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やりたいこと三昧の日があっても、いいじゃないか
3日前に投稿した『カラスが飛ぶ音を、初めて聞いた日の日記』が、今までの記事の中で一番の「スキ」をいただいて(といっても今のところ29ですが)、びっくりしています。アクセス数は他の記事と比べて普通くらいなのですが、スキが多い。
はて、この日記のどこが? カラス? 他の部分?たまたまなのか?となんでそんなにスキをいただけたのかよくわからないので、今日も試しに日記を投稿してみます。浅はかです(笑)
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今日は、毎朝の日課を終えたあと、8時くらいから読書。
最近は家庭内ディスタンス維持のため、自分の部屋にこもっていることが多い。本を読むときは、ベッドにごろんと横になり、枕の上にクッションを重ねて頭を高くして読むか、デスクチェアに座って背もたれに寄りかかりながら、ベッドに足をのせ、オットマンがわりにする。
足をあげないと、むくむんですよね。
よい読書椅子があるといいんですけど。
で、今日はこの本たち。
『ナラトロジー入門』は再読。去年たしかに読んだはずなのだが、全然内容を思い出せなかったのでもういっかい。
ナラトロジー(物語学)とは、物語の解釈をするのではなく、どうやって書かれているか、その構造を分析するというもの。
たとえば日本では、水戸黄門やドラえもん、少年ジャンプの漫画、昔話など、物語は一定のパターンを持っている。それは他の国でも同じ。世界中の様々な研究者がそういった物語の構造や「どのように書かれているか」を分析している。
おおもとはアリストテレスの『詩学』。
ちなみに「詩学」は「詩」を研究するものではなく、「悲劇」を分析している。
アリストテレスの『詩学』もパラパラと参照しつつ読んでたら、うとうと寝てしまった。目が覚めてちょっとボケーっとしながら、続きを読む。
お昼を適当に済ませて、facebookをみたり、あれこれ名前のない雑事をこなした後は、作りおきをする。
明日はZOOMセッションが入りそうだし(まだ連絡ないな)、いつも月曜に買い物に行くようにしてるので、週末に食材をできるだけ使いきっておきたい。なので今日のうちに、あるもので作っておこう。
つくったのは以下。順不同。
〇やそりえさんレシピのフルーティキャロットラペ
いつも、おいしそうだなーと思ってみてたので、今日作ってみた。オレンジがあったので、フルーツはオレンジを入れてみた。これまでフルーツ入りを作ったことがないので、ちょっと控えめに。紫玉ねぎも冷蔵庫の隅でしなびてたのをみじん切りにして入れた。うん、たしかに甘みと酸味のバランスがよく、おいしい♡ リピ確定。
〇新玉ねぎのおかか和え
新玉ねぎをスライスしてさっと水にさらしたあと(さらさなくてもいい)キッチンペーパーでしぼり、かつお節と和風醤油ドレッシングであえる。
〇春菊とツナのマヨごま和え
さっとゆでた春菊の水気をしぼり、適当な大きさに切って、ツナ、麺つゆ、マヨネーズ、すりごまたっぷりであえる。
〇長ねぎのナムル
長ねぎを斜めにうすくスライスして、ごま油、鶏ガラ顆粒、しょうゆ・塩少々、ごまであえる。そのまま食べたり、豆腐にのっけたり、さっとゆでたささみや豚しゃぶ肉とあえる予定。
〇切干大根の煮物
大量にあまっていた干ししいたけも一緒に戻して水を切って炒めた後、酒、みりん、砂糖、しょうゆで煮る。
〇なすと肉みそ炒め
乱切りにしたなすを炒めた後いったん取り出し、豚挽き肉としょうがを炒める。みそ、砂糖、酒、しょうゆ少々、豆板醤少々を混ぜたたれを入れ、なすを戻してなじませる。ゆでたうどんや白ごはんにのせて食べる。
〇手羽元のこってり甘辛煮
