あなたが愛してやまないゲームは、なんですか?
今までプレイしてきたゲームは、あなたを何より表すはず。
・・・とのことで思い出してみよう。
noteのお題企画です。
そう言えばあまりゲームに興じた記憶はそう多くないかも。
幼少期、まだアナログの時代、ボードゲーム流行っていたはずだけれどなぜか興味持たず。
その当時は数人でボードを囲むような時代、自分にはそもそも友達と遊ぶよりひとり遊びに興じる方が性に合っていたし、そうしたゲームにはまるで食指動くことなかった、それよりも割りばしと輪ゴムでゴム鉄砲作ったりする少年でした。
そこでお分かりの通り工作少年。愛読していた雑誌は「模型とラジオ」ゴム動力飛行機などよく作りました。あとはNゲージ鉄道模型でジオラマとは言えないような箱庭よく作りました。紙箱で建物作って街並みしつらえたり。箱庭療法というかある意味シミュレーションゲーム的感覚でしょうか。
さて、世はデジタル時代の萌芽、任天堂のゲーム&ウォッチをはじめとするLSIゲーム全盛期。
それらが当時の少年たちを席捲する中、食指動かないどころか嫌ってました。
しかし、そんなことは気にも留めない大人たち。いまどき(当時)の子どもに浸透するのを良しとしない向きもあったようで、祖母から貰ったお年玉を叔母により減額されてしまうという事態に。
「ゲームなどに使ってはいけないから」という理由。
こちらとしてはそんなつもり毛頭ないのに理不尽だという思いしかなく。そんな経緯で更に嫌悪するようになった記憶があります。
そうしたゲーム嫌い少年だった自分を一転させるものが家にやってきます。
それがPC-8001mkⅡ。初のパソコンです。
当然、親が購入したもので家族共有。しかし、その新しさの衝撃は相当なもの。一気に時代の最先端に。LSIゲームや、MSXパソコン(当時の入門機)をはるか後方に置き去った感を受けたものでした。
早速、PC雑誌を読み漁り、そこに載っているBASICプログラムを次々に打ち込んでいったのでした。
簡単なゲームが主だったもの。その中の白眉はOh!PC誌に載っていた帆船シミュレーター
サウザンティス号の冒険
BASICプログラムリストをひたすら打ち込んでフロッピー1枚分のソフトを完成させたのでした。
航海して敵に出会ったら砲撃するのみならず、敵陣に斬り込んでの白兵戦、島に上陸しての交易など盛り沢山の内容のゲームでした。
そのゲームで遊んだ記憶よりもむしろそれを打ち込んで作り上げる記憶の方が色濃く残っていたり。
残念ながら受験が迫っていたこともあってそれを最後にPCゲームはほとんどやらなくなり、ファミリーコンピュータや各種ゲーム機に興味示すこともない状況にまた戻ってしまったのでした。
次にPCに触れた頃には既にMS-DOSの時代、一太郎での文章打ちがメインとなったのでした。
やがてWINDOWSの時代となり、ネット接続するようになればブログやSNSがメインとなり、ゲームは暇つぶし程度にやるくらいのものに。
PCで画像や動画、音楽の編集とSNSでの交流、それらこそゲームより楽しめる状況となっているかと。
そんなわけで、
あなたの愛してやまないゲームは何ですか?
という質問。
それは強いて言えばPCそのものかと。
ひとつキーワードがあります。それがシミュレーション。
トレンドに流されない自分なりの世界観の表現。結局アナログの時代から一貫しているのがまさにそれであり、今後とも続けてゆきたいと感じるところです。