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体温をあげて免疫力を高めるための入浴法&入浴剤

体温が低いほどがん細胞が増殖しやすいため、普段から体を冷やさないようにするだけでなく、基礎体温をあげるための「HSP入浴法」を実践しています。

HSP入浴法

HSP入浴法とは、入浴とその後の保温によって体温をあげ、「熱ストレス」でHSP(ヒートショックプロテイン)を増加させることで、自身の回復力を高める、という入浴法です。

41℃のお湯であれば、15分全身浴をして、その後10~15分保温をします。そこまで普段の入浴のしかたと変わらないので簡単に取り入れることができます。

詳しい入浴法はこちら


ちなみに、HSP(ヒートショックプロテイン)とは?何かというと、

元気のないレタスを50℃のお湯で洗う(浸す)と、シャキッとしたレタスに戻る実験を見たことありませんか?
これは、まさしくHSPの仕業。熱ストレスにより、HSPが増加し酸化を防御。鮮度が甦ったということです。HSPとは、さまざまなストレスから私たちの体を守ってくれる、ほとんどの生き物が備えている能力(たんぱく質)です。

私たちの細胞は水分を除けば、ほとんどがタンパク質で できています。
HSPは、ストレスにより細胞の中で増え、構造がおかしくなったタンパク質を修復して元気にしてくれる素晴らしい存在なのです。そのHSPを自身で増やし、自己回復力を向上させることで、病気の予防や美肌へつなげ、健康に役立てることができるのです。
ちなみに、ストレスとは精神的ストレスだけではありません。熱ストレス、病原菌、紫外線などなど、私たちが心や体に受ける すべてのダメージのことをいいます。

HSPプロジェクト研究所 HSPとは? より



入浴剤

入浴剤を組み合わせた方が効果が認められるとのことで、入浴剤もいろいろ試しています。

重炭酸の入浴剤

これは湯の質がとろーんとして、低温でもすごく体が温まるので、夏などによいかもしれません。


よもぎの葉やびわの葉を不織布に包んだパック

自然の素材しか使っていないので安心ですし、パックをお湯に入れてしぼると、ほんのりよもぎの香りがして心も休まります。


酵素入浴液

米ぬかや昆布を発酵させた液体です。少しにおいが気になりますが、入浴後も温まった状態が維持され、ぽかぽかが続きます。


エプソムソルト

大容量で買うと1回分も安いので、最近は一番使っています。湯舟に入っているときから汗が出てきますが、お風呂からあがったあともずっとぽかぽかしていて、靴下がなくても足が全然冷えません。

形状が塩に似ているからソルトとネーミングされていますが、実際は塩ではなく硫酸マグネシウムというミネラル分です。

これに、アロマオイルをそのときの気分で混ぜてから、湯舟に入れています。オイルは、ラベンダー、フランキンセンス、ローズマリー、レモングラスなど。


実際の入浴

HSP入浴法を行うのは、大体週に3回くらいです。

お湯につかっている間飽きないように、ポータブルスピーカーでAudibleをかけます。

最初にシャワーでかけ湯をしてから、キッチンタイマーを10分にセットして、バスタブに入ります。お湯の中ではかっさやテラヘルツのマッサージ棒を使って、肌を軽くこすります。

10分あたたまったら、全身を洗って、最後、手足に冷たい水をかけます。

そのあとまた10分、キッチンタイマーではかりながら、バスタブに入ります。基本は肩まで、あつくなってきたら肩や手を出し、それでもあつい場合はいったんバスタブのヘリに座って少し冷ますこともあります。

お風呂から上がったら身体を冷やさないよう、なるべく急いでパジャマを着ます。首に汗取りのタオルを巻き、パジャマの上にダウン、下は裏ボアのスウェット、靴下の上にはダウンソックスをはきます。入浴であがった体温をキープするためです。

ソファーの上で、上半身下半身それぞれに毛布を1枚ずつ巻いて、足枕をして横になり、保温をします。このとき少し水分補給をします。せっかくあたたまったからだが冷えないよう、常温のお茶を少しです。

そうやって、だいたい30分くらい、テレビを見ながらじっとしています。そうするとしばらく体温を高いまま維持できるので、HSPが増えやすくなるというわけです。30分というのは、足にたまった水分を流す目的もあります。

こういう風に入浴をすると、お湯をためて、保温が終わるまで、最低1.5時間はかかりますので、いそがしい方は難しいかもしれませんが、間違いなく体温があがり、夜もしっかり眠れます。


私はもともと平熱が35℃台と体温が低いことは自覚していましたが、特に問題ないと思っていました。ごくたまにお湯につかるぐらいで、シャワーで済ませてしまうことがほとんどでした。冷えについても、あまり意識して過ごしていませんでした。

がんになって初めて、自分が低体温だと自覚して、体を冷やさずに温める生活に取り組んでいます。夜しっかり眠れるということは、何よりの治療になりますし、今後の様々な病気の予防にもなります。

ちなみにわが家の長男は、筋トレで傷んだ筋肉を回復させるために、同じようにHSP入浴法に取り組んでいます。

ご自身で体温が低いなあと思われる方は、病気の予防のためにも、そして日頃のお疲れを回復させるためにも、よろしければぜひ試してみてください☆


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大前みどり
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