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東海道五十三次徒歩チャレンジ 11~12日目

東海道五十三次完歩の備忘録。
概要は下記。


11日目

6/11(火)11日目。
ベッドにくっついているちょっとレトロなアラームで起床。
ラジオのツマミの感じがかっこいいね。

大分遅めの起床

昨夜、七里の渡し兼桑名宿をクリアしたので、今日の最初の目的地は四日市宿。

こういう看板がある宿場街は良い宿場町
三重はこういう誰が作ったのかわからん看板が多くて楽しかった

てことで四日市宿へ到着。
資料館は案の定営業時間外のためスルー。寄れた資料館/記念館の方が少なかったな。。

行きたかった

ここ四日市では、江戸時代に悪さをするたぬきを追い払うために作られた「大入道」がマスコットキャラ。至る所にこの子たちがいた。

ぐびーと首が伸びてた。怖い。
正式名称はこにゅうどうくん
じゃあ貴様は誰だ
首もベロも長い

四日市宿を後にし、石薬師宿へ。その前に少し腹ごしらえ。
なんかオムライスとかが美味しそうなお店だなと軽い気持ちで入ったら、めちゃくちゃ女性人気が高そうなカフェで、嘘偽りなく男性客が自分だけだった。めちゃくちゃ見られた。

このハートの時点で勘付くべきだった
アボカド丼みたいなやつに
ハートコロッケが付いてくる
ライトの照らし方もハート

羞恥心に耐えきらず猛スピードで平らげて石薬師宿へ。

このあたりはあんま記憶ないな
宿標識が多めの宿場だった気がする
ここが本陣だっけな
いやここかも

ホントにここはかつて宿場町だったのか、、みたいな石薬師宿。
特に寄るところもないのでそのまま庄野宿へ。

天気は良かったけど、ずっと車移動が基本みたいな道

距離としては石薬師宿から8kmちょいあるはずだけど、特に休憩するような場所もないため、そのまま庄野宿到着。
ここも全然人気がなかったな、、店はおろか住宅自体も少なく、なんかディストピアみたいな宿場町だった。

到着
一応本陣跡

庄野宿にも記念館はあったが、営業時間外というよりもう閉館してしまったような雰囲気。調べたら一応まだやってるみたい。ごめんなさい。

暑さにやられたのか写真が斜めってる
謝罪系挟む標語も珍しい

この先はしばらく宿がない&鈴鹿に住む知人とご飯食べる予定があったので、今日はちょっと早めの宿着。
こうやって振り返ると、最速完歩に向けまだまだ時間短縮できる要素結構あるな、、、

本日の宿
鈴鹿ですねぇ

鈴鹿にもう数年住んでる知人のおすすめで、このぼつ焼屋さんへ入店。
知人が予約しといてくれたため比較的スムーズには入れたが、店の前には結構な人数が列をなしていた。

恥ずかしながら初めて聞いた
芸能人も結構来てた。

ぼつ焼は三重県松坂産豚の横隔膜〈ハラミ〉の部分らしく、ジューシーな割にしつこくなく滅茶苦茶美味しかった。
ここで溜まりに溜まった東海道五十三次の道中話を初めて人に話せたので、身も心も大満足。色々話来てくれた友人に感謝。

都内じゃ考えられないくらい安かった


この東海道五十三次では最短歩行日
こんな感じ

12日目

6/12(水)12日目。
昨日軽めの一日だったので絶好調!
少し早めに起きてぐんぐん歩く。

三重は東海道看板を多くて本当に親切
快晴
看板ありがたし
稼働してるのか怖くて買えなかった
けどフォルムめっかわ
三重は本当に(以下略)

特にどっか寄ったりもせずまっすぐ歩き、本日一つ目の宿、亀山宿に到着。
けどこの写真見てもストリートビューで辺り見に行っても全然思い出せないな、、ほんとに寄ったっけここ(4か月も経てばそうなる)。

亀山宿
教育委員会が看板立てることあるんだ
三重は(以下略)

道中あったトンネルに東海道五十三次の絵が飾られていて思わず撮影。
石碑とか立て看板より、やっぱこういう写真の方がモチベ上がったりする。あんまり歴史に明るくないboyなので。

歩行者向きの道ではないため、立ち止まって見る人は少なそう
こういう振り返り系はちょっとエモくなったりする

トンネルを後に、さらに進む。

もうこんなとこまで来た
クロノトリガーとかに出てきそうな木

そんなこんなでお昼ちょい前に関宿へ到着。
事前調査では鎌倉みたいな街並みが印象的だったため、この看板を見て「あれは別の場所だったか」とちょっと落胆。

庄野宿ぽさ

と思ったら一気に歴史を感じる平屋が立ち並ぶ道に出くわし、やっぱここじゃんと興奮。人が少ない分、はるかに鎌倉より良い。

天気も相まって最高である
銀行というより両替商みたいな出で立ち
平日お昼ということもあり、全然人はおらず
こんなとこまで届いてた秋葉原おでん

この旅にしては珍しく、まぁまぁ事前に調べてた関宿。
行きたかったブックカフェもあったのだけど、どうやら時間が早すぎたらしい。そこまでは調べてない筆者。だめだなぁ。

