのはお父さんなんだな、きっと。
まずは肯定から相手を理解しようとするお父さんの姿勢は見習いたいな。
17/22
お父さんが「意地っ張り」の話をした時の基さんの反応はどういうことだったんだろう。なんかあれは自分の外(お母さんとオンくん)に向かう反応ではない気がして。
駒木根さんは絶対に意味のない表情はしないので(安心安全の #駒木根葵汰 )、基さんが何を考えていたのか気になる。
18/22
基さんにとっても、「意地っ張り」という言葉は何か大事な意味や記憶のある言葉なのかな。来週お母さんが来たら分かるかな。
19/22
停電に慌てるオンくんと、落ち着いている大人二人。そんな自分が気まずくなり、自分にできることをしに行くオンくんはとても成長していると思う。
気まずいオンくんに「手伝って」と声をかけるお父さん。「手伝って」のコミュニケーションは、お父さんから受け継いだのね☺️
20/22
蝋燭に照らされた部屋はとても幻想的でした。(オンくんの部屋で畳に映った光も)
「意地っ張り」同士の食卓は、たぶん顔が見えすぎたら気まずくて、蝋燭ぐらいがちょうど良かったでしょうね。
お父さんのお話を、蝋燭の下でこのタイミングで聞けてよかった。
21/22
色んな家庭があり、色んな人がいてそれぞれ懸命に生きている。それをたくさん学んだオンくん。
二人を寝かせて自分は着替えもせず、不寝番をする基さん。
それぞれの夜に安らぎあれ。
22/22
追記
夏休みいっぱいオンくんが頑張って、それでもチケット代に達しなかったら、ママは足りない分を出してくれるつもりはあると思うよ。オンくんが帰ることを望んでるなら。
意地っ張りだけど🤭
#天狗の台所
#駒木根葵汰 #越山敬達 #原田泰造 #渡辺真起子