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何をやっても上手くいかない時に、休める人が本当に優れた人。

今回は、本題は後半部分になります。
割と勢いで書いているので、ご了承ください。

1.隣の芝生の色は、現在観ている人間の数だけ在る

2.なかなか逃れられない「争いグセ」

3.勝敗の蠱惑と悦楽性

4.楽しく遊ばなきゃそれは娯楽ではない

5.もっと日本人は遊び上手になるべき、時間は限られている

6.身体が資本は、死語ですか?

おわりに

1.隣の芝生の色は、現在観ている人間の数だけ在る

私は有能という言葉は、嫌いです。無能なんて言葉は、最悪と言っても過言ではないでしょう。
有能・無能という言葉を使う人は、やたらめったら人に優劣をつけたがります。ひたすら人の上に立とうとして、自分より上とみなした人の足を引っ張ります。

コンプレックスをバネにしてうんたらかんたら美談を語るより、未だにコンプレックスを抱えているのなら直すべきだし、コンプレックスを利用したことは、特段褒められたことでもなんでもありません。

2.なかなか逃れられない「争いグセ」

この争いの種は、日常に散りばめられています。何につけても、勝ち負けを決めたがる人は、はっきり言って、異常です。勝つには勝つ理由があり、負けるには負ける理由があり、それは非常に流動的で、人智を超えた範疇の話でもあります。
その場で勝った・負けたで手離しで喜んだり、怒りや悲しみに呑まれているようでは、長期的視座では幸せになれません。

理想をいえば、勝ったとか負けたとかは、たまたまそのような巡り合わせになった、今回は勝たせていただいて有難う、今回負けたことによって自分の問題が見えてきました有難う、と、勝ち負けを淡々と現象として、結果を現象として観ること。
何かの間違いがあれば、全く結果は変わっていたかもしれないだろうと、外側から観察する力が必要となります。

3.勝敗の蠱惑と悦楽性

ですが、「言うは易く行うは難し」、です。ある意味、これが出来ないからほとんどの人は、感情的な判断がやめられないし、無駄に競争に甘んじてしまいます。でも、勝ち負けが決まるゲームとか、面白いんですよね。私だって、勝敗が決まるゲームはやります。

どうしても、仕事においても、遊びにおいても、他人と比較して上に上がりたがろうとする癖は、いわば、マウント(この言葉も私は好きではないです)をとってしまうのは、とてつもなく多数派です。
人間には、争いをして勝ちたがるという野蛮性が、根幹に備わっています。ですが、これにより人を大きく傷つける結果となることが、あります。最も惨たらしいものは、戦争や暴力です。

そのような戦禍を避ける為に生まれたのが、スポーツやゲームなどの遊びの部分です。先人の深くて、とても賢い知恵です。

4.楽しく遊ばなきゃそれは娯楽ではない

ですが、このスポーツやゲームが近年、他人をランク付けして、争いを逆に引き起こすようなものになっているように思えます。本末転倒です。レクリエーションや観る人を惹きつけるショービズ、能動・受動関わらず、勝つか負けるかしか興味がないが如くの愉しみ方を見ると、個人的に娯楽が娯楽として機能していないように思えます。

プロのスポーツプレイヤーはともかく、e-Sportsプレイヤーが無責任に争いの種を撒いたり、悪口を働いたり、いわば「みっともない」ふるまいをしているところを見ると、悲しい気持ちになります。
貴方達は、楽しく遊べる競技人口を増やす、その責任があります。子どもたちも、貴方の所作や品を観ています。手本になってください。

5.もっと日本人は遊び上手になるべき、時間は限られている

本題です。世の中の人は、働きづめで、働きすぎで、隠れワーカホリックがあまりにも多いです。
プライベートでも仕事のことを考えたり、プライベートの時間がそもそも少なすぎたり、とても遊ぶこと、レクリエーションやレジャーを愉しむことが下手に見えます。だから、遊びにおいて負けるとやたらムキになったり、相手を煽り散らかすような思慮の浅いストレスフルな遊びしか、出来ないのです。これが、隠れワーカホリックです。競争は、仕事の場だけで、程々にが、最適です。

ずっと仕事のことばかり考えているような状態が長続きすれば、プライベートを重んじるのが不安で仕方なくなります。仕事していないと不安になります。仕事をして頑張っている自分に自己陶酔し、過労で倒れることに謎の美学を覚えるようになります。ストレス自慢、不幸自慢みたいな、お下品なものです。

6.身体が資本は、死語ですか?

とにかく日本社会において、自らへのヘルス・マネジメントが、あまりにも下手すぎます。もっと、働かせる側にリクエストして良いのです。
身体を壊してから後悔するなら、無職になってアホみたいに酒呑んで寝っ転がって身体壊したかった、みたいな見当違い甚だしい後悔をする人もいるかもしれません。

なので、ブラック上がりの企業の社長は、「俺も健康を害してまで頑張っているから、お前らも死ぬ気で頑張れ」みたいなワケのわからんことを、言い出すわけです。正気じゃないです。

ここでタイトルに戻ってくるのですが、働き詰めのストレスフルで、疲労困憊な状態になる前に、動けなくなる前に休むことが得策です。下手したら、うつや不安障害、OCD、双極性障害、パーソナリティ障害を患う要因になってしまいます。

何をやっても上手くいかない時、それは心身からのSOSです。スランプや頭が回らない時、ケアレスミスやヒューマンエラーが多発する時は、賢い人は休息をするのです。

おわりに

よく寝て、よく食べて、無理なくよく働き、楽しく娯楽と遊びを愉しむこと。これが、物事を長続きさせるコツです。無理は、理が無いと書きます。相手をいじめても、自分をいじめても、ダメですよ。

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