【HY’s綾瀬Ⅱ】綾瀬駅エリアの住みやすさを徹底解説!そして、再開発で街はどう変わる?
今回は、HY’s綾瀬Ⅱ(ハイズアヤセⅡ)の販売にともない「綾瀬」駅周辺の「住みやすさ」、そして「再開発」について解説していきます。
※「綾瀬」駅(最寄り駅)は足立区ですが、物件所在地は葛飾区
「綾瀬」駅は足立区の南東部に位置し、葛飾区と接する区の境に位置します。
駅前には大型スーパーや飲食店、コンビニなども多く日々の買い物も充実、駅から少し離れると閑静な住宅街が広がり、静かで落ち着いた住環境が広がります。
また緑ある豊かな公園や川など、自然も身近に感じられるのも魅力的です。
交通アクセス
綾瀬駅は、東京メトロ「千代田線」とJR「常磐緩行線」の2つの路線が利用できます。
千代田線からは大手町駅(21分)、霞が関駅(28分)と都心へのアクセスも良好、そして、原宿方面にも直通しているので休日に買い物に行くにも利便性が高い路線だといえます。
隣駅の北千住駅では5路線が利用可能、さらに西日暮里駅(JR山手線)まで行くと新宿・上野方面に行くことができます。
当駅は、JR常磐緩行線も乗り入れるため我孫子方面(千葉県)へのアクセスも良好。つまり都心への「通勤・通学」や「買い物」、そして他県への「観光」など多様なニーズに対応ができる駅だといえます。
人口•世帯推移(5年間)
冒頭でもお伝えした通り最寄り駅は足立区の「綾瀬」駅ですが、物件の所在地は葛飾区(区の境目)にあります。
葛飾区といえば、映画『男はつらいよ』や、漫画『こちら葛飾区亀有公園前派出所』『キャプテン翼』など、国民的人気作品の舞台となった地として有名です。
近年では、利便性(交通・生活)の向上や災害対策による複数の駅前での再開発が進められています。
まずは葛飾区の人口・世帯数を確認していきます。
東京都の推計(2024年1月1日現在)によると、葛飾区の人口は約47万人、世帯数は約25万世帯で23区で「9番目」に人口が多い区となっています。
※上位3区、1位:世田谷区・2位:練馬区・3位:大田区
下図は、葛飾区の5年間(2019年から2024年/各年9月1日現在)の人口・世帯数推移です。
5年間で人口は約5.5千人増えて約47万人、一方、世帯数は約1.6万世帯増えて約25.2万世帯です。増加傾向ではあるが、人口より世帯数がかなり増えていることから単身者が増えていることが読み取れます。
駅周辺の人口•世帯推移
ここからは「綾瀬」駅周辺を詳しくみていきます。
「綾瀬」駅周辺(以下、駅周辺)とは、足立区「綾瀬1丁目・2丁目」、葛飾区「小菅4丁目・堀切8丁目・西亀有2丁目」の南側エリアを指します。
下図は、駅周辺の5年間(2019年から2024年/各年9月1日現在)の人口・世帯推移、そして一世帯当たりの人数です。
人口を見ていただくと、コロナ禍で2021年は115人(△0.6%)減少し19,975人となりましが、翌22年にはコロナ前(2019年)の水準を早くも超え20,147人となりました。
その後は増加傾向で5年間で698人(3.5%)増え20,682人です。
一方、世帯数ではコロナの影響も受けず年々増加。5年間で1,179世帯(10.7%)も大幅に増え12,215世帯となっています。
一世帯当たりの人数(人口 ÷ 世帯数)は、5年間で「1.81人」から「1.69人」と大幅に減少、つまり単身者が増えているエリアだと分かります。
年齢層・男女別総人口
駅周辺には単身者が多いことがわかりました。
では、どの「年齢層」が多く「男女別総人口」ではどちらが多く住んでいるのでしょうか。
まずは年齢層からみていきます。下図を見ていただくと幅広い層が住んでいることが分かります。
とくに「20~29歳」が多いことから学生や社会人=単身者にとって「交通」のアクセス、そして日々の「買い物」の利便性が高いことが考えられます。
また「0~19歳」が約2.5千人、「30~49歳」の平均約2.8千人いることは、ファミリー世帯も多く「周辺環境(公園など)」や「子育て支援」が整備された住みやすい住環境だと読み取れます。
つまり、ライフステージが変わっても長く快適に暮らせるエリアだと推測できます。
一方、男女別総人口では「男性10,357人・女性10,217人」とほぼ均等となっています。
治安の良さは男女数にもあらわれ、とくに女性が少ないエリアでは注意が必要ですが、駅周辺ではバランスが取れているため安全な環境だと考えられます。
では実際はどうなのか、見ていきましょう。
犯罪件数と発生率
交通や生活のしやすさに重点を置いて考えがちですが、いくら利便性が良くても安心して暮らせなければ意味がありません。
ここからは住むうえで外せない治安について解説していきます。
下図は警視庁のデータ(2024年1月~8月累計)より、駅周辺と足立・葛飾区の「犯罪件数」と、各地域の人口で割った「犯罪発生率」です。
綾瀬1・2丁目・小菅4丁目は、他の地域(区は除く)に比べると犯罪件数・犯罪率ともに高いことがわかります。
この3つの地域に共通していえるのが「綾瀬駅」に近いということです。とくに「非侵入窃盗(自転車盗・ひったくり・すりなど)」が多く発生件数が半分以上を占めていることがわかります。
駅周辺は駐輪場が多く、非侵入窃盗の約半数は自転車盗なので施錠は怠らず行いましょう。
