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【衝撃】フランス語の名詞を見分ける法則性を話す:フランス語の男性名詞と女性名詞がわからないと学習が詰む


Salut les gars! C’est Uma. 


今回は「フランス語の男性名詞と女性名詞が分からないと
学習が詰むかもしれない」とちょっと衝撃的な話をしていきます。


と言うか、フランス語を知らない人はタイトルを読んでも「名詞に性別があるって一体どういうこと」って驚かされますよね。フランス語の名詞は全て男性と女性という2つのカテゴリーに分けられ、これは僕達がフランス語を勉強していく限りずっと付きまとう問題です。実はこの問題を最初に放っておくと後々大問題になるのです!

こちらはYouTubeでもアップしています。
動画で視聴したい方はこちら↓↓↓



名詞の区別は法則を知ろう


突然ですが皆さん、フランス語を勉強していて名詞の性別:男性名詞と女性名詞の区別が1発で出来たらいいなと思ったことはありませんか?
「でも、どうやって名詞の性別なんて覚えればいいの?」
「そもそも、日本語にはそんな概念ないから・・」そんな声が画面越しに僕にも伝わってきます。僕も実はフランス語の勉強をしていた時同じような悩みを抱えていました!
始めた頃は隠れた法則・規則性を知らなかったので、ただ闇雲に単語を覚えてばかりいて、かなり時間を浪費してしまいました。当時誰も効率的に覚えられることを教えてくれませんでした。振り返ってよくあれで勉強を離脱しなかったと思います。僕もフランスで色々な人にフランス語をアドバイスする機会がこれまでに何度もあったのですが、今日話すことを伝えると皆さんも名詞の性別分けがどんどん進み、自然に出来るようになってきます。

僕が今日話す内容はフランス語学習、開始2年目に知ったので、そこから効率よく倍速でフランス語を学べました。
皆さんも名詞の区別が出来ないと、もしこの先たとえ文法や単語を覚えてフランス語で話せるようになっても、名詞の性を間違っているあまり、フランス人にスムーズに意味が伝わらず、会話をする上でストレスを感じますし、フランス語には性の違いで意味が変わる名詞もあるので、間違って伝わって大問題になる可能性もあります!

性の一致


少し長くなるのですが、ここをいち早く突破しなければ後々のフランス語学習が詰んで、ゆくゆくは諦めてしまうかもしれないのです!なぜなら名詞につく冠詞や形容詞さらに前置詞までも名詞の性別に引っ張られるからです。そう、引っ張られる?!?
つまり、その名詞が男性か女性かによって冠詞も形容詞もさらには前置詞までも形が変化するんです。ちなみに、このことを文法用語では、
「性の一致」といいます。

例えば
le petit garçon ‘the small boy’ 小さい男の子
la petite fille ‘the small girl’ 小さい女の子 のようになりますね。

これ、英語は the と small ともに全く同じことばですが、フランス語となると名詞の性別を知らなければ冠詞も形容詞も変化させられませんよね!

さらに前述した通り厄介なのはこの性の違いは前置詞をも変えるんです。
Je vais au Japon. I go to Japan. 私は日本に行きます。
Je vais en France. I go to France 私はフランスに行きます。 

これは日本という名詞が男性でフランスは女性だからこのように変化しているのです。

まさに英語のように名詞に性別がない言語と違い、フランス語学習ではこの名詞の性の習得は初級にやってくる最大のボトルネックと言っても過言ではありません。かつ、中級・上級レベルになっても曖昧なままだと、間違えるたびに「ああ、またやっちゃった」とガッカリさせられてしまいます。最初は僕もその1人になってしまっていました。実際は、初級のときに「性別を間違った形で言ったとしても、会話は成り立つし相手には通じるから良い」とあぐらをかいていたら、将来後悔することになるかもしれません。どうぞこれから最後まで動画を視聴して、全体像だけでも掴んでください。

Allons-y !

どうやって学習すれば良い?


要するに、今日紹介することをただ単に覚えておくだけで、フランス語が効率的に学習出来るようになり、中級•上級の方でもなんとなく気づいてはいたが、ここまで隠れた規則性があるとわかれば更にレベルが爆上がりすることでしょう!

実は殆どのフランス語の名詞は性と単語の意味は関係ありません。男性/女性といっても、それは文法的な約束事でしかなく、性別とは別に考えて問題ありません。

何事もまずは基礎から学ぶことが肝心です。今回はこのフランス語の男性名詞・女性名詞を一発で、一撃で区別出来る方法を皆さんにお伝えします。この方法をマスター出来れば、これから新たに出会う名詞が男性名詞か女性名詞か一発でわかります。一撃で当てられちゃいます!


もしあなたが効率よく名詞の男性形、女性形を学びたい、そう考えているのであれば、ぜひ最後まで見ていってください。
この動画はフランス語の上達に必ず役に立つでしょう。"あと今回紹介するトピック以外にもこれからも有益な情報を配信していくので、そういった動画をこれからも見逃したくない人は今すぐチャンネル登録お願いします。LINEの登録をしもらえれば今日この動画で使ったスライドもお渡しします!それでは行きましょう!!