フライパンでしっかり焼き目をつけた後、しょうゆ、砂糖、酒、みりんで照り煮に。手羽元は昨日フライドチキン用に買ったものの残り。業務スーパーの手羽元は、国産、2kg、880円。もも肉の半額くらいなので、ついつい買ってしまった。卵が残り少なかったので、ゆで卵はなし。
これ以外に、新じゃがのポテトサラダと、あまっていたゴボウをから揚げにしようと思ってたけど、そういえば昨日揚げ物ばっちり食べたよね、糖と油で、生活習慣病一直線だよね、とやめることにした。
これで明日の食事作りは、ほぼ何もしなくて大丈夫。
最近、「あいあい皿」目当てで、晩酌は金麦ばっかりだったから、今日はスパークリングワインを飲もう。
あとはもう、お風呂に入って、そのあとはお酒を飲みながら、本の続きを読むだけ。昨日kindleで購入した『悪童日記』。
著者のアゴタ・クリストフはハンガリー動乱の際に亡命後、大人になってから習得したフランス語でこの作品を書いたのだそうだ。ネイティブでない言葉の使いかたと、子どもが書いたという設定がうまく合わさり、短くて切れのいい、直球の文体になっているらしい。不条理で倫理感の欠片もないエピソードも満載とのことだ。楽しみ。映画化もされているらしいので、今度見てみよう。
ところで。
タイトルにもある「三昧(さんまい)」とは、本来は仏教用語〔梵 samādhi(さまーでぃ)〕で、 心を一つのものに集中させて、安定した精神状態に入る宗教的な瞑想の状態のことをいう。
今日はそんな高等な「三昧」ではなく、「三昧(ざんまい)」の日。
そのことに熱中したり、心のままにするという意味のほう。
その日やりたいと思ったことをできると、自分のなかの流れが通る気がしませんか?
「やりたいことやるなんて、そんなのあたりまえじゃん」っていう人もいるかもしれないし、「私にはやらなければいけないことばかりで、やりたいことやる時間なんてない!」という方もいるかもしれません。
最後に、そんな「やらなければいけないことばかり」の方に、おすすめの取り組みをご紹介します。
A4用紙1枚を半分に追って、もしくはノートの見開きの左右のページを利用して、左側の上部に「やらなければいけないこと」、右側の上部に「やりたいこと」とタイトルを書きます。
次に、「やらなければいけない」と思っていることを箇条書きに、左側に書いていきます。いくらでも、思いつく限り。
どうですか? 全部書けましたか?
そうしたら今度は、その「やらなければいけないこと」を、1つひとつ声に出して読み上げていきます。
ただ、そのときに、ポイントがあります。
例えばそれが「お風呂掃除」だったとしたら、「私は、お風呂掃除をやらなければいけない」ではなく、「私はお風呂掃除をやりたい」と言い換えるのです。
どうしてもやりたくないと思っていたお風呂掃除でも、「私はお風呂掃除をやりたい」と声に出して言ってみると、不思議と「ああ、自分はお風呂掃除をやりたかったんだ・・・」と思えてきます。そしたら、右側の「やりたいこと」のリストにそれを書きます。
「そんなわけないだろ!」と思いますよね。私もそう思いました。お風呂掃除、大嫌いだから。でも、言ってみると気持ちが動くんです。
これ、言葉遊びのようですがちゃんとしかけがあって、「やらなくてはいけない」と自分が思っていることは、「とっととやってしまいたいこと」や「はやく終えてしまいたいこと」なわけです。そこに「したい」がある。つまり「(早く終えたいので)やりたいこと」なんです。
声に出していうことで、自分の耳でそれを聞くので、ん?ほんとに?と思いながらも、たしかに!と、実感がわいてくるのです。
自分で「ああそうか、私はやりたかったのか~」と、納得をすると、「やらなければいけない、でもやりたくない」と思っていた気持ちが、「よし、やろう!」に変わっていくかもしれません。
試してみるのはタダなので、やった方が得。
よかったらぜひ♪
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