考えることは、新たな価値を生み出すこと
考えることは、新たな価値を生み出すこと、である。
考えるとは、どんなことが具体的に言語化することはできますか?私は、できませんでした。数学の問題を解くこと、新しいアイデアを出すこと、?????って感じでした。でも、この「パン屋ではおにぎりを売れ」を読んで解決しました。考えることの正体が一体なんなのか、と考えることによって考える能力が格段に上がります。この本では、考え方についても説明しているのでイマイチ考えることが苦手だなと思っている方も苦手意識を払拭できるのではないでしょうか?
まず、「考えるとは『広げる』と『深める』である」と著者は言っています。
「『広げる』とは、可能性を考えていくこと」
「『深める』とは、本質的価値を考えていくこと」
だそうです。
具体的に本の中では、「ほぼ日手帳」が例に挙げられていて、ほぼ日手帳に当てはめると、
「広げる」=手帳のカバーなどから楽しみ方を広げられるように変えたこと。
「深める」=「L IFEが書かれているもの」と考えを変えたこと。
だそうです。今まで手帳は自分の予定を管理するためのものであったが、その視点を変えたことで大ヒットしたそうです。今では、海外の方でも使っている方いますよね!!!
こんな感じで、視点を変えて考えることで魅力的に見せることができて、
新たな価値を生み出すことができる!!!
考えるということに、そんな魅力的なことが詰まっているなんて今まで考えたこともなかったです💦技術発展が進み、ものが飽和状態の現代だからこそこの視点を変えて新たな価値を生み出す、考えることは大切だと私は思いました。このことは、マーケティングをする際にも重要な視点であって、以前紹介した、「USJを劇的に変えた、たった1つの考え方」にも同じようなことが書かれていたのでこれから重要なんだな〜と個人的に思いました。
では、こんなに魅力的な考えるということですがどのようにしたら良いのでしょうか?
本の中では、考えを広げる方法と深める方法に分けてそれぞれ6つやり方が書いてあります。今回はそれぞれ一つずつ紹介したいと思います。
広げる「かけあわせ法」
今まで共存したことがない言葉を組み合わせることです。本の中では、
「寺院✖︎お花✖️インスタ映え」で成功した観光地が紹介されています。このように今まで並んでいるのを見たことがないような言葉を組み合わせることは「可能性を考えること」であるので考えを広げることになります。ですが、この方法を成功させるにはとにかく「数をこなすこと」が大切であると筆者は言っています。
深める「自分ゴト、あなたゴト、社会ゴト」
「『自分ゴト』は自分の関心があること。『あなたゴト』は家族、友人、会社の同僚など、自分と関係が深い人や自分に近しい人に関係があること。『社会ゴト』は社会的関心や流行など」だそう、、これはつまり、「共通点の発見」ということができて「共通点を発見」するとは「本質的価値を考えていくこと」であると言えます。人に興味を持ってもらいたいときや説得したい時に使うと有効だそうです!
私はこの本を読んで考えるということは魅了的なことであると強く感じました。
みなさんも考えることを習慣にしてみるのはどうですか?