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産後は体も心もボロボロだった…フリーランスママな私が経験しているリアル
こんにちは。
間も無く未経験からフリーランスママになって3年目(Webやデザイン関係を細々とやってます)、そして次男がもうすぐ1歳になります、リエです。
今久々に夜中目覚めてしまいどうしても書きたくてnoteを立ち上げました。
まず最初に、私は産後うつ一歩手前(うーん、もうなってたのかもしれない、けど多分食い止めたのだと思う)状態で、今も日々葛藤しています。
フリーランスの仕事も様子を見ながらだけど細々と続けています。
妊娠、出産を経験する(している)全てのママに伝えたいし、特に今増えてきている私と同じようなフリーランスなママに何か伝えられたら・・・と思い、リアルを書いていこうと思いました。
これは、本人だけでなく、むしろパパや周りの人にも正しく知っておいて欲しいと心から切に願います。
産後11ヶ月、とうとう動けなくなった
まず自分の状態を簡潔にお伝えします。
年末年始、ちょうど産後11ヶ月になった時でした。
連休明けということもあったのかもしれませんが、何かがプツンと切れたように私の体は動かなくなりました。
布団から出られない、出ることができても日常生活(普段の家事や長男の送り迎えなど)ですらしんどい、できないとなってしまったのです。
ましてやこんな状態で仕事なんてできません。
メールを返すので必死、もはやSNSなんて開くのが恐怖になってしまい(開いた途端の通知や情報が一気に入ってくるのが怖い)相棒のMacがすごく重たい鉛の塊みたいになってしまいました。
でも、これって何も突然起きたことではなく、実は兆候があったのだと今になっては思います。
①1ヶ月健診でメンタルがズタボロだった(けどそのあと気合いだけで乗り切ってしまった)
②産後半年を過ぎてから、第二波の兆候があった
これだけ自覚していたくせに、実際は何もケアをしてあげていませんでした(本当に反省)。それどころか、仕事やタスクを増やす一方で自分で自分を追い込む構図になっていたかもしれません。
「我が家の緊急事態宣言」(母が命名ww)
とも言える状態だったので、この1ヶ月色々な対策をしたのですが、功を奏しているので実際にやっていることを以下にまとめます。
(1)とにかく睡眠だけは何がなんでも取ろう
「当たり前じゃん」って感じなのですが、産後2ヶ月過ぎてから私はこの感覚ですら麻痺してしまい、仕事をしてしまったりやりたいことをやってしまったりしたのかもしれません。
特に自分の場合もですが、完全母乳育児の人はほんっとに気をつけて欲しいと思います。
長男の時も母乳育児だったのですが、やっぱり授乳って自覚している以上に体力を吸われることなのだと思います。
また、夜間授乳もあるので(今も続いてて2〜3時間おきに起きています)普通の就寝時間では睡眠が十分に取れないと思います。
(いや、授乳してなくても産後のママは体力を回復するためにしっかり睡眠を取ることが本当に基本!)
それなのに私は、産後7ヶ月以降にギアを上げてしまったり、「絶対にやらない」と決めていたはずの「納期がきつい仕事」を受けてしまい自分で自分の首を絞めていました。
日中は子供も寝なくなるし、多少預けてもいたけど、全然仕事が終わらなくて連日夜中の作業を続けてしまっていました。
「睡眠」だけは今日からすぐにできることです。「あ、ちょっと疲れてるな」と思ったら(思わなくても)しっかりたっぷり寝てください。
子供が小さいと確かに十分寝れないかもだけどとにかく早く布団に入る、これだけでも違うはず!
(今は私は基本20時台に子供と寝ています)
(2)どんなに食事を摂っても栄養不足だという事実
もう、これは絶対読んで欲しい本があります!!!
