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「にしき」って書こうとすると「綿」になっちゃう人の話 その壱

i phone 6とサムスンのA7。充電器につないだときに発する「ポゥ」とか「ンボッ」的なあの音の高さ(サムスンの場合の2音目)がほぼ同じ高さであることに気付いてしまったアタシ。

来年のイグノーベル賞受賞に向けて分析に勤しみたいと思います。

嘘です。

ゴメンなさい、ゴメンなさい、もうしません。。。

さて、全国の後藤さんこんにちは!

ふと「後藤さんという苗字の有名人は誰がいたかなぁ、、、?」と気になってゴーゴルはもちろん、憂きペデア、ネトスカペ、仏語読みするとソネ、などに一切頼らず、私、黒川大輔の脳ミソであるところの「黒ペデア」をフル回転させてみたところ、「後藤次利」と「後藤真希」しか出てこなかった。。。(敬称略にて失礼します)

「ほーん、日本における苗字の勢力分布で上位にいる後藤さんも、有名人はあまり居ないのだな。」と思ったのだが、ボクは疑り深いので同じシステムを使って「鈴木さん」でもやってみることに。「鈴木善幸」「鈴木亜美」くらいしか出てこない、、、「田中さん」→「田中角栄(真紀子含む)」「田中邦衛」、、、「佐藤さん」→「佐藤栄作」「さとう珠緒」、、、

どうも2〜3人で枯渇するのが黒ペデアの仕様らしい、、、そして、政治家と渋目のアイドルがちょくちょく出てきてしまう。

黒ペデア、ポンコツ説濃厚。

「後藤さん」のせいでは決してないことを天地神明に誓ってここに宣言するものであります!

「後藤さん」について考察を続けていたら、ローマ字で書いた場合「Gotou」となり、この「u」の字は入れるのか?という疑義がフツフツと湧いてしまった。入れない方が英語っぽくてカッコ良いとして入れない方も多そうだ。例えば「後藤太郎」さんの場合「Goto Tarou」。。。くわっ!ココにも小さい「u」がいるじゃないか!!

「ヘイ!u、取っちゃいなよ!!」天国から声が聞こえる。

「Goto Taro」おおっスッキリ!

直訳すると「太郎へ行こう!」

なんか「太郎」っていう名前の居酒屋が浮かんできたのは、ボクだけじゃないだろう。

「太郎」には行ってないが、静岡には行ってきた。

後藤さんありがとう。Thank you Goto !

そう、Gotoキャンペーンを使って。

流行に超絶敏感なボクは、敏感すぎて処理能力を遥かに超えてしまい追いつかず、なかなか流行の海を泳げずにいる。だからジャケットで指と指が触れ合っている「エット」とかいう宇宙人と少年の友情の物語もまだ観ていない。先日やっと「甲子園」と書いてある三角のヤツを買おうかどうしようか悩み始めた。

そんなボクが流行を享受する順番を変えてタイムリーなコトをするのは、外的圧力に屈したからに他ならない。

外的圧力とはなんぞや!?

それは、、、ズドム!!!

ウチのヒトの圧力。

今回は紅葉を愛でたいという。

「あのね、行くのは構わないんだけど、高い所、熊が出る所、蜂が出る所、ひと気のない所は嫌だよ?」

どこかに行くときにボクは必ずこのお願いをする。

守られたコトは殆どない。。。

ここからは、そのときの個人的阿鼻叫喚の世界を写真を交えながらツラツラと書いていこう。

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ヒトのいない所は嫌だと言いながら、混雑や渋滞も嫌だ。というコトで朝の4時に国分寺の我が家を出発。中央道から圏央道を経由して東名へ。

圏央道って凄いね!以前は確か橋本って所まで下道で行って246号線に乗って、やっと東名だったのに、今回1時間半くらいで沼津を通過。その後もスムーズで休憩を挟んだりしながらも朝の9時には目的地の「寸又峡」に到着。

大人気スポットらしくすでにかなりの車が駐車場に入っていて、おじいちゃん、おばあちゃんが割れんばかりの大声をあげて、両手をブンブン振り回しながら駐車場整理をしていた。昨今のアレのせいで冷え切った地元を活気付けようとする気合に感動した!!!とにかく元気と愛想が素晴らしい!!

