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私とこの1冊

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フォレスト出版の編集者が自らの読書体験を公開。
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#小池百合子

【再掲】読書感想:『女帝 小池百合子』(石井妙子、文藝春秋)をKindle版で読んだ。

都知事選が近づいてきました(2024/7/7予定)。私は都民ではありませんが、選挙をエンタメとして消費している人間なので、わりと興味があります。 さて、関連して昨日発売の「文藝春秋」にて、とんでもない記事が掲載されました。 3年前、ベストセラー『女帝 小池百合子』の読書感想文を、このnoteに記しました。その後、カイロ大学時代に小池都知事とルームメイトだったとして仮名で登場していた女性が実名を公表し、文庫化されました。この文庫化による小池都知事へのダメージは、その後の評判を

栗城史多さんの実像を追った河野啓『デス・ゾーン 栗城史多のエベレスト劇場』(集英社)の短い感想

『デス・ゾーン』(河野啓、集英社)のKindle版を読んだので、せっかくなので、その感想を。 編集者が書いた書評というと、余計にハードルが上がるので、期待されると困ります。 まとまりが悪くて読みにくいと思いますが、興味がある人はぜひ。 ●栗城史多と小池都知事の違い以前、このnoteで現東京都知事の実像に迫った『女帝』について感想を書きました。 小池都知事の場合、多くの疑問が指摘された「カイロ大学卒業」という経歴も含め、自分の「願望」がことごとく「成就」していく様に、スピ風

読書感想:『女帝 小池百合子』(石井妙子、文藝春秋)をKindle版で読んだ。

こんにちは。編集部の石黒です。 ノンフィクションは好きで、とくに事件物はよく読むのですが、政治家の評伝的なものをガッツリ読んだのは、今回が初めてでした。ノンフィクション作家石井妙子さんの400ページ超のベストセラーですが、2日でサクッと読了。 このような硬派なノンフィクションを絶好のタイミングで世に出し、かつ商売的に成功させることができる著者、編集者、出版社を、同業の末席を汚す者として、本当に尊敬します。 以下、つれづれなるままに書いた私の拙い所感になります。あまり期待しな