無念
いよいよ増えてきた京都の文字

これまた事前に調べていたくまもなかのお店、guteさん。ここは無事営業していたので念願のくまさんにありつく。


とてもかわよい
店内もかわよい
これうっかりしたらポケットあんこだらけになるぞと冷や冷や

タイミングが合えば泊まりたかった石垣屋。
いつか車とかでもいいから、ここを宿泊地とした旅行がしたい。

風情が凄い
こんなん言っちゃいけないけど、ラーメン博物館ぽさある

くまもなかを食べたら逆にお腹空いてきたので、ここらでランチ。
関宿を楽しみつくす。

ウーノボーノさん



店内に車がある。
前菜がおしゃ
もちろんパスタもおしゃ、とても美味しかった。

関宿みたいな歴史ある街で、車とか漫画とかアニメとか自分の趣味満載のイタリアンレストランを開けるってもう”人生の上がり”じゃんとか思ったりした。羨望。

また行きたい

そんなこんなで楽しみ尽くした(ゆっくりしすぎた)関宿を後に、10km先の坂下宿へ向かう

着いた

特にこれといった見どころ(写真)もなく坂下宿へ到着。
観光地って感じでもないのでさらに先へ進む。

こんな看板でもありがたい
一気に山道
有名な鈴鹿峠

坂下宿の付近にいたご年配ご夫婦。東海道五十三次をやってると伝えたら色々アドバイスやこの地域のことを教えて下さった。
次の土山宿までの道を聞いたら「片山神社ってのが見えたら右」「何言ったんだよ左だろ?」とあれよあれよと喧嘩勃発。結構真面目に喧嘩し始めたので「どっちが正しいかドキドキですねぇ、、」と逃げるように逃げてきたのだが、

お父さんの方が正しかったです、右でした

さらに鈴鹿峠をグングン進む

TRICKに出てきそうなわらべ歌
この時点でいわれても、、
思えば遠くに来たもんだ
歩く人いなさ過ぎてこうなる、めちゃ服汚れた

鈴鹿峠を何とか超えたらいよいよ滋賀県へ突入。
箱根とかに比べれば全然軽めの峠でした。

忍者の街

とはいえやや疲労も溜まってきたので、道なりにあった道の駅で休憩

ありがたい

この道の駅では先着順でソフトクリームの盛り放題を実施していた。
漫画喫茶で鍛えた盛り技術をいかんなく発揮しようと目論んでいたものの、後ろに並び始めたお子様たちの目線にやられ、遠慮気味に退出。

まぁまぁきれいに盛れた
吉幾三(忍者ver)さんも俺の東海道五十三次を応援してくれてる

アイスで気力回復し、そのまま土山宿へ到着。
土山宿は結構広めというか長めの宿場町だった。

到着
あんま海近くないけど繁盛してたのかな
街並みは若干関宿ぽさもある
ここが本陣跡

土山宿!と写真を撮ってたら、偶然後ろに移ってしまったおじちゃんに「東海道歩いてんの!?じゃああそこいけ!」と近くにあった東海道伝馬館という資料館を紹介された。どうせまた営業時間外だろと思っていたが、ギリ時間内だったので入館。

ありがとおっちゃん(許可済み)
伝馬館

ここは江戸後期に造られた土山の民家を改装して平成13年にオープンした記念館で、1階にある参勤交代を再現したフィギュア、2階に展示されている”歌川広重が描いた各宿場のジオラマ”どちらもめちゃクオリティ高かった。

参勤交代フィギュア
なんとなくひな祭りを思い出す
二階の名産品エリア
食べようと思ったら全部食べれたのかな、現代に残ってないやつとかもありそう
同じく2回のジオラマエリア
クオリティ高い
ちょっと手抜き感あるやつもあったりして
一個くらいは部屋飾りたい

館長さんにお茶を頂きながらこの宿についても色々お話も伺い、ふらっと入ったにしては、相当満足度高い時間になった。

トイレ借りた地域センターにあった俳句
レトロ自販機
レトロ自販機
レトロ自販機
これは吸われるの覚悟でやればよかったなぁ、、後悔
モンキー

土山宿を後にし、本日最後の水口宿へ向かう。

これは誰が作ったんだろう、、
田園
かわよい
なんかいい感じのトンネル
夕焼け
滋賀もなかなかありがたい

土山宿を出発して15kmほど歩き、本日ゴールの水口宿へ。

到着

昨日は入れなかった温泉へまず真っ先に向かう

満足
電脳コイルぽさ

水口宿付近にはままビジネスホテルがあるものの、「明日でゴールだし、ヘトヘトで到着した方が達成感あるかな、、」と謎理論で敢えて満喫宿泊。今考えても動機わけわかんないな。

おっきめ満喫


50kmならず
山越がよくわかる

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