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「利他」にもいろいろある

自己犠牲を伴う利他 と 幸せを感じる利他

テレビドラマ「海のはじまり」の再生が増えているらしい。

「海のはじまり」の第9話は、「みんなの為になる」と思ってやっていたことが、実は「自分の苦しみ」にもなっていて、どうしたらよいかに悩む百瀬弥生の葛藤の物語だ。

南雲水季から「夏の恋人」に宛てた手紙を読んで、百瀬弥生は人生で重たい決断をすることになる。その手紙には「誰も傷つけない選択なんてきっとありません。だからといって、自分が犠牲になるのが正解とも限りません。他人に優しくなりすぎず、物わかりのいい人間を演じず、ちょっとずるをしてでも自分で決めてください。どちらを選択しても、それはあなたの幸せのためです。海と夏くんの幸せと同じくらいあなたの幸せを願っています」と書いてあった。彼女はその手紙を読み、「海のお母さんになること」をやめ、夏とも別れることを決断した。

私たちは「利他の行いは良いことだ」と思っています。でも、なかなか実践できなかったりもします。そんな時にこの物語はヒントを与えてくれるかもしれません。自己犠牲と感じてまでやるべきなのか? 幸せを感じる範囲内でやることなのか? この難しいテーマが描かれていたように感じた。皆さんはどう思われますか・・・。


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