ライヴや飲み会などが終わった後、会場や店の前で皆が輪になってわいわいしている中に入っていけない。もちろん、演者の人たちに話しかける勇気もなく、離れたところでいつも小さくなっている。 中には、遠巻きに眺めているところに声をかけてくれる人もいるが、そのチャンスは滅多に訪れない。自分も高揚しているのでヘラヘラしてやり過ごすこともできるが、ひとりヘラヘラしていると気持ち悪い、あいつは友だちもいないのに何を待ってるんだ、気持ち悪い、帰ってママのお乳でもしゃぶっときなと石を投げられそう
indigo la Endの邦画という曲、映画という文化があらゆる場所でこのように消費されていく悲しさと、そういう人としか関係を持てないであろう我が未来を辛く思った。
地下にある狭いライブハウス、酒を飲んで騒いでいる客も多く、ここで誰かが凶器なんかを持って暴れ出したら自分は真っ先に殺されるだろうなと思った。世界はいつもギリギリのバランスで保たれている。
ヤクルト1000を飲むと悪夢を見る、と話していたが自分の場合そうではなく、でも確かに毎回夢を見る。そしてなぜか毎回嶋仲さんが出てくる。
すりガラス越しの外がとても怖い色をしているけど、テレビで見ると綺麗な朝焼け。近寄れば悲しく、離れれば楽しく見えてくる、色々そう。
サイババでも何でも良い。わたしの神様はどこ。
自分は母親になりたくないんだな、と思う。自分は、自分のことだけを考えていたいらしい。子どもが欲しい、と思ったことがない。マッチングアプリのプロフィール欄に「子どもが欲しいか」という項目があるが、あれはどういうつもりなんだろう。全員おもんないので、2022年はアプリを開いていない。酒も煙草も競馬も競艇もやったらええがな。 元日、母の家に行った。実家はなくなったので母の家とは言うが馴染みのない他所の家である。母は昨年定年退職してからハローワークでパート先を探すものの結局再就職す
なんとなく夏で、透明少女、かつてそうだったかもしれない自分の心と身体は泥沼にずぼっとはまったまま抜けずにいる。 大きい家や高い車は持ってないけど、身の丈に合ったところで特に不自由なく暮らしているはずなのに、なんでこんなに辛く悲しく寂しいのだろう。泣きながら目を覚ました日、どんな夢を見ていたのだろう。なんだかとても寂しい思いをしていた気がする。気づいたらもう素敵な夢も見られなくなった。
またひとりになってしまった。ひとりでいることには慣れているけれど、ひとりになるその時はとても寂しい。もう思わせぶりなのはやめてくださいよ。プレゼントを渡したことも、早く忘れないと。じんましんが広がっていく。ぶつぶつがぶくぶくして、繋がって、赤い大陸になっていく。
会社の後輩の結婚式に招待された。結婚式をするのは聞いていたが、いっしょに働いて2年も経っておらず、自分が呼ばれるとはまったく考えていなかった。祝儀袋、ワンピース、靴などを買った。 披露宴では後輩の子の同級生らしき人たちのビデオメッセージが流れていた。出てくる女の人は皆もれなく隣に子どもを連れていた。コレが幸せです!と言い聞かされているようで、それがとてもこわかった。最低な先輩だが、祝う気持ちはほとんど湧かないままだ。 最近はショッピングモールに行くのがこわい。そこで見る母
急に食べたくなったミラノ風ドリアを食べていた。ぼーっと、ドリンクバーでジュースを入れている男の人を見つめる。仕切りの向こう側にいる、2家族がいっしょになってるプチ団体客のひとりっぽい。女の子がその男の人のもとに走ってきた。その子の父親なのだろうか。男の人は、どこか険しい顔をしながらジュースを手にテーブルへと戻る。 土曜の夕方、ひとり気ままにサイゼリヤにいるわたしと、家族とサイゼリヤにいる男の人。やっと仕事が休みの、土曜日の午後。わたしだったら、家族と過ごすのは退屈だろうな思
夜風呂に入る、ができなくなってしまった。終わってる。歯を磨いて化粧だけ落として寝て、4時に起きて朝風呂。駄目なルーティーン。最悪。もう治らないのだろうか。少し良い化粧水を買った。それを風呂上がりに塗って眠りたい、ちゃんと夜風呂に入れるようにがんばろうとか思ったのに。 もうすぐ戦争が始まるで、そう教えてくれた人はひとりで死にたくないと言った。わたしと同じだ。わたしも、と言った。あれから何も話していない。そして戦争は始まった。 眠るわたしにそっと布団をかけてくれた人。あなたも
戦争が始まってしまった。友人が、見たくないものは見なくていい、と昔言っていた。
iPhoneの充電がとんでもなく早くなくなる。仕事中はほとんど触らないのに家に帰る頃には半分くらい。そこから触り始めるとすぐに7%とか。外出すると、電車内で触る時間が長いので目的地に着く頃には瀕死になってしまう。来週東京に行くし買い替えよ、とネットで来店予約をした。 最新機種がどれなのかも知らないまま店に入る。こういうの疎くて、と話すと自分より歳下の男性店員は愛想笑いをしながら何やら説明をしてくれる。よくわからないけど、たいして金額が変わらないようなので一番新しいらしいiP
信号待ちをしていると隣に散歩中の柴犬がやってきた。わたしは柴犬、特に赤毛の柴犬を見るのが好きだ。柴犬はハァハァと白い息を吐いて、青信号になった途端に飼い主を引っ張って走り出す。可愛くて、ほっとした。 大晦日に寝転んで書いてそのまま下書きにしてたのが残っていた。 うだうだしていたらもう大晦日。連日意識を失うように寝てしまい、朝風呂が続いている。さっぱり疲れはとれない。 この1年とても疲れた。心身とも調子が悪く、外出=疲労。平日や日曜の夜にライヴを観に行くのが難しかった。疲
わたしってそんなに魅力ないかな。誰か、素敵なわたしに気づいてよ。背伸びして、足をつってる、こんなわたしでよかったら。