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『質問ある人?』に一番初めに手を挙げるメリットは計り知れない。

(このnoteは4分で読めます。約3,200文字)
6月28日開催の「第1回20代を応援する会」に参加してきました。Instagramの広告でたまたま流れてきて応募しました。トークセッションのゲストはSHOWROOMの前田社長でした。前田社長の『人生の勝算』『メモの魔力』はどちらも読んでいたのでとてもトークセッションがとても楽しみでした。

講演会やトークセッションには、最後に質問コーナーがつきものです。ちょうど聞いてみたいことがあったので質問してみました。皆さんは質問したいことがあったとき、一番初めに手を挙げて質問しますか?それとも、手を挙げやすくなった最後の方で質問しますか?

私は一番初めに手を挙げることをおススメします。

このnoteでは、『質問ある人?』に一番初めに手を挙げるメリットについて書きます。※トークセッションの内容や質問の内容について書いているnote記事ではありませんので、悪しからず。

✅1、あなたは最初に質問しますか?

講演会やトークセッションなどで、講師やゲストが話し終えると質問コーナーに移ることが多いと思います。著名人が講師やゲストの場合、直接考えを聞くことができる絶好の機会です。

聞きたいことがある場合は、勇気を出して質問したいものです。しかし、一番初めに手を挙げるのはとても勇気がいります。『できれば、何人か質問した後、手を挙げやすい環境になったら質問したいな。』と思う方も多いのではないでしょうか。

本日私が参加したトークセッションのゲストはSHOWROOMの前田社長でした。ぜひとも前田社長の考えを聞いてみたいと思いました。結果としては、一番初めに手を挙げて質問をすることができました。『質問ある人?』に一番初めに手を挙げるメリットは計り知れないということを学びました。なんと5つもメリットがあるのです。次項以降でそれぞれ説明していきます。

  • メリット①:絶対に質問できる

  • メリット②:質問の回答に時間をかけてもらえる

  • メリット③:他の参加者に自分を覚えてもらえる

  • メリット④:質問を最初に終えているのでそのあとの質問をストレスなく聞くことができる

  • メリット⑤:『初頭効果』でゲストに覚えてもらえる可能性が高まる


✅2、メリット①:絶対に質問できる

1つ目のメリットは、『質問ある人?』に一番初めに手を挙げると絶対に当ててもらえることです。例外ももちろんあるでしょうが、一番初めに手を挙げると十中八九、『じゃあ、一番初めに手を挙げた君!』と言ってもらえます。

これは、質問者を選ぶ側の立場を考えると分かりやすいです。人は動いているものを無意識に視線で追ってしまいます。いきなり視界に小さな虫が入りこんできたときのことを思い出してみてください。どれだけ集中していても虫を視線で追ってしまうのではないでしょうか。

講演やトークセッションの場でも同じです。参加者は質問コーナーになるまでほとんど動きません。『質問ある人?』に対して一番初めに手を挙げた人を質問者を選ぶ側は当然視線で追ってしまうのです。そして、一番初めに手を挙げた人が質問権を獲得します。

つまり、『質問ある人?』に一番初めに手を挙げると絶対に当ててもらえるのです。


✅3、メリット②:質問の回答に時間をかけてもらえる

2つ目のメリットは、『質問ある人?』に一番初めに手を挙げると質問の回答に時間をかけてもらえるということです。2つ目のメリットは、一番初めに手を挙げて当てられた場合を想定しています。

質問コーナーの終盤に差し掛かると、『あと質問できるのは2人だけです。』という司会の方からの発言を聞いたことがある方は多いかと思います。

当然、質問時間には限りがあります。進行側はできるだけ多くの方の質問を取り上げようとします。手を挙げた人が質問をすることができ、その質問にゲストが答えてくれると、質問者の満足度が上がるからです。それゆえに、短い時間で多くの方の質問をさばきたいという圧力が生まれますが、ゲストは一人に何分かけてよいか正確に計ってはいません。

そのため、終盤に『あと質問できるのは2人だけです。』と司会の方が圧をかけるわけです。しかし、その圧力が最も弱まる時間があります。それが一番初めに質問するときです。この時司会の方は、一人の回答にどれぐらいゲストが時間をかけるのかわからないため、様子見をしてくれることが多いです。

そして、ゲスト側にも時間的な圧力がかからないため、一番初めに質問した方へ与えられる質問時間は最も長くなるわけです。


✅4、メリット③:他の参加者に自分を覚えてもらえる

講演会などではなく、小規模なトークセッションでは、講演会やトークセッション後に参加者同士の懇親会があることが多いのではないでしょうか。

最初に手を挙げ、最初に質問できた人は、他の参加者に名前を認識してもらえます。これが3つ目のメリットです。実際、『あ、最初に質問されていた方ですよね?』と声を掛けられることが多かったです。

知らない方と話すときにとっかかりがあるのは非常に重要です。『あ、最初に質問されていた方ですよね?』と声をかけられてたら、『そうなんですよ。勢いよく手を挙げちゃって当ててもらえたんですが、緊張して手が震えてました。』と知らない方とでもスムーズに話を始めることができます。

また、『私も質問したいな。』と思っていても、緊張して手を挙げられなかった人にとって一番初めに手を挙げた人は強く印象に残ります。

最初に手を挙げると他の参加者に覚えてもらえるのです。


✅5、メリット④:質問を最初に終えているのでそのあとの質問をストレスなく聞くことができる

4つ目のメリットは、質問を最初に終えているのでそのあとの質問をストレスなく聞くことができることです。

質問をしたことがある方であればイメージしやすいと思うのですが、質問を抱えていると、質問を終えるまで緊張してしまうものです。ましてや講師やゲストが著名人の場合は、より一層緊張するでしょう。

そのため、自分の質問が終わらない限りはその緊張から解放されません。あなたが4人目の質問者だった場合、1人目~3人目の質問者が質問している間は『なんと質問したら伝わるかな?』『こんなこと聞いても大丈夫かな?』という不安が頭の中を駆け巡るはずです。1人目~3人目の方の質問はあまり覚えていないかもしれません。

また、『当てられたい』と思っているとき、前の質問者に対してゲストの回答が終わったらすぐに手を挙げたいと思うため、構えているはずです。その意味でも、自分の質問が消化されない限りストレスがかかります。

それに対して、一番初めに手を挙げ、一番初めに回答されるとそのあとの質問をストレスフリーで聞くことができます。なんせ、自分の質問は既に消化しているので。


✅6、メリット⑤:『初頭効果』でゲストに覚えてもらえる可能性が高まる

5つ目のメリットは、ゲストに自分を覚えてもらえる可能性が高まることです。『初頭効果』をご存じでしょうか。『初頭効果』は、最初に与えられた情報が後の情報に影響を及ぼす現象を指します。

最初に手を挙げて質問した人の印象が残りやすいということです。講師やゲストの方に自分を覚えてもらえる可能性が高まります。その方と関係を継続したいと考えるのであれば、『初頭効果』を利用しない手はありません。


✅7、まとめ

私が実体験として学んだ『質問ある人?』に一番初めに手を挙げるメリットについて書きました。

  • メリット①:絶対に質問できる

  • メリット②:質問の回答に時間をかけてもらえる

  • メリット③:他の参加者に自分を覚えてもらえる

  • メリット④:質問を最初に終えているのでそのあとの質問をストレスなく聞くことができる

  • メリット⑤:『初頭効果』でゲストに覚えてもらえる可能性が高まる

皆さんも機会があれば戦略的に一番初めに手を挙げてみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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