法則を知ろう!


さあ、皆さんここからが本題です。一撃でフランス語の名詞の性別を覚えたいならまずは、名詞の最後のアルファベットに注目しください。


この法則を簡単にまとめると、まずは単語の最後のアルファベット、つまり語尾をチェックする。そして、語尾からさかのぼって4つ前後のスペルのパターンを覚えておくと、自然にほとんどの名詞の性別を予測できるということです。

まずは大前提を覚えよう! 

                            
例えば一番わかりやすいのは、un Japonais(日本人男性)/ une Japonaise(日本人女性)や un Français a French (man)(フランス人男性)/ une Française a French (woman)(フランス人女性)のようにそもそも名詞自体に性別があるもので、ここでは軽く触れるだけにしておきます。これは他の国でも基本的にun Anglais(イギリス人男性)/ une Anglaise(イギリス人女性)、un Italien(イタリア人男性)/ une Italienne (イタリア人女性)となるのですが、どのペアも男性の方は子音で終わっていて、女性の方は母音で終わっているので区別が付きやすいと思います。

次に、人間じゃなくても、動物にも性別があるんじゃないかと思った方は言語のセンスがありますよ!

つまり、日本語では「ニワトリ」と言わずに、性別を明示する形で雄のニワトリ/雌のニワトリや雄鶏(おんどり)/雌鶏(めんどり)と言うこともできますよね。これがフランス語では名詞が男性名詞と女性名詞に分かれているため、le coq「雄鶏」 と la poule「雌鶏」 のどちらかを毎回選ばざるをえないんです。これは英語の場合でも the cock と the hen というようにフランス語と同じく、オスとメスを異なった名詞で表します。

ここまで見て「もうそんなことは知ってるよ!」とか「そんなのは当たり前じゃないか!」と思ったそこのあなた!油断は禁物です。難しいのはここからですよ・・・
大前提としてeで終わる名詞は女性形が多いのです。その割合はおおよそ70%と言われています。
例えば
la lettre - the letter - 手紙
la valise - the suit case - スーツケース・
la fraise - the strawberry - いちご

そして子音で終わる名詞の殆どが男性名詞と言われています。その割合は約95%と言われています。
le croissant- the croissant - クロワッサン
le chat - the cat - 猫
le gars - the guy - 若者
ここまでが大前提です。とはいえ、フランス語には母音で終わる男性名詞も多いです。

本題確認


もう一度本題を言います。一撃でフランス語の名詞の性別を覚えたいなら、まず名詞の最後のアルファベットを見て、最後から4つほどのスペルを見ながら男性か女性のどちらのタイプに当てはまるかをチェックするのです!それではいきますよ!

男性名詞

男性名詞の中で覚えておくべき語尾を紹介します。
今回は語尾を覚える為なので、例で紹介するの単語は一つだけにしておきますが、
-isme(イスム)からは l’optimisme から連想できるように、
le pessimisme,
le pragmatisme など思い浮かびますね。
そして-euse なら
la blogueuse 'blogger  (woman)' (女性)ブロガー
la chanteuse 'singer (woman)' (女性)シンガー
la YouTubeuse ‘the YouTuber(woman)’(女性)ユーチューバー
という具合です。

今回男性形は三つのカテゴリーに分けました。
1つ目は子音で終わる
2つ目は母音で終わる
3つ目は外来語由来です。


いかがですか?とはいえ、例外があるのが人間の話す言語というものです。それは逆にいうと、法則からはみ出す少数派の単語を意識してしっかり覚えておくことで、法則の習得と合わさってほぼ全部網羅できてしまうというわけなんです❗これらの例外を纏めたエクセルファイルをLINEに登録してくれた人限定でお渡しします。

例外の単語リスト、男性っぽくても実は女性の名詞


la nage と la rage は残りの4単語に比べると、日常会話でよく出てくる言葉ではありません。さらにいうと、例外の中には日常生活では全くと言って良いほど使われない、専門用語や学術用語も入ってきます。それらは、大多数の皆さんには恐らく必要のないものなので、例外といっても初級レベルから知っておいた方がいいものに限定して学んでいってもらうのが最善だと思うので、今回は省いておきましょう。それでは次は女性名詞です。

こちらも3つのカテゴリーに分けました。
1.-eで終わる形
2,-ionで終わる形
3,-té。

女性名詞


と言うように、女性形は圧倒的に-eで終わる単語が多いんです!最初からぜんぶ覚えるのはハードルが高いと感じるかもしれませんが、まずこの各タイプの語尾を持つ言葉を一つずつ覚えていきましょう!そうすることで、同じタイプの名詞を見かけた際にはその名詞がどちらの性なのか簡単に予測がつきます!
また、女性名詞の方にも勿論例外はあります。こちらも初中級では必要のない単語が多いので、いくつかの紹介で留めておきます。

女性っぽくても実は男性の名詞

語尾が -cte の例外

語尾が -ste の例外

語尾が -ice の例外


上級者向け


上級者向けにはこのような単語もあります。


例外は法則性から外れるのでこのように一つ一つ覚えていく必要がありますね。
頑張りましょう。

ここで一点注意


ace エース, byte バイト, jute ジュート などの英語からの外来語は、そもそも英語だけでなくどんな外国語からでもフランス語に入ってくると男性名詞として扱われるので、ここでの例外のリストからは外してあります。あと3つの例外のパターンを今から見ていきますが、同じ方針で例を挙げていきます。