というか今回の異変に気づいて「これはやばい!」と自覚できたのはこの本のおかげかもしれません(母が見つけて貸してくれました、ありがとう!!)。
私には元々「うつ」の因子が実はあります。
色々経験しているから余計にわかるということもあるのですが、この本の理論がもっと一般的になればメンタル不調(軽症・重症問わず)を訴える人がかなり減るのではないかと本気で思いました。
タイトル通り、普通の日本人の食事では「タンパク質」と「鉄分」が明らかに足りていない、ということが主に書かれているのですが(他ビタミン類も)、これ、特に産前産後の女性は本当に必要な栄養素なんです。
私自身の食生活を見返してみると、「バカかよ」って思われるレベルでお恥ずかしいのですがひどいもんでした。
朝夕は家族もいるので一応主婦なりにちゃんと(?)作って食べていました(それでもやっぱり糖質過多でタンパク質不足が顕著)。
でもひどかったのは「お菓子・甘いもの中毒」です。
もう中毒というレベルを超えて、食事になってしまっていたこともありました。
本を読むと「なぜ糖質が断てないのか」「なぜどんどん摂ってしまうのか」がよくわかるのですが、本当に「糖質おばけ」でした。
・・・というか、(1)に関連して言い訳すると眠いけど疲れているけどなんとか仕事しないといけない、お菓子でも食べないとやってらんない→糖質がその場しのぎのガソリンとでも言っていい状態でした。
そしてその負のループから抜けることが困難になりました。
栄養素も不足しているから、元気にならないし食べても回復しない、むしろ脳の働きも低下してパフォーマンスは落ちるし、さらに鬱々とした気持ちになっていきやすい・・・そして糖質をまた摂ってしまう、そんなループです。
「これは本気でやばい」
とこの本ではっきり自覚しました。
そして糖質が断てないのも自分の気持ちが弱いからとかそういうことじゃないってわかって、もうこの本のいう通り全く同じサプリメントを購入(鉄分、ビタミンC・E・B)、プロテインも欠かさず摂って肉+卵を食事で積極的に取る生活に変えました。
めっちゃ糖質オフはしていません(ご飯も少し食べるし、調味料までは変えていない)。
なのに、これはすぐ効果を発揮しました。
今までやめたくてもやめることがきなかった「お菓子」をほとんど口に入れなくてもよくなったのです!!!
これには旦那もびっくり!(買ってきたお菓子が一晩で消えるので、流石にびっくりされていました)
体調も明らかによくなってきたし、体重はそこまで変わらないけどむくみとか体を触った感じ、身体の軽さが変わってきました。
サプリメントは、揃えてもそんなに高くないです。
産前産後の女性は特に知っておいてほしい!(けど全ての人にも知ってほしい)のでしつこいけれどもう一回貼ります。
(3)産後ケアというものの必要性
産後は赤ちゃんよりもママのケアにお金も時間もかけるべき!
と2回の出産と不調を経験して声を大にして言いたいです。
(2回目はわかっていたのに、やっぱり舐めていました、年齢のせいもあるかなと思うけど)
妊娠出産は本当に本当に想像以上の大仕事です。
体にも心にもすごいダメージ、絶対ケアしてあげる必要があります。
ちょうど今月からこちらの「体力メンテナンス協会」http://www.pca-tairyoku.or.jp/ の産後ケアトータルクラスというレッスンを受けています(素晴らしいタイミング!自分に花丸!)。
バランスボールのエクササイズと体と心のケアを学ぶと言った内容なのですが、初回から目から鱗!なことばかり。
先日は「自律神経」について学んだのですが、自分があまりにも乱れすぎな状態が数年続いていたこと(フリーランス+妊娠・出産+子育てで365日休みなし)を自覚、これはおかしくなるわけだよね・・・って痛感しました。
24時間、頭が稼働しっぱなしで「交感神経」「副交感神経」の切り替えができなくなっていたと思います。
自律神経が乱れまくった結果「頭が働かない」「やる気が出ない」「いつも疲れている」そして「何も楽しめない」「自分がダメな存在」とどんどん悪い方向にばかり考える負のスパイラルにこれもはまっていました。
初回のレッスンで教わった、有酸素運動+呼吸法でレッスン翌日からなんだか体調が良い、というか「今眠いな」「疲れているな」という体の感覚を久々に味わうことができたと感じています。
私が今お世話になっている、小野有美子先生のブログです。
先生の「まずママがご機嫌になる」「ママが主役」という言葉とめっちゃ明るく元気で可愛い先生に同じママとしても憧れます❤️
↓↓↓
毎週のレッスンが楽しみ。
こう言った「楽しみ」を見つけること、あと定期的な運動も産後関わらず人生の必要なエッセンスだったなと思います。
忙しい、時間ない、という言い訳ばかりで何もしてこなかった私・・・ww
(4)思考のクセを知って自分と向き合い改善していく
