卵巣嚢腫
ネタが尽きるということは皆無だが、何から書こうかと悩むことがある。いや、嘘。それほど悩んでもいない。
皆様の記事を読んで、そこに乗っかるというのが私の手口。
ということで、まだnoteには書いていない【病気】について。
卵巣嚢腫とは
いくら「よっ!男前!」と言われる人生を歩んでいても身体は女子なのでね。
スピリチュアル的な見方では、子宮や卵巣など女性ならではの病気をする時は「母性を大切にしなさい」というメッセージがあるということだ。
卵巣嚢腫には2回なっていて、27歳の時に右、45歳の時に左の手術をした。
どちらも皮様嚢腫で、卵巣を無くすことなく中の腫瘍だけを摘出して皮を溶ける糸で縫い合わせて再生するという手術だった。
(ミカンを想像してもらって。美味しいとこを捨てて皮だけ残す)
卵巣は、皮だけでも機能するそうだ。
27歳の時の右卵巣嚢腫を初めに発見したのは25歳の時。生理痛が酷すぎて薬を飲んでも効かず、脂汗が出てくるので仕事にならない。
店長から、病院の産婦人科が女医さんだから行ってみなと言われて検査に行った。
見た目とか雰囲気が【親愛なる者へ】というドラマ(浅野ゆう子とギバちゃんが主演)の最終回に出てきた女医役の中島みゆきにそっくりだと思った。
その日から私の中でこの女医さんは【中島みゆき】になる。『浅い眠り』が脳内BGMで流れる。
ツンっとした、ドラマに出てきそうな「女医よ!」でもなく、かといって「なんでも言っていいのよ♡」っていう優しさアピールすることも無く、私の好きな空気感がある人。
「右の卵巣がちょっと大きいみたいだけど。節制して小さくなることもあるからちょっと様子見て」と言われ、心の中で「節制はできねーな」とつぶやく。
(節制と摂生、どっちの意味にも取れる)
美容師という仕事に加え、合コン三昧な生活で「節制▪摂生」とは正反対の生活を楽しんでいたわけだから。
それから2年。
この2年間で大失恋によりさらに荒れた生活になり、オープニングスタッフとして仕事に明け暮れてたいた時。
コンビニでふと目に止まった『オレンジページ』の見出し【女のからだ】
何となくこれを買って、家に帰って読んでみると、、、えっ?ぜんぶ当てはまってんだけど?
の病気が【卵巣嚢腫】だった。
女医▪中島みゆきは「ちょっと大きい」と言ったけど、卵巣嚢腫という言葉は出さなかった。
卵巣嚢腫は痛みがないので気づきにくい。
看護師さんも何人か「私もなったよ!」と言っていた。
「気づかずに仕事していたら捻転起こして救急車で運ばれてさぁ!ホント、七転八倒だったよ!そうなると全摘だから。早く気づいてよかったねー!」って。
本に書いてあった【卵巣嚢腫】の特徴
▪足の付け根に違和感がある
▪下腹がポッコリ出る
▪食べているのに、胸とおしりが痩せてくる
▪性交痛がある
これらが100パーセント当てはまった。
ポチャっていたので下っ腹が出てたことを気にもとめず、ケツがデカイので「ちょっと小さくなったんでないの♪」なんて喜んでた。
胸のボリュームダウンも「もうすぐ30歳だしな」くらいにしか思っていなかったし、性交痛に関しては自分のせいでは無いと思っていた。
病院行こうかなと思っていた矢先、あまりにも忙しすぎてトイレに行きそびれ膀胱炎になった。そのおかげで、すぐさま♡中島みゆき♡の元へ。
MRIの結果
「小さくならなかったね。悪いものじゃないから。皮様嚢腫って言って、卵子の細胞分裂に異常が生じて勝手に骨や髪が育つことがある。」という説明をしてくれた。
なんだそれ〜!面白い!という感情を込めて「へぇ〜〜〜!!すご〜〜!」と目を丸くしていたら、みゆき先生は淡々と
「手術ね。仕事休んで。働きすぎ」と一言。
「はーい!休みまーす♪」とルンルン気分で答えた。
速攻でオーナーに電話して、スタッフにも言いまくった。友達にもお知らせしまくる。
数日後、入院休暇が始まる。
手術のお話はまた次回に♪
【オレンジページ】に目が止まったのも、導かれてるんだなあ。これ読まなかったら捻転起こして、卵巣全摘だったから。
きっとその前から「気をつけなさい」のヒントがあったんだろうけど、若さに任せて無茶苦茶な生活をしていたツケ。
皆さんも、自分の身体がちょっといつもと違うな、疲れてるな、と思ったらヒントを見逃さず無茶をしないようにご自愛いただきたい♡