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安心感・感覚・感情・社会性を育むFISのミッション【幼少編】

子どもにどんな子に育ってほしいですか?

  • 怖がらずに挑戦できる子になってほしい

  • しっかりと自分の意見をもって考えられる子になってほしい

  • 感情豊かな子になってほしい

  • コミュニケーション力が高い子になってほしい


Free+ International School [FIS] は、千葉県船橋市初のオルタナティブスクールとして、認可外保育園と全日制の小学部を運営しています。


子どもたちの自己実現には、「安心感」「感覚」「感情」「社会性」の4つの要素を育てることが大切です。


FISのカリキュラムは、これらの力を育てるように考えられています。


家族との信頼関係を築き、心身ともに安定した環境で育つことで、子どもたちは自分自身を理解し、自己実現へと進んでいくでしょう。


本記事では、FISのMission Statementに基づき、子どもたちの成長を支える4つの力について詳しくご紹介します。



FISの教育理念とMission Statement


FIS幼少部の教育理念

子どもと家族の信頼関係を通じて、子どもの人間性の基礎を育みます



家族との信頼関係が築けたとき、子どもの安心感・信頼感は深まります。FISとご家庭で一貫した関わりをすることで、子どもの自己実現に向けた基礎力と応用力を育みます。


くわしくは、こちらの記事をご覧ください。


教育理念を実現するためのMission Statementがこちら。

『子ども自身』と『家族』が『価値を高める環境』を提供します。


FISでは、学びの環境を通じて、子どもたちの自己実現に必要なElements(要素)を育み、深めることをお約束しています。これが、FISで提供する[価値を高める環境]です。


4つの力:安心感、感覚、感情、社会性

以下のElements(要素)は、FISの学びの指針であり、これらを深めることで「自己実現」に必要な力を育んでいきます。子どもたちがこれらの要素をどのように育んでいるかを丁寧に観察します。


幼少部の4つのElements(要素)

・安心感:自分自身への理解、身体への理解、周囲との関係性など
・感覚:物事の意味合い、考える力、決断する力、創造性、柔軟性、適応性など
・感情:感情整理、感情表現など
・社会性:コミュニケーション、人間関係、自己管理、自己表現など



子どもたちへの評価(情報を集めること)は、この要素に基づいて行われます。


安心感


安心感とは『自分自身の理解』です。

安心感をもつことは、『自分自身の理解』『身体の理解』につながります。


自分のことが信じられなくては、安心して自分の道を歩いてはいけません。自己実現には、自分自身への理解が不可欠です。身体面の理解も大切です。


FISでは、以下の3つを『器』と呼んでいます。

・身体
・心(感情)
・脳

子どもたちの成長には、『器』である身体・心(感情)・脳を整えることが必要です。


このような理由から、FISでは、「安心感」とは自分自身への理解であると考えています。


マインド面・身体面の両面で、自分自身をしっかり理解することが大切です。


安心感を育むポイントは『生活基盤』

安心感を育てるには、生活基盤を整えることもポイントです。


起きる時間・寝る時間が毎日バラバラでは、自分のコンディションを把握するのは難しいでしょう。


規則正しい生活は、自分自身と向き合い、身体と心(感情)、脳を感じながら自分への理解を深めます。


安心感が育つと、子どもは自分を信じて大きく羽ばたけるのです。逆に、安心感が欠けると、家族から離れられなかったり、殻にこもったりする分離不安が起こりやすくなります。


「自己実現」のためには、安心感はとても大事な要素です。


感覚


感覚とは『感じる力』です。


子どもたちは、物事すべてを感覚でとらえています。

  • 快/不快

  • 視覚・聴覚・触覚・嗅覚・味覚の五感

  • 直感

など


感覚を豊かにすることで、物事をとらえる感度が高まり、思考の領域へとつながるのです。


・物事の意味合いを感じる力
・考える力
・決断する力
・論理的思考力
・柔軟性
・適応性


これらの力とつながるものを『感覚』と呼びます。スクールでの遊びや食事、その他の日常ルーティンの中で、感覚・感性を育んでいきます。


感情


人間は感情の生き物です。物事には常に感情が付きまといます。


  • いまこの瞬間、どんな感情を感じているのか

  • その感情をどのように整理するのか

  • そして、その感情をどのように表現するのか


これらにフォーカスして、子どもたちの感情を観察をします。


“感情”へ関わるときのコツは『味わい尽くす』


子どもたちが普段感じている感情は、往々にして無視されがちです。


例えば、道で転んで泣いたとき、すぐに「大丈夫だよ!」と声をかけていませんか?


【痛い、悲しい】という感情を味わい尽くす前に「大丈夫」と抱っこされる。しかし、転んだ子どもは、今【痛くて悲しい】、だから泣いているのです。


他にも、「あれ買って!」とお店で泣き出したとき。


「いい加減にして!」と怒ったり、泣かれるのが嫌だからと欲しがったものを買ってあげる。公共の場で泣かれては困るからと、あの手この手で泣き止ませようとした経験はありませんか?


”今”湧いている感情を味わうことは、自分自身の感情を理解することに繋がります。

感情への理解が進めば、自ずと感情と向き合うことに繋がり、結果、感情を整理することに繋がります。


子どもたちにとって何よりも大切なことは、”今”湧いている感情を『味わい尽くす』ことなのです。


私たち大人が、子どもたちの感情体験を観察し寄り添うことで、子どもたちの感情は、より広く、深く育まれていきます。


社会性


子どもたちは、社会の中で育ちます。


社会性とは、自分の周りには【社会がある】を体感することです。

・コミュニケーション
・人間関係
・自己管理
・自己表現 など


社会で生きていく上で、自分、および他者との関係性を体感していきます。


そして、社会性と感情は、深いつながりがあります。子どもたちの感情が動くときは、

・子どもが自分自身と対話をしているとき
・社会(他者)との関係性で何かが起きたとき

などです。


社会との関係性を考えると、以下のような例も社会性に含まれます。

・公園はみんなの場所である
・電車に乗るときは騒がない
・図書館では騒がない
・スーパーでは商品を触ってはいけない


そんなときは、
「ここはどこかな?」
「ここはどんな場所かな?」
「何をする場所かな?」


など、子どもたちに問いかけます。目的と場所を確認しながら関わることで、社会性を育んでいきます。


まとめ:子供が成長するために必要な環境とは?


FISのミッションは
「『子ども自身』と『家族』が『価値を高める環境』を提供します。」
です。


FISでは、4つのElements(要素)が自己実現に必要な力だと考えています。


4つのElements(要素)は、以下の通りです。

・安心感
・感覚
・感情
・社会性


この中でも『安心感』は、自己実現の土台となる特に大事な要素です。


これら4つの要素は複雑に絡み合って、人間性の基礎をつくっていきます。人間性の基礎をしっかりと築くことで、子どもたちは自己実現へと向かっていけるのです。


最後に

FISでは、リアルスクール、オンラインスクール、大人向けの子育て講座など、幅広く展開しています。
外部の方向けには、無料の子育てセミナーも開催中です。


  • 子どものグズリがなくなる生活ルーティンのお話

  • AI時代に対応していく教育のお話

  • 海外と日本の教育の違いについて


など、教育や子育てに関する多彩なTipsをお伝えしています。
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