いざ往かん寸又峡!

人気スポット、ひと気も充分!おっ!今回はワタシの切なる願いがようやく反映されているのか!!と思わず気を緩めそうになった。。。

「コレを渡る」という。

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「わぁ!眼福かな!綺麗だねぇ!では、戻って蕎麦でも。」と言いたいトコロだが、そんなコトを言おうものなら、この世の終わりのような顔でションボリするのが目に見えている。これをボクは「しょんぼりテロ」と呼んでいる。

朝早いにも関わらず、すでにたくさんのヒトが吊り橋を渡るために並んでいた。早い時間でも1時間待ちだったから昼過ぎには凄い待ち時間であろう。なぜならば、、、

「一度に10人しか渡れないから」。。。

この現代においてそんなに脆弱な作りなのか!!と慄いていたのだが、見ているとキャーキャー言いながらみんな楽しそうに渡っていく。いつも苦労ばかりかけているウチのヒトを楽しませんと、ボクも何か声を出しながら渡ろうかな、と特殊発声のイメージトレーニングをしていたのだが、そんな時「ちょっと!戻ってーっ!今11人渡ってるから!!」と芯の通ったはっきりした女性の声が聞こえた。

ご主人と男の子と三人で来ていた様で、先にご主人が息子さんを連れて渡り始めてしまった模様。で、数えたトコロ11人渡っていた、という事だろう。ビシッとした物言いから、おそらく学生の頃は学級委員や生徒会などで活躍された方であろう。

ご自身はルールをしっかり守り、先発の人が二人ほど対岸についた後にスタート。先に歩を進める家族とは吊り橋半分くらいの開きがあった。

しばらくすると、吊り橋の上で渋滞が発生。

お母さんの足が前に進んでいかない。おそらく恐ろしいのだろう。超近未来の自分を見る様で慄いていた。イメージトレーニングどころの騒ぎではない。

するとその時、お母さんの恐怖で満たされた心の闇を裂く様な金言が!!

「おかぁさーん!!頑張ってぇーーーー!!」

いやぁ、おじちゃん泣きそうになっちゃったよ。。。思わず拍手しようと思ったが、みんながツラれてスタンディングオベーション(いや、みんな立って待ってるから必然的にスタンディングオベーションになるんだけど)が沸き起こって、お母さんに無用なプレッシャーをかけるといけないと思いやめた。

ホッコリして普段の自分を振り返り、これからは早寝早起きを心がけて、1日10回は腕立て伏せをしようと決意して鼻を膨らませていたら、ついに自分たちの順番が、、、

数人前に欧米の方々のグループがいて、なぜ彼らは往々にしてああなのか「HO!HO!」とか言いながら吊り橋の上でジャンプなどしている。「彼らが対岸に着くまで絶対に渡らん!!」と、誰に任命されたわけでもないのに地獄の門番の様に渡り口のところで仁王立ちになった。

が、やはり時は移ろいゆく。彼らもあっさり渡り終えてしまった。

いざ往かん!寸又峡!

いざ往かん!夢の吊り橋!!

一歩を踏み出した。

あれっ?

思ったほど怖くないぞ!?

その謎はすぐに解けた。

高さは10mあるかないかくらい、そして何よりも下が水面なのだ。高いっちゃー高いが、万が一落ちても死ぬコトはないだろう。小学生の時に平泳ぎで都城6位になったワタシなら何とか岸辺に辿り着けるだろう。すぐ近くに中洲的なものもある。

ムクムクとお調子者な性分が顔を出す。

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そして後々「板が割れていたら。。。」とか「ワイヤーが切れていたら。。。」とか、「水面に落下した瞬間に心臓麻痺をおこしていたら。。。」とか想像して眠れぬ夜を過ごすコトになるのである。

性分め!!

そして、そのままスタスタと、そして、そしてなんと!!手すり代わりのワイヤーにも頼らずに「ノーハンド吊り橋」に成功したのである!先日のCNNニュースによるとこの技を達成したのは、日本ではまだ2人だという。

嘘です。

ゴメンなさい。ゴメンなさい。ゴメンなさい。

その弐へつづくノス。


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