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料理人にとって個人の情報発信力とさらに必要な能力!

これからの時代、5Gをはじめとし、多くのものコトがネットにつながる世界になります。

「時短」がキーワードとなり、各社あらゆる商品を通じて消費者の生活のスマート化に力を入れています。

生活のあらゆるものが過去例のないくらい劇的に変化していく中で、
消費者は飲食店でどんなことに時間を取られているのでしょうか

私は飲食店で勤務していてよく思うのは、客は会計の時とメニュー選びの時に無駄な時間を取られていることです。

きっと未来は店に行ってからメニューを選ぶという行為もなくなり、支払いも現金は無くQRコード以上のデバイス(おそらく顔認証)での決済になり、レジがいらなくなるのではないかと思います。

これからの時代、飲食店は飲食店以上の存在となり、コミュニティ的な立ち位置になるかと思います。

料理が配達やテイクアウトという文化にシフトしても、料理を食べるという本質的な行動はなくならない。

そしてコミュニケーションの場では食事とお酒がセットになっていることはこれからも変わらないと思います。

ただ、もしかしたら海外でもよく目に見るBYO(bring your own)のような持ち込みを可能とする飲食店が増え、同時に、「場」としての飲食店に変化し、そこでの料理のオーダーは取らなくてもよくなるかもしれません。

つまり、飲食店の営業スタイルもこれまでのオーダーに対して食事を提供するという概念を壊し、
ショールーム的な要素を多く含んだ業界に変わっていくのです。

その中で、時代の変化に料理人が自身の店を通してどう対応するか
または、変化を作っていくか

それをサポートしてくれるのが情報発信力です。

世間では店で出る料理は美味しくて当たり前

そこに前記事で話した
どれだけオリジナリティーとアイデンティティを乗せることができるか

が重要で、また次のステップには
そのオリジナリティーをどのように世間に広めていくかも重要になります。

これからの料理人にとって、
自身のプロモーション力、情報発信力は無くてはならない能力だし、付随して、文章能力などの「伝える力」も大切になってきます。

センスのいいアピール文章やキャッチコピーを作る能力など、広告業界の仕事も自分でしなければいけないかもしれません。

料理人が料理だけやる時代は終わりました。

これから必要な能力は

•会計力
•情報解析能力(世間の流行などからバックグラウンドを想像して動向を分析する)
•デジタルデバイスへの対応、応用力
•デジタルネットワークの認識能力
•法律
•マーケティング能力

などです。

でも深く考えなくても、このうち何個かはAIの登場により、使用者の行動はかなり簡素化されると思います。

料理人は食材に対しての「なぜ?」から視野を広げ、世界に対して「なぜ?」と考え、料理を通じて、または自店舗を通じて新しい料理人像を生み出していくことでしょう。

難しいことかもしれませんが、ぼくはワクワクが止まりません。

20201/29



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料理人のキムラ
働きたい飲食店を目指して目標に進んでいます。