【ほめ育】人気noter『ブラボー先生』に学ぶ|達人はほめずにほめる
この記事は
「ウチの子が自分からきちんと学習できるようになったら...」
と悩む保護者の方には
ぴったりの内容です。
特に、東京都荒川区町屋にある
ブラボー先生が経営なさる
自由塾 町屋教室に入塾させようかと
お考え中の方は
こちらの書籍をお買い求め
いただいた後に
この要約記事を
参考にしていただけたら嬉しいなと
思いながら書きすすめていきます。
どうも、あなたのキャリアを失敗させないコンサルタントのタルイです。
この本は私もnoteでフォローしている
ブラボー先生に
この本を献本していただけました。
嬉しいです!
本書のテーマは
“今の倍ほめてけば、きっと子どもはのびのび育つ”と考える
ブラボー先生が提唱する
ブラボーな5つのキーワード
です。
最初に結論からお話ししましょう
この本を読んだ私の感想は
「ほめる達人はほめずにほめる」です。
そうですね。
ちょっと何言ってるか
よくわからないですよね。
この本はほめる技術に関する
ノウハウ本ではなく
家庭の環境整備と
親御さんのマインドセットの
必要性を説いた
ほめの達人が導く子育ての指南本でした。
ではこれより本書の内容を
考察していきます。
■そもそもブラボー先生とは誰?どんな人?
▼と、その前にブラボー先生を
まだご存知ない方はnoteをご覧ください。
私は本書のブラボー先生の
プロフィール欄で知ったのですが
ブラボー先生の代名詞である
倍ほめとは
愛情を持って叱るべくは叱り
その倍「ブラボー!」と
褒めるスタイルのことでした。
そこから付いたニックネームが
【ブラボー先生】だったんです。
実を言うと...
私はこの記事を書いている
現時点でブラボー先生とは
まだオンラインでも
面識はないのです。
ちなみに私の勝手な
ブラボー先生のイメージは
ドラゴン桜の英語の先生でした。
早くブラボー先生と
zoomしてお話してみたいですね!
お待たせしました。
ここからブラボー先生の
子育てに関する5つのキーワードに
ついて解説します。
■ ⒈BRAVE(勇気)〜変わる勇気について〜
誰が変わる勇気を
持つのかと言うと
親御さんである
お父さま・お母さまでした。
ブラボー先生に
転塾等の相談に来る
親御さんは
大体いつもママ友の情報に
惑わされているか
子どもとうまく
コミュニケーションが
取れていないか
子どもを信じてあげる
心の余裕がない人
が多いそうです。
まずは軸足を定めて
情報に惑わされず
しっかりと主役不在の
塾選びをしないことを
実際の事例とともに
詳しく解説されてます。
■ ⒉RESPECT(尊重)〜わが子の意見を尊重する〜
この章でブラボー先生が
問題提起されていたのは
「子どもは果たして叱って伸びるのか?」
「愛のムチは本当に子どもたちに届いているのか?」
です。
「なんでこんな問題もわからないの?」と禅問答のような答えのない質問してしまうのでしょうね。
このフレーズは印象的でした。
そして叱るよりもほめることの
重要性を主張されてます。
そして、ほめるために
まずはいったん子どもの意見を
RESPECT=尊重してあげること
認めてあげると言うことです。
■ ⒊ACHIEVEMENT(達成)〜スモールステップで達成する〜
誰の何を達成するのかというと
親御さんのお子さまに対する
励ます手法について
スモールステップで
叱るきっかけではなく
ほめるきっかけを
探しましょうと
説明されています。
あまり気負わず
少しリッラクスして
適度に頑張って達成していく
ことについて書かれてます。
もう一つはお子さまが学習することは
そもそも苦痛なんかではないと
成功体験を積んで定着するために
ご家庭でもお子さまの
プラスになるような
話し合いを持つこと
毎日少しでも復習して定着させようとか
週に何個か数を決めて漢字を覚えようとか
スモールステップで
最初は本当に小さな目標から
達成したら、
多少恥ずかしくても
大げさにほめる。
大切なのは
成長するポイントは
スモールステップで
今までにやってこなかったことを
昨日より少しだけ多くやる。
周りと比べるのではなく
これまでの自分と比べて
成長を感じられるように
仕向けていきましょうと
説明されてます。
■ ⒋VARIETY(バラエティ)〜単調ではない育て方〜
この章ではお子さんが
褒め慣れないように
バラエティーの富んだアプローチで
ほめてあげてくださいと書いてあります。
バラエティーに富んだ対処とは
前述しました
(認めて、ほめる)で
あったり
宿題の声がけ・励まし役だったり
子どもが話しかけてきたら
作業を一旦とめて話を聞く
傾聴の姿勢であったりします。
中でも目に留まったのは
失敗こそ、成長するチャンスだ。
子どものトライを
ちゃんと尊重して
認めてあげることの重要性を
説いてます。
この考え方は
私も失敗学を実践する身としては
共感できます。
■ ⒌OPTIMISM(楽観主義)〜それでいい〜
ブラボー先生は
章の最後に頑張りすぎないことを
提唱されます。
頑張りすぎる
親御さんの行動としまして
よその子との比較をあげております。
そしてわが子には
「やればいいだけ、大丈夫!」と
根拠のない励ましを言葉にしましょうと
説いてます。
なぜならば言霊は、
本当にあると信じて
おられるからです。
ブラボーと言って、素晴らしいってたたえてほめてやって、そうなってほしいという願望を言葉に込めて、子どもたちに届けています。
このフレーズからは
自身の信念が伝わってきますね。
■まとめ:ブラボーな子育てとは何か?
