あのパウンドケーキの生地入れ込むときの【あの斜面】なんなん?の回答
今回はパウンドケーキを作るとき、型に生地を入れて焼く前のあの瞬間!!
あのスケートパークみたいななだらかな斜面なんなん!?について深掘りしていきます。
シュガーバッター法を用いたパウンドケーキの作り方と生地の扱い方
パウンドケーキや他の焼き菓子を作る際に、シュガーバッター法を用いることはよくあります。この方法では、バター(油分)と卵(水分)の乳化が非常に重要です。乳化がしっかりと起きていないと、生地の膨らみが悪くなり、焼き上がりの品質に大きな差が出てしまいます。
ここまでは過去の記事で【乳化の大切さ】について触れています。
まず、シュガーバッター法について簡単に説明しましょう。この方法は、砂糖とバターをまずクリーム状になるまで混ぜ、その後に卵を少しずつ加えていく方法です。この過程で、バターと卵が均一に混ざり合うことで、乳化が起こります。乳化がしっかりと行われていると、焼いた時に生地が均一に膨らみ、ふんわりとした食感になります。
しかも焼いている途中も火の通りが均一になり、分離が少しでもしている生地とはまるっきり違うので、びっくりします。
分離が少しでも存在している生地は【あれ?分量みすった?】といわんばかりにしょぼくれた仕上がりになってしまうのです。
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働きたい飲食店を目指して目標に進んでいます。