【名刺として使える】軟骨のアーリオオーリオの作り方
今日は、私が大好きな料理の一つ、「鶏ヤゲン軟骨のニンニク煮」をご紹介しちゃいましょう。
このレシピの分量はこのブログの一番最後にありますので、ぜひ最後までお付き合いください。
またここでは【レシピだけ教えて逃げる】ということはやっておりません。レシピ通りにしか作れないなんて悲劇です。
その悲劇を作っているのは【教える側】ですので、僕はここで素材が変わってもどうやって考えたら同じ料理を成功に導いていけるのかという【料理や製菓理論、哲学】をしっかりとお伝えしながらご説明していきます。
だって【なぜそうなるのか】を知っていたら、これ以外のところでも応用が利くでしょう?
レシピの背景
まず、このレシピの成り立ちについてお話しします。
鶏のヤゲン軟骨は、日本の焼き鳥屋さんでは人気の部位ですが、実は世界中で愛されている食材なんです。
特にスペインでは、「molleja de pollo」として知られ、タパスの定番として親しまれています。
おそらく日本人がスペイン料理を好きな理由は、日本の居酒屋の感覚値に近いからなんじゃないかと僕は疑ってやみません。
私がこのレシピを作ったのは、日本の焼き鳥の美味しさと、スペインのタパス文化を融合させたいと思ったのがきっかけでした。
ヤゲン軟骨は、鶏の胸の付け根にある軟骨で、独特のコリコリとした食感が特徴です。
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働きたい飲食店を目指して目標に進んでいます。