そして、販売物件がある堀切8丁目の犯罪件数3件(自転車盗)、犯罪発生率をみても区(足立区:0.41%・葛飾区:0.42%)と比べ「0.12%」とかなり低く安心して暮らせる地域だと分かります。
駅周辺では一部(綾瀬2丁目)治安は悪いですが、内訳を見ても凶悪犯(強盗)がほぼいないことから治安は良好だと考えます。
街の魅力
駅周辺は、生活の利便性と自然の豊かさが魅力的なエリアです。
駅前には大型スーパーやドラッグストアなども多く買い物環境が充実、さらに駅近くの公園には「公共施設やスポーツ設備」も点在、園内には「緑地や川」などもあるため自然に触れながら生活ができる住環境となっています。
ここからは駅周辺の魅力について解説していきます。
生活利便施設が多い
駅周辺には買い物環境や飲食店が充実しています。
駅前には大型スーパー「イトーヨーカドー」があるため大体の物はここで揃います。また、「東急ストア綾瀬店」や「ビッグ・エー綾瀬店(24時間営業)」など遅くまで営業しているスーパーが多いので日々の買い物には不便しません。
その他にも、ファストフード店やファミリーレストラン、居酒屋などのチェーン店の飲食店も多く集まっています。
駅周辺では幅広いジャンルが楽しめ、安価なお店が多いため「学生」や「若い世代」の方、当然ながら「ファミリー世帯」にも便利で暮らしやすい街です。
駅(東口)の真下には「サンアヤセ商店街」(約360m)があります。高架下脇のアーケード通りになっているので雨の日でも濡れずに買物ができます。
お店はチェーン店や個人店などさまざまなお店が軒を連ね、地元の人に親しまれている個人商店が多くアットホームな環境で買い物を楽しめます。
自然環境の良さ(四季を感じられる広大な公園)
綾瀬駅の東口から徒歩1分にある「東綾瀬公園」という全長約2kmの大きな公園があります。この公園は、点在する複数の広場を遊歩道でつなぎU字型をしているのが特徴です。
園内は、三世代スポーツ公園として「テニス場」や「野球場」、「温水プール」などを備えており年齢を問わず楽しめます。
東京武道館では、個人で利用できるトレーニングルームもあります。ジムに通えないときや軽く運動をしたいときはとても便利です。
また、緑豊かな木々や緑地が多く自然の景色に癒されながら「ウオーキング」や「ジョギング」、「犬の散歩」も楽しめます。子育て世帯にとっても自然豊富でのびのびと子育てできる住環境です。
参考元:TOKYO EAST PARK「東綾瀬公園」
再開発で資産価値の上昇が見込める
駅周辺では、都心への「交通アクセスの良好」さを活かし、より「住みやすく賑わいのあるまちづくり」に向けて再開発が進んでいます。
地区の概要としては、
東口:駅前交通広場と東綾瀬公園の一体的な整備、旧こども家庭支援センター等跡地の活用など
西口:高架下空間の活性化とともに駅周辺におけるにぎわいの創出(これから検討)
当初の開発計画は、下図の青枠(東口周辺約14ha:東京ドーム約3個分)でした。しかし、「もっとまちづくりの範囲を広げて検討してほしい」という声を取り入れ、令和3年3月に対象エリアを綾瀬地区全体(赤点線)に検討範囲を拡大しまた。
そして現在、上図の青枠内では高層マンションの建設が進められています。
建設場所は東口を降りてすぐの駅前で、総戸数422戸が入る地上32階建て(高さ109.99m(最高118m))の高層マンション「シティタワー綾瀬」です。
低層階の1、2階には店舗や施設(保育所など)が誘致される予定で、2025年に完成予定です。
現在、足立区内で最も高いマンションは北千住にある「千住ザ・タワー」の地上30階建て(110m)ですが、それを上回る高さとなりそうです。
同じく東口駅前(シティタワー綾瀬の隣:向かって右側)では、交通利便性向上のためバス停とタクシープールがある「交通広場」を整備しています。
東綾瀬公園との一体的な整備により、歩行者の安全に配慮した道路・通路および沿道の整備、イベントなども出来るオープンスペースを創出します。
今回の再開発は、4つの柱「駅前交通環境」「商業環境」「安全安心な街並み環境」「区有地の活用」をもとに、まちづくりに取り組んでいます。
駅前では、交通広場や公園を整備して美しくより安全な環境に、そして道路を整備することで、災害・緊急時の緊急車両の通行をスムーズに行えるため交通利便性が飛躍的に向上します。
つまり、交通や生活の利便性、景観、治安、防災機能が向上するということです。
その結果、街に住みたい人が増え、街として人気(ブランド力)が高まれば市場に新たな需要が生まれ、エリア一帯の資産価値が上がることが期待できます。
参考元:足立区「綾瀬駅周辺地区まちづくり」
まとめ
駅周辺をまとめると以下です。
駅周辺には若年層(20代)が多く住んでいる
交通・生活利便性は高く、治安は良好
再開発による商業施設・地域活性化による資産価値が期待できる
綾瀬駅は、都心へ乗り換えなしでアクセスできるうえ、買い物環境や公園(自然)も充実しておりバランスがとれた優れた街です。
都内への「職住接近」、生活利便性・徒歩10分圏内の「居住価値」、そして再開発による「資産価値」が期待でき、3拍子そろった希少エリアになるのではないでしょうか。
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