なお語尾が女性形だが、男性形になる例外一覧

《-ée》



《-é》


《-té》



(上級者向け:le comté [意味は「伯爵領」と「コンテ(チーズ)」の2つがあるので注意])
 

ここまで見てきた名詞の性の区別に関して、さらに面白いことがあります。それは、綴りが同じでも男性名詞と女性名詞で意味が違うペアがあるんです❗

男性名詞と女性名詞で意味が違うペア



こちらももっと詳しく知りたい方は綴りが同じでも男性名詞と女性名詞で意味が異なる名詞を纏めましたので、LINEでお渡しします!

次に、同じ綴りの単語でも意味が変わらず、男性名詞としても女性名詞としても使うことができる名詞もあります。ここにももちろん隠れた法則はありまして、一つの単語を除いて全て -e で終わっています。

同じ綴りの単語でも意味が変わらず、男性名詞としても女性名詞としても使うことができる名詞



勿論これ以外にもありますので、気になった方は教えてください!

これらの単語は見てのとおり、性別を持った人間として男性か女性かが冠詞を変えるだけで変わるということなのです。つまり、 le pianiste だと「男性のピアニスト」、la pianiste だと「女性のピアニスト」という具合です。さらには、この仲間に国の人を表す -e で終わる単語を加えることができます。Suisse は「スイス人」なのですが、フランス語では冠詞の選択により le Suisse「スイス人男性」 か la Suisse「スイス人女性」 と区別しなければなりません。これと同じように振る舞う名詞は次のようなもので、全て -e で終わる単語という点では先ほどの名詞グループと共通しています。

国名で男性女性どちらでも使える名詞


これは実際、先に説明した冠詞が変わると意味が変わってしまう男性・女性名詞のペアとは違うタイプなのですが、互いに関連付けて覚えておくといいでしょう。

綴りは違うものの、発音が同じ男性名詞と女性名詞のペア


最後に綴りは違うものの、発音が同じ男性名詞と女性名詞のペアも存在します。

これらの名詞はすべて、コミュニケーションの際に男性か女性かを誤って使うことで誤解される単語のペアとして覚えておきましょう!逆にいうと、残りは全て規則通りということなんです!

まとめ


いかがだったでしょうか?例外が多く、一度では覚えきれないとは思いますが、何度もこの動画を視聴したり、ライン登録すると今日説明に使ったスライドがゲット出来ますので、ぜひ学習に役立てて見てください!冒頭にお伝えしたように、人間も含め性別を持つ生き物を除くと、名詞の性と単語の意味とには、何ら関係はありません。男性/女性といっても、それは文法的な約束事で、一般的に言う性別とは別なものと考えて問題ありません。だからこそ、このようにしっかり規則的に覚えることが肝心なのです。実際、男性/女性と別れているからなんかジェンダーボーダーな感じもしますが、いっそのこと、第一群名詞、第二群名詞みたいに考えた方が良いかもしれませんよね。皆さんはどう思いますか?

皆さん最後までご視聴いただきありがとうございます。外国語学習は根気が必要ですし、時間がかかります。それは僕自身が一番わかっていますし、僕は色んな失敗をして、回り道も沢山してきました。そんな僕だからこそ皆さんには、僕みたいにこの法則を知らずに数年も勉強するなんてことをしてほしくはありません!もちろん外国語学習に小さな失敗は付き物ですが、その度に挫けないよう基本をしっかり身につけましょう!
例えばフランス人に米たきを教えるとします。そしたら彼が「焦がしちゃった、出来ない」「出来なかったから、諦める」と言ったらどうしますか?
きっと皆さんは「もう一回炊いてみて!」「水をもう少し入れてみて」とか、もっと詳しくアドバイスする人なら「米と水を1:1で炊いてみて」と言いますよね?

それと全く同じです!出来なかったら「もう一度やってみて」ください!「疑問に思ったらもう一度この動画を見返してみて!」ください!

僕がフランス語初級者の頃に知っていたら、学習スピードを爆上げ出来たであろう情報をこちらのチャンネルでどんどん発信していきますので、ぜひチャンネル登録と今日学習した男性名詞女性名詞の早見分け表が欲しい方はLINEで配布いたしますので、ぜひそちらの登録もお願いします。

本日の動画を簡単に纏めます。フランス語の名詞の性別を見分けるには、最後のアルファベットもしくはそこから遡った4つほどのスペルを見て判断する。これを曖昧なままにしておくと、冠詞も形容詞も特定の文での前置詞も一体どちらを選んだら、いいのか分からなくなってしまうので、可能な限り学習の初期段階で押さえておくのが最善の方法なのです。


というわけで、最後まで見てくれてありがとうございました。
もしこの動画が少しでもためになったと思ってくれた方はいいねやコメントをお願いします。
それでは次回の動画でお会いしましょう!

A bientôt !!!
Uma


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