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財務3表一体理解法・図解分析法・実践活用法

こんにちは、今日も元気に本を紹介したいと思います!

今回のオススメ本は、こちら:

『財務3表一体理解法』
『財務3表図解分析法』
『財務3表実践活用法』
國貞克則著
朝日新聞出版

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國貞先生といえば、『財務3表一体理解法』という勉強法を編み出したパイオニア。この方法では、簿記や仕訳などの細かい説明はせず、会計の全体像を把握すべく、BS・PL・CSがどのようにつながっているのかを理解することに重点を置いています。木ではなく森にフォーカスするため、より網羅的な学習が可能となります。

國貞先生は、ご本人曰く、会計のプロではなく、元々はエンジニア。そのため、会計の勉強には相当苦労されたそうです。だからこそ、「理解できない人の気持ちがわかる」というか、エッセンスを伝えるのが上手!というのが、読書後の感想です。僕は、2011年に起きたO社粉飾決算についてこれほどわかりやすく説明した本はないと思っています(『財務3表実践活用法』143ページ)。

「今は理解できなくても、このまま読み進めれば嫌でも理解できるので大丈夫です」と言われると希望が湧くし、実際に理解できてしまうのがすごいところ。また、「私たちは会計のプロではないので、全体の流れを理解すればいいんですよ」とサラッと言ってしまう辺りに筆者の余裕を感じます。

会計についてゼロから学びたい方から、会計知識をブラッシュアップしたい方まで、誰もが満足できる充実した内容です。

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