ここまでを一旦まとめます。
●BRAVE(勇気)
●RESPECT(尊重)
●ACHIEVEMENT(達成)
●VARIETY(バラエティ)
●OPTIMISM(楽観主義)
で、結局ブラボーな子育てとは
何だったのでしょうか?
ここで5つの頭文字を
並べてみましょう...
B・R・A・V・O…
そうなんです。
B・R・A・V・Oなんです。
メソッド自体がブラボーなのと
5つのキーワードの頭文字が
ブラボーなのと
ダブルミーニングになってました!
ここで本のタイトルに付けられた
ブラボーな5つのキーワードの
伏線が回収されるのですね。
オシャレですねー
■達人はほめずにほめる
剣術の達人は
刀を持って刀を抜かない
と言います。
武士道とは
刀を使わずその魂で
相手を説得して
平和を歩むのが目的です。
剣術を駆使して
斬り合うことが
目的ではありません。
ここでほめ育の目的とは何か?
見つめ直してみましょう。
子どもに自発性を持って
生きてもらうためですよね。
ブラボー先生も
指摘されているように
ほめ言葉のフレーズだけで
短調にほめようとすると
子供は褒めないと動かなくリスクが
ついてまわります。
倍ほめという言葉の技法を極め
達人の域におられる
ブラボー先生は
安易にほめ言葉のフレーズで
表層的な子育てをすることを
推奨しておりません。
ほめ育とは
言葉のフレーズだけで
ほめるのでなく
勇気を持って自身を変え
お子さまを尊重して
小さことから話し合い
声掛け・励ましの習慣の定着
そして見守ることの大切さを学びました。
これこそが
ほめずとも
ほめているのと同じ効果を
発揮します。
つまりB・R・A・V・O
5つのキーワードをもって
家庭の環境整備こそが
重要であると説いている
私はそう感じました。
本書では5つのキーワードに
関する豊富な事例と
ブラボー先生自身に関する
エピソードも満載です。
■タルイ的まとめ やっぱり以心伝心が大事
本書を読んだことで、
私は以心伝心という言葉について
考えました。
少しだけ
ほめる教育を俯瞰して
考えてみると
ほめるとは
それが言葉に出さないと
理解されない文化を持つ
アメリカ流の考え方で
以心伝心というと
"言わなくてもわかる"と考える
過去の日本の文化の言葉で
ほめるの対極にあると考える方は
多いと思います。
しかし本来の意味の以心伝心は
禅の教えからくる言葉で
意味が違います。
【以心伝心】
言葉によらずに、互いの心から心に伝えること。言語では説明できない深遠・微妙な事柄を相手の心に伝えてわからせること。
言わなくてもわかるではなく
言葉に頼らずに伝えることが
以心伝心の本来の意味です。
ブラボー先生のメソッドから
以心伝心について考えてみました。
我々日本人は
ほめるとは
褒め言葉のフレーズを使った
コミュニケーションスキルである
という認識から
一旦はなれて
ほめる側が
伝わるまで諦めないマインドや
根気を鍛える必要性があるのでは?
と考えました。
以上が今回の私のまとめです。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
私から2つお知らせがあります。
●《お知らせ1》noterの方の書籍を紹介させてください。
理由は今回は縁あって
ブラボー先生の本を
紹介させてもらいましたが
書いていてとっても
楽しかったです。
書籍を紹介する
これもnoteの
「つくる、つなげる、とどける」
の形ですね。
紹介されてもいいよという方は
こちらよりお知らせください。
●《お知らせ2》みなさまからのサポートで毎月寄付できてます。
noteをはじめて6ヶ月ですが、
おかげさまで毎月寄付できるように
なってきました。
サポートいただいた金額を
こちらのブリッジフォースマイルさんに
寄付させていただいてます。
私もまた自分の記事で
誰かの役に立つことに
誇りを感じております。
これからも質の高い。
読み手の役に立つ記事を
書いていきたいと思います。
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