140字小説 「白」 #冬の星々①
荷解きをしているとズシンと重い音が鳴り、慌てて外へ飛び出す。屋根から次々と白い物が転がり落ちてくる。
雪が降る地域でもないのに何だろう…と訝しみ掬い上げる。
「ひぃっ!」
小さく悲鳴を上げると
「お前もここに投げろよ」
と子供達の声が耳朶を打ち悟る。この雪崩は、俺の手にあるのは、乳歯だと。
そろそろこの時期だな、とわかっていながらの今さら投稿です😶🌫️
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