自分で靴ひもを結べるようになることは、サッカーの練習にも繋がっていく
こんにちは、イシカワケイタです。
昔は、
よく父親と釣りに行っていて、
たくさんの思い出があります。
釣りに関して、私として難しかったのが、
キャスティング(投げ方)と釣り糸を針に結んだりする、この二つ。
キャスティングは、何も考えずに豪快にやっていて気持ちよかったので、
だんだんと上達していくのですが、
釣り糸の結び方は、ワクワクしなかったでの、全然上達しなかった。
小さい頃は、ほとんど父親にやってもらっていた(笑)
最近、
釣りに行ってないな、、、とか
釣りに行きたいなとか、思っていたら、そんなことを思い出していました。
今回は、そこからの繋がりで、
そう、結ぶ繋がりで、
靴ひもを結べることと、サッカーの練習の話です。
自分で靴ひもを結べるかは、意欲のものさしのひとつだと思う
紐を結ぶって、結構難しい。
立体的に捉えないとだし、手順もいくつもあって、力の加減とか。
あと、最悪、結べなくても、靴は履けるし、歩くこともできる。
その為、おそらく子どもにとっては、後回しにしたいことだと思う。
さらには、お父さんやお母さんに結んでもらえる。
ただ、一方では、
紐靴ってカッコよく見えた。
私は、小さいころ、マジックテープの靴を履いている中で
紐靴に憧れた記憶があります。
特に、
サッカーをやっていると、
プロ選手でマジックテープ履いてサッカーしている人は皆無。
だから、
シンプルに紐靴でサッカーをやりたいと思っていたし、
その思いで結ぶ練習をしたし、
そして、結べるようになったら、
一人前のサッカー選手になった気持にもなった。
全然ボールは蹴れなかったですが(笑)
サッカーを始めた頃って、
もちろん、うまくなりたい気持ちはあるのですが、
そんな上昇志向なんかよりも、
あの選手みたいになりたい。
あんなプレーがしたい。
あのユニフォームが着たい。
とかの憧れが先行していた気もする。
そこに向けて、練習って考え方よりも、
サッカーがしたいって感覚。
その過程で、カッコイイ靴が履きたい。紐が良い。
で、紐を結ぶ練習を何度も何度も繰り返して、
初めて、ちょうちょ結びができた時は本当にうれしかった。
地味な作業を楽しめるか、やっている理由を持てているか
靴ひもを結べない時の、結ぶ練習は、
基本的には楽しいものではなく、つまらない。
地味だし。
で、なかなかすぐには出来るようにならないし。
ただ、
ちゃんと向き合って、真摯に取り組み、何度も何度も、
自分でやっていれば、必ずできるようになる。
【楽しくないけど、やり続けられるか】
ここの目線を持てているかが、
サッカーの練習に必ずつながる部分で、
上達には絶対的に必要な要素。
サッカーの練習の前に、
上達を支える土台作りを飛ばしてしまうと、
いつか来るであろう困難や壁、乗り越えなければならない現実が来た時に、
そういう困難をどうやってクリアしていくかを知らなかったり、
解決する方法を経験していなかったりすると、
とてももったいないので、
ぜひ、スキルだけに捉われずに、土台づくりにも取り組めると良いかもしれないですね。
組織とか企業の文脈で考えると、
テクニカルスキルは後からでも身に付くが、
物事を捉えるスタンス、どんな環境でも活かせるポータブルスキルを
磨くみたいな目線ですかね。
きっと、それらは、子どもの未来を支えてくれるはず。