会社の幹事で、Google評価1.7の居酒屋を選んでしまった君たちはどう生きるか。後編
前回のあらすじ。
Google評価1.7のやっべー店。
メインのもつ鍋がオプションになってて、+300円の課金制。
ここで、神の手で魔法カード「社長副社長の寸志を引くも、3000円しか入っておらず、万事休すか。いや、3000円あるだけでもありがたいんやで?
しょうがないので、全員から200円追加徴収をした。一部からは、もうお腹いっぱいなんだけど!としぶられたが、まあまあ、食べましょ!って平謝りして、なんとか全員から回収できた。
よし、抜けた。しかし試練は終わらない。
4 急にお酒頼めなくなる問題
「アラサーさーん。タッチパネル真っ暗!」
は?
時間はまだ1時間半しか経っていない。
伝わらない韓○店員本日5回目くらいの呼び出し。
「いやそもそも2じかんせでらすとおーだーは30ぷまえです。」
ん?
いや、3時間制で予約したはずなんですけど。
画面を見せられる。
あれ?
サイトの内容が変わってるのか。後輩女子ちゃんが間違えたのか、2時間になっている。
後輩女子ちゃんはしっかり者(もちろん新人ちゃんだったら穴が開くほど再確認している)だったので、特に再確認しなかったのがミスったのか...?
...え、えーと、じゃあもし1時間延長したらいくらですか?
+500えんです。
終わったwwww
よし、、、
バックれよう。
ちなみにこの時点でもつ鍋も来ていない。
ここでお開きになって文句くるだろうし、500円とっても文句がくる。
Win winの逆。lose loseやん!!
必死に頭を巡らせた。ああ、もうこれでいこう..。
「すいません。そもそも、ラストオーダー来てなかったですよね?それで、怒ってる人たちがいて...泣
だからせめて時間は3時間で、一杯だけサービスしていただくことはできませんか?」
なんか俺も大変感だして、情に訴えつつも、落ち度をオブラートに包んでお願いした。
韓◯達は、めっちゃ考え込んで話し合っていたが、
「じゃあ、紙にちゅもん書いてください。いっぱだけならサビスします」
「すいません。無理言ったのにありがとうございます!!申し訳ないです!」
ち◯げシャワー事件の時くらい頭を下げた。
みんなには、
「実はですね、なんとあと一杯だけ飲めることになりました!よかったですねぇ!1番飲みたいやつ選んじゃってください!」
いやー、テンションで乗り切ったなぁ。
社長「おい!前に頼んだ俺の酒がねぇぞ!」
なぬ?
しかしさすがの中◯たちも1人一杯は譲らない。
やれやれ。仕方ない。
俺は罠カードを使った。
「じゃあ、俺交渉します。社長、俺の力で3杯っす!」
いよっ!とうたた寝男子と早弁男子が盛り上げる!
そして、社長に無事3杯献上できた。
え?源さん、店員に無理を言ったの?
そんなことしませんよ。簡単なトリックです。
俺の分と、もういらないって言ってる人の分を社長に投下したまでよwww
これは人を喜ばせる嘘だ。そうは思わないかジョーカー?
「源さん二次会行きます?」
「あー、いかないっす!お疲れ様でーす。」
早く帰りたかった。
帰り道、美人秘書と一緒になったので、ことの顛末を話した。
ちん◯シャワー事件で意気投合?していたので、愚痴とかもなんでも話せるのだ。意気投合というか、弱みを握られてるからマウントを取られてるだけだ。
美人秘書「ああ、なんか今日は大変でしたねニコッ」
かわいい。結婚したい。(ライナー)
美人秘書「ま、また来週頑張りましょ!」
駅に着き、別れ際大きく手を振ってくれた。
お姉さん指につけているシルバーリングがキラキラ光っててなんか切なくなった。完