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【実体験】初めましての方との食事を通して漫画の持つコンテンツ力を痛感した話

(このnoteは2分で読めます。約1,600文字)
『漫画ってほんとすごいなぁ。』と思った時の話です。先日、とある会で知り合った方とお食事に行きました。お相手は私よりも一回り年上の同性の方でした。

対面でお会いするのは2回目でしたが、1回目は名刺交換をして数分話したのみだったので、ほとんど初対面の状態でした。皆さんはこういったシチュエーションではどのような話をしますか?

このnoteでは、初めましての方とのお食事した時に漫画の持つコンテンツ力を痛感した出来事について書きます。結論を先に書きます。結論は、『皆さん、漫画を読みましょう。』ということです。

✅1、深い話をしたいけど、イキナリは無理

相手のことをまだよく知らない状態で、初めてちゃんと話をするような食事会では、どんな話題から話していくのかとても迷います。『最近の暑い日のことなど、天気に関する話題から始めて、、、』のように、いかに自然に話を進めていくのか頭の中で予習し始めてしまいます。

2、3時間ほどしかない短い時間の中で、その人が思い描くキャリアや仕事観、また、私自身が抱える悩みの相談をしていくのは至難の技です。そもそも、その時間内に話をしきれるかという問題もありますし、キャリアや仕事感などはある程度、相手との関係性が築けてから本音で話すことができる類のものです。

心理的安全性をその場で構築する必要がありますが、これもまた難しい問題です。


✅2、読んだことがある漫画が共通していることで生まれる共感

本当にたまたまですが、お相手の方が読んでいた漫画の多くは私も読んだことがありました。『〇〇は読んだことある?』に対し、『はい、あります!✖︎✖︎のシーンが本当にステキですよね!』と答えると、2人の間でバチッとハマるものがありました。

同じ漫画を読むことで共通の経験をするわけです。同じような境遇で育った人同士の絆は強いように、同じ漫画を読んだことがある人同士の絆は強いものです。

どういった漫画を読んでいるかが分かると、その方の嗜好はなんとなく分かるものです。また、漫画のどのシーンにグッときたのかを聞くことによってその方の価値観がなんとなく分かるものです。

好きな漫画や好きな漫画の場面を共有することができれば、相手との関係性は一気に構築することができます。


✅3、漫画の持つコンテンツ力

このnote記事でお伝えしたいことは、『初対面の方と漫画の話をしろ』と言うことではありません。そうではなく、漫画の持つコンテンツ力です。好きな漫画や好きな漫画のシーンを共有することができれば、一瞬で相手との関係性を築くことができるのです。

また、『こういったことで、最近悩んでるんですよね。』と相談すると、『○○という漫画読んでみるといいよ。』と返答をもらった場面がありました。これだけで会話が完結できるのはすごいと思いませんか?その漫画に含まれる意味合いがとても大きく、その場で問題が解決しなくとも漫画の持つコンテンツ力で問題が解決されるのです。

一からその問題を聞き、事細かに改善策を話合わなくても、『○○という漫画読んでみるといいよ。』で会話が成り立つのです。これは、その漫画が持つコンテンツ力そのものです。不思議なもので、『○○という小説読んでみるといいよ。』と言われてもなんとなくしっくりこない気がします。これは、漫画という日本独特の文化に対する親和性の高さゆえなのかもしれません。


✅4、まとめ

無理に漫画を読む必要はありませんが、代表的な漫画は読んでおいて損はないと思います。漫画それ自体を楽しめることはもちろん、相手との関係性を構築する上で一役買ってくれるかもしれませんし、何より、漫画の持つコンテンツ力を利用することによって相手との会話をスムーズにできる可能性があります。

漫画は日本の代表的な文化ですが、もしかしたら、漫画の持つコンテンツ力が代表的な文化たらしめているのかもしれません。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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