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駄洒落詩小説 『命乞いする蜘蛛』 #毎週ショートショートnote【イマジネーション編】


どっこら どっこら どこまでも
いったい ぜんたい ここはどこ?
気っにせず てってけ ついていく

そっろそっろ そっろそっろ 休もっか
がっしゃごっそ がっしゃごっそ こしらえて

ざっらざっら そそぐよ 白い粒
ゆっらゆっら  揺れるよ 銀の箱
めっらめっら 燃えてる 赤い炎
じっわじっわ 染まるよ 黒色に

もっくもっくもっくもっく 煙あげ
じっくじっく じっくり 炊いてみよ

ざっばば~ん ざっばば~ん 白波に
ざっわざっわ ざっわざっわ 木々の音


ぼっちぼっち 見るかと 軍手はめ
ぱっかり 開けた箱の中


あらあら どうしてこんなとっこに
助けてくれよと 命乞いする蜘蛛さんよ


 あなたが どうして この中へ?


きっとこっそり家を守ってくれてた軍曹さん
一緒に 旅に来たかったんだね と手を合わす

ごめんね 熱かったよね 許してね

道中の景色くらいは
満喫できてたらいいのにな

でもね 食べるよ 白米も

だってこれじゃお腹の中が
タランチュラ


 ってって、蜘蛛さんの行方はごっ想像におっ任せとっして。(タランチュラは絶っ対にアウトだけどね!)もっひとつのおっ題を見っていったら、リズム感があっるもっのを書っきたくなりこーんな話になっりまっしたとさ♪

(この実話が元ネタです。なので、ポップな感じにしたかったのもあるかも?>🦆

家に現れたのはたぶんアシダカグモなんですがGも食べてくれるので、あだ名が軍曹さんなんです。手の平くらい大きいのでドキッとはするけれども。慰安旅行のつもりが……なんですかね🤔

 ちなみに両壁に手足で突っ張って天井まで登っていた幼少期の私はスパイダーウーマンになれるかも! いや高所恐怖症やから無理か……と思っていたこともあるような、ないような?(未だに手形が残っておーる。)

 裏お題もよかったらどうぞ~🙋


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