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廃材をアップサイクル。SDGs12"つくる責任、つかう責任"、SDGs15"陸の豊かさも守ろう"。障がい者職人による革細工"サンシャインワークス"の志。

私は会社員の雑誌記者兼編集者時代から、職人に憧れていました。

好きなことを仕事にすることこそ、素晴らしい生き方だと思ってきました。

中でも一生モノとされるアイテムを生み出す革職人は輝いてみえました。

30代に習い事として、革靴の手づくり靴を作ってきました。2007年の頃からです。

数年間通いましたが、他人の靴を一向に作れない事に物足りなさを感じ、型紙を教わるマスターコースに入りました。だが、1年間で仕上がらず、先生とギクシャクし、退会しました。

一方で、横浜セリエという女性のための革細工講座に入会して3年ほど学びました。イタリア製などの立派な革を使い、しなやかな肌触りでした。

けれど、私は独立してやってゆく時に端材や、害獣として駆除される鹿を一頭買いするなど、なるべく廃材となる革を使いたいと思いました。

それは、まさにSDGsの12,15と自分の考えが合致したからです。つくる責任、つかう責任。それから陸の豊かさも守ろう。

今、在庫にあるのは、関西の企業から購入したものですが、使いきったら、東日本大震災の放射能(ホットスポット)の為にジビエにもならないと言われてきた鹿革を、岩手県遠野から仕入れる予定です。

ちなみに私はプロフィールに書いてあるとおり、仕事のし過ぎで、障がい者になり、退職後、結婚してからは主人の稼ぎで生活をさせて貰っています。

でも、自分なりに独り立ちしたくて、サンシャインワークスという屋号で、小商いをしています。

ブランドコンセプトは廃材をアップサイクル。レザーロスを無くそう。

私はネイティブ・アメリカンの言い伝えで、七世代先の子孫を考えて生きよ、と言うのがあると聞き、素晴らしいと感銘を受けました。

使い捨ての文化やファストファッションのような考え方ではなく、時代は巡る。モノも、ヒトも。カルチャーリサイクリングのような考え方がそこにはあると思います。

いま、44歳ですが、生涯現役の総手縫いの革細工職人になるのが夢です。

そして、2030年にはもっとメジャーなブランドにブラッシュアップしていたい、と思うのです。

例えば福祉作業所と共にワークショップを重ね、作品を量産するなど。夢は膨らみます。

もし、気に留まった方がいたら、下記のアドレスを覗いてみて頂ければ幸いです。

#私のお仕事

#SDGsへの向き合い方


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