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番外編🙋今世ではもう、誰も傷つけたくない。


https://note.com/fowlight/n/n2ca5faf49c73?sub_rt=share_b


前世のお話です。



このお話。


文章にするにあたり、できる限り登場人物を減らしています。

本当はもっと色んな人がいっぱい出てきます。

ジャックには友達や同期がいるし、同僚、先生、世話をしてくれてきた人達。

沢山の人と関わって生きていました。



過去世を見ると色んな気付きもあります。


笑えるのが王子の名前が分からない。


他の人物達の名前は何となーーく出てくる。


けど王子が全く出てこない。浮かばない。


重要人物だろ!?と思うが全く出てこない。


王子の弟はエリオット。

エリオットははっきり覚えている。



なのに。

王子…。


名前が分からない。


王子と呼んでいた。


本名も、愛称も、尊称も、分からない。




また、内容も少しややこしいので説明を。





ジャック達の周辺国




過去、ジャック達の国と東の国は戦争状態にあり、今は休戦中である。

交流は厳しく禁止されている。



西の国は協定を結んでいるが、何年も国同士の交流は無い。

また、言語も違う。


南の国とは交易がある。王妃(王子の弟の母親の出身国である。)





ジャックの王子付きの人達の名前(ちょっと適当(笑))と年齢。



ジャックは最初王子付きの雑務に選ばれ、その後王子付きの前任が抜けると同時に引き上げられる。

上記の年齢は、王が亡くなった今の状態での年齢。

ジャックは21歳である。

そして王子は2歳下の19歳。

王子は普段全く喋らない。

ジャックが初めて声を聞いたのは、王子付きになった時ではなく王子付きになってしばらくし、部屋に呼ばれた時の「ここに座れ」です。


飲むとよく笑って、よく喋っていた。


酔い始めるとすぐ国の行く末の話に。


どうありたい。

何を発展させたいのか。

どんな人を育てたいのか。

人が国だと。

人がいるから、我々がいる。


戦争体験者がいるから、皆心からの“平穏”を望んでいる。


国を守ろうとして肢体が不自由になっている人には敬意を。


戦争で親や子を亡くす経験なんかさせるもんじゃない。



((私は王子とは別の前世で同じ時代を生きた事もある。))


王子付きはレオンさんを筆頭に、


クレガさんは食べる事が好きで恰幅がいい。
腕っぷしも強かった。

アンディはしっかり者できっちりとしていた。整理整頓が得意で字がとても綺麗だったのを覚えている。


ルーラはいい所の坊っちゃん。しかし、上からの扱いは血筋良し悪しで配慮してくれる所は全くなかった。ジャックですら血筋のいいルーラをもう少し丁寧に扱ってもいいものでは思っていた。

しかしルーラは気にする素振りも無かった。
ルーラは優しい。本当に性格がいい。気が優しかった。

同じように駆けずり回って働いてる印象。

ジャックが就任した時は一番喜んでくれた。ハグして喜んでくれた。自分より下ができたと泣いていた。苦労してるなと思った(笑)

少し年上で先に王子付きになっている。しかし偉そうにされた事も無い。

分からない事は教えてくれ、一緒に考えてもくれた。

貰ったお菓子を分けてくれたり、ジャックもルーラに差し入れで貰ったものを取っておいたりしてよく一緒に食べていた。

ジャックとルーラはとても仲が良かった。


そして、王子付きのメンバーは比較的皆穏やかであった。

思いは持っていたが、我を通したりする事は無い。お互いをとても尊敬し合っていた。それぞれが得意な事で支え合うような関係。



そして、ジャックが産まれたのを0としての流れ。



ジャックが育っていく国は決して裕福ではなく、物資も無く、隊服もおさがりだった。

(誰の隊服のおさがりを貰うかで派閥をうんでいる事もあった。)


靴(ブーツ)はあったがサイズもきっちりしたものではなく、紐で縛り脱げないように調節していた。(ブーツの紐の結び方はレオンさんが一番キレイだった。)


食事も量は食べれていたが、同じようなものばかり食べていた。(不満はない。食べれるだけいい。)


レオンさんがよくくれていたお菓子の謎も最近解けた。


年に一度ある、城内で行われるお祭りは本当に賑やかで楽しかった。


本編にも書ききれないが、思い出すと温かい気持ちになるような思い出は山のようにある。

そして…

“くだらない”事が、“幸せ”だった。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


今後の展開は…。


詳細を知ると今世の私はジャックとリンクし、数日間恐怖と罪悪感に苛まれ、夜になると涙が止まらなくなった。



キツかった。

ジャックの感情がなだれ込んできたのだ。



“そこに未来があったんだ。”


“その未来を守りたかった。”



“もし…“本当”が違っていたら…。”


“真相はこっちで、それが全部夢だったら…”



この話は何をもたらすのか。


何を伝えたくて思い出しているのか。


現に、これは私だけの物語ではない。



“あなた”も真相を知っているかもしれない。


“あなた”に語りかけています。



どうか、届きますように。



魂の記憶に触れると、

魂が震えます。


それは、命を懸けたメッセージです。







次回は…本編へ。






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