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北野哲正著『フリーランスになって、「こんなはずじゃなかった!」と思ったら読む本』は大人の持続可能で幸せなオーナーフリーランスのなり方がわかる本

成島です。@freeowner171

今日は、北野哲正さんの書籍『フリーランスになって、「こんなはずじゃなかった!」と思ったら読む本』を読みました。

実は、ちょこっと企画にも関わらせてもらった本です。

そして、著者の北野さんは僕がメガバンク時代に初めて見たプロモーションをやっていた方でもあります。それから10年以上たって、北野さんが代表を務めるコンラボさんとJVさせてもらえるようになったのは、とても感慨深いです……

で、その北野さんと言えば、知る人ぞ知る「コーチ・コンサル業界」のリーダー的存在。今では大活躍して大物になっているあの人やあの人も北野さんのコンサルを受けていたり、講座の卒業生だったりします。

そして、北野さんが代表を務める会社コンラボのミッションが「新職種を創る会社」なのですが、今回の本のテーマはそのミッション以上に裾野を広げて、多くの人が当事者意識を持てる本になったと思います。

フリーランスに追い風が吹いている

昔からアメリカのようにフリーランスが増えていくと言われていましたが、日本でもどんどんフリーランスは増えています。そして、SNSを初めとするネットで仕事を獲得する環境は、フリーランスにとってどんどん追い風になっているように感じます。

僕も今の状況で大学生だったら、いきなりフリーランスとして活動していたんじゃないでしょうか。

もしくは、いったん新卒で大企業に入りながらも、副業フリーランスとしてサクッと稼いでいたかも。

いずれにしても、個人が稼ぐ環境は10年前とは比べ物にならないくらい充実してきました。

脱フリーランス!オーナーになるための7ステップ

ただし、この本で一番言いたいことはフリーランスになろうってことではありません。

フリーランスで終わっちゃダメ。もったいない。

そうじゃなくて、「オーナーフリーランスになりましょう」というお話です。

北野さんはオーナーフリーランスになるために7つのステップがあると言っています。

詳細は書籍の特典で解説されていますが、ちょっと簡略化して書くとこんな感じ。

ステップ1:
副業フリーランスとしてポジショニングする

ステップ2:
副業フリーランスとして集客する


ステップ3:
本業フリーランスに移行する


ステップ4:
ブランディングして顧客と長期的な関係をつくる


ステップ5:
チームをつくり業務をアウトソーシングする


ステップ6:
スケールアップと収入の多様化を図る


ステップ7:
オーナーフリーランスとして講座ビジネスなどを運営する

さて、今のあなたはステップ何番目でしょうか?

ぜひコメントして教えてください。

オーナーフリーランス3つのタイプ

著者の北野さんはオーナーフリーランスを3つのタイプに分けています。

1:専門家タイプ
2:ハブタイプ
3:コーチ・コンサルタイプ

の3つです。

その中で特にオススメなのは3のコーチ・コンサルタイプ。

僕もこのタイプのオーナーフリーランスを輩出するためのコンサルティングや講座提供が中心です。

あ、でも、専門家タイプは出版社時代にプロデュースさせてもらった著者さんに多かったかな。

あと、ハブタイプは謎に人脈が広いタイプの起業家さんに多かった気がします。いつも誰かを紹介してくれるような人。

ちなみに、この3つを更に統合すると、僕が元いたような出版社や芸能事務所のようなプロデュース会社になっていくと個人的には感じています。

肝は9つのキャッシュポイント

雇われフリーランスからオーナーフリーランスになるための一番大きな壁は「ビジネスモデル」の存在だと思います。

ビジネスモデルとは、どのようにキャッシュを発生させるか、その仕組みのこと。

なので、ビジネスモデルを考えることは、キャッシュポイントを考えることであると、著者の北野さんも書いています。

その点で考えると、雇われフリーランスは

「納品する=報酬をもらう」

という超単純なキャッシュポイントしかなく、その関係性も雇われて給料をもらう形とほとんど変わりません。むしろ、給料をタスクベースに単純化して保証をなくした感じ。

これだけでずっとやっていくのは不安定だし、危険なんです。

なので、いち早くあなただけのキャッシュポイントをつくり、それをどんどん増やしていきましょう。

逆に言えば、ビジネスモデルがないままフリーランスの活動をしていても、そのままでは独立しても会社員と経営者の悪いところ取りの状態を続けることになってしまいます。

若くて体力があり、養う家族はいないうちはそれでもいいかもしれません。

しかし、それでは年齢が経ったあとからどんどんキツい人生になってしまいます。

だからこそ、あなたの人生の中で一番若い今から着手していくべきなんです。

そのためのロードマップがこの本には書かれています。

そして、キャッシュポイントが9種類も書かれています。メジャーなものから意外なものまで。

きっと今のあなたが取り入れていないキャッシュポイントが本に書かれていますので、これを読むだけでも価値があるはずです。

着手できなかったとしても、7つのステップの中で現在地を把握することだけはしてみてください。

そして、次のステップに進むためのアクションプランをつくってみましょう。最初はタスク1つを書き出すだけでもいいと思います。

そんな小さな一歩から自由なオーナーフリーランスへの道は始まるんだと思います。

コーチ・コンサル型オーナーフリーランスになりたい人、求む!

ここまで雇われフリーランスからオーナーフリーランスになる7ステップを書いてきました。

そして、オーナーフリーランスにも3つのタイプがあることを書きました。

この3つのタイプのうち、一番オススメの「コーチ・コンサル型のオーナーフリーランス」に興味を持った人が、この記事を最後まで読んでいたならぜひコメントしてください。

一緒にコーチ・コンサル型のキャッシュポイントとして、講座をつくりましょう。

僕は、これまでたくさんの講座をつくってきました。

なので、講座をつくるための講座みたいなものを検討中です。

ですが、ちょっとユニーク性とオリジナリティを出したいので、どんなところで困っているか、この記事を読んでくれたあなたに聞いてみたいです。

ぜひコメントしてください。

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