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半身浴はもう古い
今日もご覧いただき、ありがとうございます。
先日、と言ってももう昨年のことなんですが、「コーヒー飲ませろ(笑)」と古い友人が遊びに来まして、近況報告で盛り上がりました。
その時、私が筋トレをしていることを話すと、友人が「それなら、いい入浴方法を教えてやるよ」と言ってくれたんです。
最初は「半身浴とかか? あれ、ダメなんだよな。身体が冷えちゃうから」と私が言うと・・・。
「半身浴? あんな古いもん、まだやってる奴はダメだよ」
と、ディスりまくり(笑)。
「じゃあ、どんな方法なんだ?」と聞いたら・・・。
ということで、本日もよろしくお付き合いくださいませ。
半身浴ではなく、反復浴
友人が教えてくれたのは、半身浴ではなく『反復浴』というものでした。
友人曰く、本来はサウナでやるのが一番いいそうなのですが、さすがに家にサウナを持っている人は少ないと思いますので、普通のお風呂での方法をお伝えします。
お風呂の温度をいつもより少し高め(1℃アップでも良いとのこと)にして、まず4〜5分ほど全身浴をします。
そしてその後、湯船から上がって、ヒゲを剃るなり、頭を洗うなりすればイイとのことです。
だいたいこの時間は2〜3分といったところでしょうか。
ポイントとしてはこの時、浴室は窓を開けておいて、外気を取り込むようにしておくとのこと。
つまり、一度身体を冷やすのだそうです。
夏場なら、水のシャワーを浴びるのもアリだそうですが、冬場は水温が低すぎるので、ヒートショックを起こしかねません。
なので、水に濡らして軽く絞ったタオルで、身体を拭くなりして、温まった身体を一度冷ます程度にとどめるとのことでした。
そして、1度身体を冷ましたら、また全身浴を4〜5分、湯船につかってゆっくりします。
そして、2〜3分身体を冷まして、また全身浴を4〜5分と、これを繰り返すのだそうです。
この、身体を温めたり、冷ましたりを繰り返すので、『反復浴』というそうです。
実際にやってみました。
教わってすぐに、この『反復浴』を試してみました。
すると、最初はそんなに変わったようには感じなかったのですが、1週間もするとお風呂上がりの身体の温まり(ポカポカ)感が違うのです。
今年の冬はかなり暖かいですが、とはいえやはり冬ですから、それなりに寒いわけです。
なのに、お風呂上がりで汗が吹き出て止まらない。
なんてことが本当にありました(驚)。
なので、今ではこの『反復浴』にハマってます(笑)。
サウナでやる方法
友人が教えてくれた、サウナでやる方法は、4分サウナに入って、出たらすぐに水風呂に飛び込むそうです。
サウナに併設された水風呂は、確かに冷たいですが、ヒートショックを起こすような温度にはなっていません。
真夏のプールくらいの温度になっているはずです。
それに、サウナだと温まり方が普通のお風呂とは大きく違って、かなり熱くなっていますから、水風呂に入っても問題ないそうです。
そして、水分補給を行い、またサウナに4分、水風呂と水分補給で1分を繰り返すそうです。
これを、3〜5回繰り返しやるとのことでした。
こちらはまだやっていないのですが、友人曰く、しっかり水分補給していないと、脱水症状を起こしかねないほど、汗をかくとのことでした。
最大の効果は副交感神経の刺激
この『反復浴』は、身体に焼き入れを行なっているようなものです。
温める・冷やすを繰り返すことで、身体を強くしていくことができます。
それと同時に、本来は制御できない副交感神経を刺激できるのです。
ある意味、副交感神経のトレーニングを行なっているとも言えるのだそうです。
何より、新陳代謝を上げる(活性化する)ことができる上に、半身浴のように準備や時間もかかりません。
そうしたメリットがあるということです。
ただし、この『反復浴』は、身体への負担が大きいです。
高血圧や糖尿病、それに心臓疾患をお持ちの方は、避けられた方が良いでしょう。
それに慣れていないと、『反復浴』はすぐにのぼせてしまう可能性があります。
ですので、もし『反復浴』に挑戦されるのらな、あくまでも無理せず、ご自身の体調と相談しながら、お取り組みください。
ということで、最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今日の一言
『反復浴』は副交感神経のトレーニングかも?