食探求×食品ロス
考えよう。
食品ロスのこと、自分ができること。
記事を読んでいただいている皆様こんにちは!
第4回目の取材は、太田和美(オオタ カズミ)さんにお話を伺いました。
太田さんは料理教室の講師として活動をしていて、レシピ作成時には出来るだけ食品を廃棄することのないようなレシピ作りを心がけているそうです。講師として活動をスタートする前には、様々な資格を得るためにフードロスについて探求したこともある太田さんに食品ロスについて取材をさせていただきました!
Q1.この活動を始めたきっかけを教えてください。
最初は自分の病気がきっかけで食の見直しをしたいと考え、グリーンスムージー生活を始めたのがきっかけでした。そのあとスムージーを作る際、野菜や果物の生ゴミがとても多く出てしまって。コンポストに出しながらもいい土になっても自分のためになるのかな…?と考えてしまったんです。
そこから、ゴミを減らそう!と思い料理教室を3年前に始めました。活動をしながら食べられる部分はどこだろう?と考えるようになりました。そこから野菜や食の探求をするようになり、ローフードを専門に「まるごとってどこまで?」とさらに探求するようになりました。食について学んでいく中で、コンビニ弁当や恵方巻きの廃棄の量を知るようになりました。
Q2.この活動をやっていて嬉しかったことを教えてください。
私は、レッスン前に食品ロスについて5分ほど話す時間を設けています。話をした上で、フードバンクの協力の声がけを行うと、次回のレッスン時に家にあったお歳暮を持ってきてくれる方や「少しだけど…」と食材を持ってきてくれる方がいて。口コミの力ってすごいなと思いましたね。最近は中学生の息子もフードバンクに興味をもってくれて友人に声がけをしてくれているみたいで、実際にフードバンクに参加してくれた子もいたみたいです。フードバンクは一人一人の意識が変われば、簡単にできる応援だと思います。
Q3.太田さんが考える明日からできる食品ロス対策を教えてください。
野菜や果物について知ってもらいたいなと思います。野菜や果物の捨てている部分にも栄養があるということを知ってもらうことで、食べ物に対する「愛」(カワイイやステキなど…)が生まれてくるのかなと思います。
取材中にグリーンスムージーをつくる際のオススメの野菜や果物は値引きコーナーにあるものがオススメだと話してくれました。私のイメージでは、とれたてのフレッシュな食材の方が美味しいグリーンスムージーになるのかな…と思っていました。値引きコーナーにある食材の方が完熟していて美味しいくて安いというメリットがたくさんあるそうです。皆さんも値引きコーナーの食材から実際に作って美味しいグリーンスムージーを作ってみてください!