「逃げちゃダメだ」は時代遅れの言葉 本当に逃げないといけない場面はたくさんある話
エヴァンゲリオンの碇シンジの有名なセリフ
「逃げちゃダメだ!!」
これは、敵と立ち向かう勇気を自ら奮い立たせるための言葉であるが
これの意味を間違えて
「どんな時でも逃げてはいけない!!」と誤認すると
本当に逃げなければいけないとき、逃げられなくなる。
今日も記事を見つけていただき、ありがとうございます。
20代の人生を逃げまくっていた人間です。
大人になって人生を振り返ったときに、
当時は 逃げる=卑怯な手段と捉えていましたが
必ずしもそうとは言えない状況はあることに気が付くようになります。
今日は、そんな自分が経験で理解した、どうしても逃げないといけない場面についてお話ししようと思います。
逃げてもいい状況はたくさんある
ケース1.精神的な病になったとき(鬱病・適応障害等)
体は、人生を生きる意味で資本です。
それが、ぶっ壊れると、機械でいえば部品が一個なくなったようなものです
機械なら、その部品を元の位置に設置すれば治りますが
人間は、戻ることはできません。
もし、こういう状況に陥った場合は
仕事が立て込んでいようが、大事なプレゼンがあろうが
休む・逃げてよいです。
何故ならば、すべての人間は代わりはいくらでもいるからです。
スティーブ・ジョブズがいなくなったAppleは
ティム・クックが代わりとなって
現在では十分に
Appleというブランドは存続し続けています。
スティーブジョブスのような天才ですら、代わりはいるのです。
ケース2.怪しい会社・常識が通用しない環境にいる場合
これは、正直書くかどうか迷ったわけですが
新卒の会社を辞めたときに手伝った会社がこれでした。
毎日投稿の記念に、近々この話をしようとは思いますが
こういう会社は、とにかく考え方が180度違うので
確実に洗脳させます。
こういう環境になってしまった場合は
即効で逃げてよいです。
何か変なことを言われると思われますが、
「ここにいたほうがまだマシだよ」と悪魔のささやきをしているだけです。
しかも大嘘ですww
自分はこれの影響で
・ニートを1年するくらい心が憔悴した。
・他人と会うことが怖くなる
・自分は出来ない人間だと、自信を取り戻せなくなる。
半年で何とか理由をつけて辞めて逃げましたが
それでも、後遺症は大きかったです。
逃げる決断をする=行動できるということ
あえて、逃げることのメリットを紹介すると
行動できることです。
昔の考え方で
逃げる=悪いこと・卑怯 というイメージがあるため
逃げる人間、困難を避ける人間に対してこういう風にいうことで
逃げる=悪いこと・卑怯 というイメージを植え付けます。
そして、逃げられなくするのです。
そして、会社のいいなり・社畜のような人間が大量に出てきてしまいます。
漫画ワンピースのセリフの中でも、どうしても自分たちの実力では勝てない相手と対峙したときに
「逃げる事だけ考えろ‼︎今の俺たちじゃ勝てねぇ‼︎」
というセリフがあるように
逃げることは、ひとつの手段なのです。
卑怯を恐れて全滅してしまっては、元も子もありません。
最後に
ドラマでも
「逃げるは恥だが役に立つ」
というタイトルがありますが、
これはハンガリーのことわざで
という意味だそうです。
逃げるは立派な手段のひとつです。「逃げなきゃダメだ!!」というシーンは十分にあることを頭の隅に置いてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
ふぉあぐら
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