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「もっと契約をカジュアルに感じられるように」 マーケティングマネージャーが描くfreeeサインの未来

※NINJA SIGN by freeeは2022年3月8日をもって「freeeサイン」へと名称変更いたしました。
※2022年8月20日付で、社名をfreeeサイン株式会社に変更いたしました。
※本記事内の情報は2021年10月7日時点のものです。

2021年4月にfreee社にグループジョインしたサイトビジット。私たちが提供する電子契約「NINJA SIGN」も2022年3月に名称を「freeeサイン」と改め、freee社との融合がプロダクト以外のところでも次々と進んでいます。

その大きな1歩のひとつが、freeeサイン事業部のマーケティンググループです。freeeの個人事業主向けのプロダクトにおけるマーケティングを担当する部署で部長を経験してきた鈴木がfreeeサインマーケティンググループのマネージャーへ着任。今まさに、新たなマーケティング戦略が展開されようとしています。

今回の記事ではfreee社でサービス開始直後から上場後のフェーズまで経験した鈴木のキャリアと考え方、また、freeeサインのマーケティング経験を通じて爆速成長中の若手社員もご紹介します。

freee個人事業部 部長からサイトビジット マーケティングマネージャーへ

まずは鈴木のご紹介から。

freee社へ三番目の社員として入社以降、マーケティングを担当することになった鈴木はサービスの爆発的な成長を経験します。クラウド会計ソフト「会計freee」は現在29万事業所を超えるユーザー数まで成長し、その後もfreee人事労務をはじめとした様々なサービスがローンチされていきました。この急激な成長を鈴木はソーシャルメディアの運用からWEB周りの広告施策、オンラインサポートにユーザーイベントなどあらゆるマーケティング施策を実行しながら支えてきました。実行するだけではなく、広告費に対する獲得効率を 200% 以上改善するプロジェクトを実施した経験も。聞いただけで目まぐるしい日々が想像されますが、当時について鈴木はこう振り返ります。

鈴木「毎日が本当に楽しかったですね!仕事ばかりの日々で忙しいのはもちろんでしたが、それ以上に感じることがあって。私はマーケティングを担当していましたが、やるべきことが山のようにあり、自分が行動した分だけ数字が伸びていきました。自分の行動量と成果が比例していく様を直に肌で感じましたね。」

freee社の爆速成長をマーケティングで支えてきた鈴木は今年7月にサイトビジットへグループジョインし、freeeサイン事業部のマーケティンググループマネージャーを担っています。

実感した「お客様起点」の大切さ

ソーシャルメディアの運用からWEB周りの広告施策、オンラインサポートにユーザーイベントまで幅広く手掛けてきた鈴木が、自身の経験から最も大切にしていることを聞いてみました。

鈴木「マーケティングは手法が多岐に渡る分、テクニックや効率が論点になることも多いですよね。しかし、いずれの手法も『お客様起点』で考えることができなければ意味を成さない。私はまず、お客様を想像してサービスを好きになってもらうにはどうしたらよいか?を考えて動いています。」

ー「お客様」と聞くととても広く感じられますが、どう想像すればよいでしょうか?

鈴木「確かにお客様と一言で言うととても広く感じられますが、サービスに興味を持ってくださるお客様はどんなところで情報収集をされ、どんな課題を日頃感じているのかを掘り下げていくと、私たちが届けるべきメッセージが見えてきます。マーケティングは科学的に人を喜ばせることができるんです。」

人を喜ばせる、その原点は?

お客様起点のマーケティングで人を喜ばせる。そう考えるようになった鈴木の原点はどこにあるのでしょうか?気になる学生時代の出来事を聞くことができました。

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原体験となったのは大学生の時のこと。

幼少期から美術や図工が得意で、「何かをつくる」ことが好きだったそう。大学生の時、先輩の卒業を祝うため動画を作ってプレゼントしたところ、思いがけずその先輩は泣いて喜んでくれたと言います。「自分がつくったもので喜んでくれる人がいる、もっともっと喜んでもらいたい!」そう思った経験が鈴木の行動の根っこに存在しているそうです。

人に喜んでもらえた経験を原点に、freee入社後に試行錯誤を繰り返して得た感覚や考え方が今につながっているんですね。

急成長中の電子契約マーケットでの勝ち筋

マーケティングの姿勢、そして原点をこれまで聞いてきましたが、鈴木自身はfreeeサインの今後をどのように捉えているのでしょうか?

鈴木「私たちがサービス提供していく先は『中小企業』の方々です。そこで契約業務を担う方は他部署と兼務されてる方も本当に多くて、法務専任の方はあまりいないんですよね。そうすると中小企業の契約担当者は、兼務で忙しい・法務知識に時間を大きく割けないことが多いです。
そういった利用される方々を具体的にイメージしていくと、もっともっと契約をカジュアルに感じられるようにしていきたいですね。

契約と言うとどうしても難しいイメージを持たれることが多いので、契約をもっと気軽な存在に、初心者でも安心して使ってもらえるようにしたいです。
そして電子契約マーケットには今、様々なサービスが存在しますが、法務を兼任しているような中小企業や初心者にやさしいサービスって少ないんです。使いやすく、わかりやすく、初心者にこそ使ってもらえるよう極めていけば、契約の世界が代わり、より中小企業が強くなるんじゃないかと考えています。」

サービスの成長に合わせてメンバーも爆速成長中

そんな鈴木が率いるfreeeサイン事業部マーケティンググループはサービスの成長に合わせてメンバーも急成長しているはず…!今、同マーケティンググループで働く新卒1年目社員がどのような働き方をしているか聞いてみました。

鈴木「freeeサインのマーケティングはまだまだ初期段階、まずは『知ってもらう』というフェーズです。ですから、まだ手を付けていないやるべきことが本当にたくさんあるんですよね。それらをゼロから考えて裁量を持って取り組んでもらっています。
自分で予算を持ち、自分が動くことで数字が動いていくという責任のある仕事をお任せしています。責任のある、と言うとちょっと身構えてしまうかもしれませんが、得るものがとても大きいです。自分の行動に比例した“成果”の肌ざわりをダイレクトに味わえることは経験として大きいですし、何より仕事を楽しめると思います。」

ー同マーケティンググループでは今年入社した新卒の古橋さんがいますよね!さっそく活躍されてると噂に聞きました。

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鈴木「そうなんです、彼には現在、広告運用を任せています。事業成果の最大化はもちろん、他にもいろんなプロジェクトを担当してもらい、どんどん経験を積んでもらいたいです。わからないことはもちろんサポートしていきます。」

成果を肌でダイレクトに感じながら確実な成長ができる場所、それが今のfreeeサイン事業部マーケティンググループです。freeeの爆速成長を支えた鈴木とともに、マーケメンバーはどのような成長をしているのか?また次の機会にお伝えします。