結局料理人って何が楽しいの?
あけましておめでとうございます。
2020年から「続ける」を目標に2021年の自店舗開業に向けて行動を続けている「LTV料理人です」
僕は料理人であることに誇りを持っています。
給料は少ないですが、好きで始めた料理人という仕事に後悔はしていないし、家族のためにも収入の幅を今年もどんどん広げていきたいと思います。
料理人って何が面白いの?
① 料理が面白い
まぁちょっと共感するのが難しい方もいらっしゃるかとも思います。素材を1から調理し、最終的に完成された一品を作り上げれるというのは、LEGOに似ていると思います。
一つ一つはただのブロックだけど、組み合わせや色の違いで全く違う作品が出来るし、人によってもできるものに個性が出てくる。
少年が小さいころにレゴに夢中になったのにそっくりだと思います。
② 日々同じことをしているようで、少しずつ違う仕事
料理人は朝早くて夜遅いし、先輩が来る前に食材の下処理を終わらせておくような過酷な仕事場です。
しかし人間が一人一人違うように日々食材の状態も違います。
玉ねぎ一つとっても同じものは一つもないし、毎回頭を使って考えないといけません。
野菜以上に、肉や魚などはそれが顕著に表れ、練習あるのみです。
要はとても頭を使います。飽きるということが基本ありません。
③ 仕事量が半端なく多いからまたまた頭を使う
②にも共通しますが、料理人の仕事はほんとに多いです。
レストランによって勤務時間は決まっていますが、基本的に残業代が出ません。違法です。
しかし料理人だって眠くなるし、勉強もしたい 友達とも遊びたいし Netflixだって見たいです。
業務量が多いといっても勤務時間以外は仕事をしたくないです。
そのためにどうやって仕事を効率的に終わらせれるか常に考えなければいけません。脳みそを休ませている暇はなく、「ヒマ」という時間帯は基本ありません。
しかも常に頭使っていると時々「ゾーン」みたいな感覚に入ります。
全ての物事がパズルのピースをはめるかのように上手くつながっていくと本当に気持ちいですし、楽しいです。
④ いつも美味しい食材が身の回りに並んでいる。
料理人になる人は2つに分けることができます。
食べることが好きな人
と
作ることが好きな人
です。
この両者に共通して言えることはおいしい食材にわくわくするということです。
厨房にはお酢一つとっても様々な種類があるし、冷蔵庫にもたくさんの新鮮な食材がそろっています。
オイルも塩も調理過程に応じて使い分けるし、それらを使うと簡単においしいものを作れる環境がそろっています。
そして食べたいものをいつでも作ることができるし、作ってあげたいと思える料理も心ゆくまで練習することができます。
仕事してお金をもらってこんなことできるのは料理人の特権です。
⑤ 芸術家にも近い仕事内容
一流の料理人の作り上げる皿は本当に美しいです。
食べるのももったいないほど綺麗で洗練されています。
料理人の仕事はおいしいものを作ることなのに、、味は舌で感じるものなのに、、、目から感じる料理は、もう舌で感じる前にわくわくしてしまいます。
一流の料理人が作る作品はもはや食べれる芸術品です。
そう考えると1コース2~3万円が安く感じられます。
⑥ そこら中におもちゃ屋さんがある
料理人が扱う機材はかなり多くあります。
包丁から始まり、フライパン、オーブン、真空調理器具、ミキサーなど料理人はたくさんの「おもちゃ」を使って美味しい料理を作り上げます。
しかも料理は生活の一部でもあるので新しい調理器具はショッピングモールなどでも手に入ります。
また、都市部では料理人向けの中古調理器具の店などもたくさんあります。
どんな人が使っていたかはわからないけど、どんな思いで使っていたかがわかるような機材も発見できます。
そんな環境は料理人のやる気を引き出し、挑戦してみようという気持ちを高ぶらせます。
⑦ アウトプットがすぐにできる。
若い料理人でも中堅の料理人でも本を読むと、今まで考えたことが無かった調理技術や食材の扱い方が学べます。
料理人は仕事中常に調理場に立っているので、勉強した内容を次の日といわず、すぐにチャレンジすることができます。もちろん失敗することもありますが、成功できるまでとことんチャレンジできます。
もちろん仕事の量に対して自分で流れや速さをコントロールすることが前提ですが、自分の考え方や頑張りしだいで自己成長の場は作れますし、成長の実感も手にすることができるでしょう。
以上です。
全く面白くない内容になってしまったし、伝えたい内容にはならなかったけど、ここに記しておきます。
2020/1/1