やはり体が資本!、そして心も健康な体から作れられると思います・・・ので外面から整える話をしてきました。
ですが、やはり内面も同じくらい重要だと思います。
まず「産後うつ」は誰にでもなる可能性がある病気です。
(コロナで急増とのニュース・・・悲しいけど本当に自分もその影響を受けているとも思います)
・・・ですが、自分のようにうつの因子を持った人や「完璧主義思考」「頑張り屋さん」と周りに言われるような人は特に気をつけてほしいと思います。
かくいう私も絵に描いたような「完璧主義」「優等生戦略」で生きてきた一人。
この思考のクセを持った人は「育児」で壁にぶち当たることが多いと思います(そうでなくても大変じゃない育児なんてないけれど)。
ダイレクトに自分の心をえぐられるというか、イライラしちゃったり、できてないことにフォーカスして必要以上に自分を責めてしまったり・・・。
こちらもたまたま、素晴らしいタイミング!というか、師匠でカウンセラー・コーチの「井上きき」さんにはずっとお世話になっているのですが・・・
こちらで「セルフコーチング」を学び、半年間自分にどっぷり向き合ってきた最中でした。
ききさんの「エミークコーチング」は一般のコーチングと一味違って「とことん自分の過去に向き合う」そして「思いこみ=思考のくせ」を知って今この段階から変えていく、自分で問題解決をする力を身につけるという素晴らしい手法なのです。
(それが1枚のワークシートできるようになるんですよ!)
私も10人の同期のメンバーと苦しみながらも自分にがっつり向き合い、いっぱい泣いて、膿を出して、そして「思考のくせ」にかなり気づくことができているという段階でした。
私自身の思考のクセは大抵が「私が悪い」「私の存在はいらない」でした。
だから産後うつ気味になってきた時に(というかそれ以前にフリーランスとして仕事を始めてからずっとかも)そういう思考のクセが顕著に出ました。
もちろん、どんどんどんどん自分を責める。
とことん自分を責めて自分で自分をいじめる。
負のスパイラルに自ら持ち込む。
まぁ、こんな感じですよね・・・・。
(私は最近自分の中の「鬼教官」と呼ぶことにしています)
形や思考のクセは人それぞれ違うと思いますが、「自分の思考のクセ」を知っておいてそれを自覚して「思い込みをできるだけ手放す」これだけでもかなり楽になるはず!
産後、子育てするママにも伝えたいし、セルフマネジメントが必要とされるフリーランス、こういった人たちに私も今後は伝えていけたらと思っています。
私も今回、自分の中の鬼教官、発狂していました(^◇^;)
もちろんすぐにいなくなるなんてことはないし、自分の強みでもあるから「共存する」「仲良くする」ということが必要なのかなと思っています。
まとめ:産後うつ・フリーランスうつな人が一人でも減ってほしい
夜中に突然、noteを開いて、気づいたら5000字!
かなり今の思いで書いたので取り止めがなくなってしまいましたが、「産後うつ」はもちろん「フリーランスうつ」みたいなことって結構あるんじゃないかなと思っています。
「心が弱い」なんて言われたらそれまでだけど、誰にだってなる可能性はあるし、武者修行のような「フリーランス」っていう道を選んでる人って基本的に頑張っちゃう人が多いと思うんですよね。
だから同じように悩んでいる人、それからこれからこんな風にどん底まで落ち込んでしまう人が一人でも減りますように・・・・
お恥ずかしながら自分の経験をシェアさせていただきました。
私もまだまだ道半ば。
でもフリーランスママライフをもっともっと楽しみたい、人生楽しみたいって思っています(そう思えるようになった私、えらい!数日前には考えられなかったぞ!)。
だからこそできるセルフメンテナンスをしっかり続けていきたいなと思っています。
まだ病院には行ってないんだけどね、行かなくてもこのケアでよくなるんじゃないかと今回は思っているんです(でも症状が出ていて辛い人は早めに受診をしてほしいです)。
ということでまた経過も書き留めていきますね。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
お仕事でご理解してくださり、温かいお言葉をくださるクライアントさまにも感謝の気持ちを込めて・・・。
そしてこの経験を通して私はもっともっと強く優しく楽しく生きたいと思っています。
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☺︎イズミヤリエ☺︎
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◆日本一やさしいwebの先生(を目指してる)
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