屋台の焼きそばはなぜ美味しい
昨日美容院に行った時にいつも髪を切ってもらってる美容師さんとこんな話になった。
なんで屋台の焼きそばってあんなに旨いんすかね
ううむ…
確かにおいしいけど、おいしい理由をあれこれ想像してみた。
⚪︎あのプラのパックがいい雰囲気
⚪︎割り箸で食べるのがいい(割り箸味もきっと感じてるはず)
⚪︎外で食べるのがそもそもおいしい
⚪︎秘伝の何かしらを入れている
想像だけど、そんな特別なもの入れてるとはあまり思えない。
私は以前からなんで同じレシピで料理をしても人によってこんなに味が違うのか。とか、屋外で食べるご飯はなんでこんなに美味しいのか。
みたいなことをよく考えている。
で、現時点で私なりに思ったのは、作ったその人の家の匂いとか、外なら外の匂いとか、お料理が纏っている空気ごと私たちは食べていて、それをちゃんと味覚として感じているんじゃないかと。
だから、【開放的な雰囲気だから】みたいなことだけじゃないんじゃないかと思うんですね。
カビ臭い部屋で作った料理はきっとカビ臭いでしょ。
きっと調理器具やお皿、調味料まできっとカビ臭いもん。
みたいなことが屋台の焼きそばにも起きていて、油やいろんなものが焦げついた年季の入った鉄板から美味しい何かが染み出してるのかもしれないし、あの雑踏の中食べる土の匂いや様々な焦げや煙込みで味わってるからかなぁ…
なんてことをね、ダラダラと考えていました。
おかげで焼きそばが頭から離れなくなって深夜に焼きそば焼いちゃいました。