孤島の窓辺から #010「日常にユーモアと明るさを」
ナチスがドイツを率いていた頃。
その権力を陰で支えていたのが、
メディアによるプロパガンダの力だったと言われています。
独裁者を崇拝し、軍国主義を高揚させるテーマのもとで、
大衆の記憶に残り、感情に訴えかけるスローガンを
巧みに使い分けて、人々を高揚させていきました。
本だけでなく、新聞やラジオまでもコントロールし、
学校の授業をはじめ、様々な公共的な場で
そのイメージを広めていったんです。
国民は我らが正義を信じ、それを疑うことも忘れた。
その後、世界がどのような末路