東海道五十三次徒歩チャレンジ 9~10日目
東海道五十三次完歩の備忘録。
概要は下記。
9日目
6/9(日)、チャレンジ8日目。
豊川市内のホテルを出発し、この日1つ目の宿である御油宿へ到着。
御油と言えば松並木(らしい)ということで、松並木資料館に向かうも定休日。この日は出発がそんなに早くなかったから、開館時間的に空いてるだろと高を括って事前に調べずに来てしまった。
止む無く次の宿へ。
そういや松並木もあったけど、9日目にして結構な松並木を見てきたので、そんなに印象に残らなかったのか写真は一枚も撮ってなかった。
東海道の中でも最短宿場間ということで、ほんとにあっという間に次の赤坂宿へ。
途中の赤坂宿記念館のおじちゃんによると、御油宿⇔赤坂宿は昔、距離が近すぎるが故の宿泊客の取り合いが壮絶だったらしく、互いに色町PRで戦おうとしたところ、この辺一帯が遊郭街になってしまったとのこと。
今だと静かな住宅街って感じなので全然想像がつかない。
赤坂宿を後にし、続いて藤川宿へ。
8㎞くらいあるはずだけど、ずっと同じような住宅街だったので写真も記憶も全然ない。なんかあったっけ?てストリートビューで見てみたけど何もなかった。
てことで藤川宿へ到着。
一心不乱に歩き続け、そのまま岡崎宿へ。
某ユーチューバーが有名な町だけど、某ユーチューバーを見たことがないので特に思い入れもなく。
東海道沿いにちっちゃいおじちゃんとかの石像が立ってるのがかわいかった。
折角なら岡崎城でも観光するかぁと思ってたけど、思ったより東海道から外れてたので諦め、最短踏破を目指すものは城なんか見てる場合じゃない。
フリマだ!!と思ったら違った。なんかフードワゴンと近隣の飲食店が出店出してるだけだった。ちぇ。
お店の写真撮ってなかったから名前わかんないけど、なんかチェーン店か個人店か判断難しいカツ屋さんで、ようやく愛知名物を食せた。美味しかった。
御油宿の松並木は取らなかったけど、道端にあったこの松は2枚も写真撮ってた。なんか盆栽をそのままおっきくしたみたいで迫力強めだった。
岡崎市を抜け、知立市に入ったところで池鯉鮒宿へ。
ずっと霧雨ぽかった天気が本降りになってきてしまい、いち早く宿へ着きたかったので写真少なめ。
本日の宿は知立駅からほど近い”アイリスイン知立”。施設はやや年季を感じたものの、清潔感があっていい宿だなぁと思ってたら、なんと今月で閉館だった。お疲れ様でした。
知立駅は居酒屋とキャバクラ?ぽい店が多く、飲食店は少なめだった。
そんな選択肢少ない中で入ったラーメン屋さんが中々あたりだったのでラッキー。
そんなこんなで9日目終了。
10日目
6/10(月)、10日目スタート。
このホテルだけ、且つエレベーター前のこのパネルでしか相まみえなかったちりゅっぴに別れを告げ出発。
出発してちょっとすると中京競馬場が目の前に。学生の時、友達とWing行ってた時はなんどかいい夢見させてもらった。1レース位やりたかったけど、最速踏破目指してる身としてはそんな寄り道してる暇ないです。
中京競馬場のほぼ真横におもろそうな看板が。
”伝説地”てワード初めて聞いたな。少し覗いたけど庭園みたいな感じだった
この日最初の宿場街である鳴海宿へ向かう。
なんとなく平屋が多い印象で、天気が良いのも相まって歩いてて楽しかった
今回の東海道五十三次で一番宿場町っぽくない&どこが本陣跡かわからなかったのがここ鳴海宿。地図上だと下記の写真の位置なんだけど、15分くらいそれっぽいものが探しても見つからなかった。
朝ご飯をカントリーマアムで済ませたからか、あまりの空腹で普段だったら絶対選ばないであろうお店に入店。
中に入ると、どうやら年齢不詳のおばちゃんが一人で切り盛りしてるぽかった。まだまだ名古屋飯を満喫したかったため、味噌煮込みうどんと味噌カツが一緒くたになってるメニューを注文。
ちゃんと美味しかったし、一緒に付いてくる地方紙?も面白かった。
引き続き旧東海道を通って七里の渡しを目指す。
てことで七里の渡しへ到着。
思ってたよりも川幅は狭め、昔の人はこっから船で宮宿の方へ行ってたとのこと。
さてこっからはボーナスステージ突入。
昔の人はこの鳴海宿側の七里の渡しから、宮宿側の七里の渡しまでは船で渡っていたため、徒歩で行く場合は自由に向かうことができる。
これまでの旧東海道に沿ううねうね蛇行&定期的なマップチェックから解き放たれ、向こう岸の七里の渡しまで最短距離をまっすぐ歩くことができるlことがどれだけ快適なことか。こんなうれしいこたぁないですねほんとに。これは東海道五十三次歩いた人にしか伝わらん嬉しさ。
とは言え、この七里の渡し間も25kmほどあるので一旦近くのサウナでしばし休憩、ここカナルリゾートはまあまあ有名なサウナなので前々から行ってみたかったところ。サウナ自体の温度も湿度も良かったが、ここで数日前から気にしてた水ぶくれがいよいよ破裂してしまい、施設を出る頃にはややびっこひくような歩き方になってしまった。
足は痛いながらも、まっすぐ国道沿いを歩ける喜びが強く、この10日目は全日通しても1,2を争うレベルで楽しい日だった。
何より空の感じがとても自分好みで、晴れ間から夕暮れ、夜になっていく様を感じつつ歩けたのが良かった。普段はデスクワークでずっと室内だから、「ふと気づいたら夜」みたいな日が殆どだもんなぁ。
基本歩いてるときはイヤホンしてるんだけど、このあたりはカエルの声とかそばを歩く小学生とかの会話が心地よかったので、思わずイヤホン外して歩いてたな、
てことでボーナスタイムが終了し、反対側の七里の渡しへ。
このあたりは全然街灯ないからやや怖め。疲労で足もおぼつかないしね。
途中ぶっ潰れた水ぶくれの痛みは気づいたら消えており、楽しい気持ちのまま10日目終了、やっぱ自分歩くの好きだなと再認識した日だった。
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