《 家事 》 やってみた
家事とは
家庭生活を快適に過ごすために行う仕事です。
私はほぼ家の中で生活をしているため、家庭内のタスクをテキパキとこなすことで、喪失した自信を蘇らせたり、家の中でも充実感を得られるのでは?と思い、トライしてみました。
やったこと
料理
クリエイティブな作業だと認識していまして、創作に熱中できたらという軽い気持ちで始めました。料理と言えるほどのものではないですが、元々野菜を切って火を通して食べる!といったようなことは苦ではなかったです。
私は外食が苦手になっていたことも相まって、定期的に料理をするようになり自分で作ると楽しいし、何よりも無心になれます。
自分のためだけにちょっと豪華なメニューを作ってみたり、栄養を気にせずラーメンをドカ食いしたり、今思えばこれらは自分を励ますご自愛な行為だったのかもしれません。無自覚に食文化に私のメンタルは助けられていたのだと知りました。
誰かに食べてもらうこと=試験のような緊張感になるため、私は避けてきましたが、「おいしいね」と言ってもらえると幸福感も上がりそうですね。
料理で人と繋がることはとても気分が良く、SNSに投稿してみるのもいいかもと思いました。
掃除
掃除機の音に弱い私は、日々の家庭内の掃除には苦手意識がありました。そして何より、やめ時がわからないという難点があります。部屋もトイレもお風呂の掃除も(なんなら歯磨きも)、うつが強い時は「適度」がわからなくなっていました。
そいういった意味でも、毎日の片付けは気が進まないのが本音です。
そして、そんなモヤモヤが、日々の掃除を楽にするためにもものを減らそう!という思考に繋がり。断捨離をするようになりました。今はたまに掃除機をかけるだけで済んでいますし、いい発見でした。
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洗濯
洗濯を干す時間は私にとってスッキリできるひと時です。汚れたものがきれいになって戻ってくる喜びといったら少々オーバーですが、ちゃんと元の戻ることができるんだから大丈夫!という感覚をナチュラルに思い出させてくれるものでした。
今は全自動の時代で、不要な家事の一つになっていますが、晴れた日に太陽を浴びながらいい匂いのする服を干すのはリラックス効果があるように思います。(毎日は辛いですが…)
さらに私にとってはバローメーターのようにもなっています。気分によって洗剤を変えたり、柔軟剤を使ってみたりしますが、気分が落ち込んでいる時は、そういった小さな選択が辛くなってしまうことも。そんな日は香りの少ないものを選んでみたり、自分の対処法を学べたようにも思います。
家計簿
子供頃から記録魔なところがあり、小遣い帳なども苦ではありませんでした。
うつになってからは、買い物もしなくなったため記録もしなくなりましたが、久しぶりに100均でノートを購入し、記録を始めました。
自分が生きていくための金額、ちょっと苦しくなった時に使う金額、楽しむために使う金額などを可視化することで、生活が現実的に捉えることができ、私でも生きていけるのかもと思えるようになりました。
今はさまざまなアプリもあるようですし、もう少し収入と出費が増えてきたら、トライしてみようと考えています。
感想
衣食住を整えることで得られる安心感はかなり大きかったと思います。メンタルが整うというよりも、なんか大丈夫だと根拠のない安心感のようなものを感じました。帰る場所が安定したからでしょうか。
そして、私は比較的家事は苦ではないという気づきもありました。自分のルールとペースでできるお陰なのか、楽しく取り組めているように思います。
このことから、家事代行の仕事に挑戦したりもできました。(詳細はまたいつか)
自分にできることがある!と体に記憶させることができ、一つの自信にもつながったと思っています。
まとめ
クリエイティブな作業で頭も体もを使うためしっかりと労働になる
自由度は高いが、正解もゴールもない孤独
マイルールを作りすぎると同居人との関係悪化しがち
収入にはつながらない
家の中が綺麗に充実するとメンタルもスッキリする