きっとこの世界には優しさ成分が配合されている。
転居してから初めての通院は天気の影響か車に乗り込む前はグロッキー状態だったものの、ヘルパーさんと愉快な話で盛り上がっていたら、あっという間だった。
もう女子って年齢でもないけれど、喋りだしたら止まらない女子トーク。完全に療養生活になってから身内以外の人と家以外の場所でゆっくり話せたのはいつぶりだろう🤔?
実は友達にも病気のことは、くわしく教えていない😢(連絡くれた子には軽く伝えているけどね!)
みんな優しいから気にかけてくれるのがわかっている分、仕事や家庭で忙しい中、友達の心配までしてほしくないと思ってしまうんだよね。隠したいわけではなく、今は受け止めきれないよなって。それで疎遠になるような友達でもないってわかっているから😎🌻
だから、とにかく久々で……と思っていたらこの前父と近所の安い理容室に行って(おとんと髪切りに行くとか四半世紀ぶりくらいやわ……)、普段はあまり話さない美容師さんとお話したことを思い出した。 その時も実年齢より若く見られることを相談したけれど、お世辞込みでも年々アラサーにすらならなくなってきたことに地味に悩んでいたりする……(若く見られることそのものよりも、何事もギャップがあると、その期待に応えなきゃ!みたいな強迫観念に陥るからさ😿)
はい!軌道修正!
ちょっぴり緊張しながらも久しぶりにお洒落やメイクが出来ることもとても楽しみにしていた💃🎶<おーい🍵目的は病院に行くことだぞ~!)
ヘルパーと利用者という関係じゃなければ出会えなかったのか、違う形で出会っていてもこんなにぶっちゃけトークが出来ていたのかはわからない。
でも、人は会うべき時に合う人と出会う的なことも聞くから、そういうことなのかもしれない。(やんな?)
一応、お互いの立場上の距離感には気をつけながらも今の私には、同世代と接点が持てる時間が純粋にうれしかった♪
とにかくそのヘルパーさんが教えてくれるお店の食レポが素晴らしすぎて聞いているだけで飯テロレベルで一緒に行きたい! けれど、今の私には食べられる自信がない……というジレンマ🦔💦
本当は食べるのが大好きで、元々好き嫌いは全くなかったんだよ! でも、病気になってからは味と食感に過敏になっていて、その日、その場で食べてみないと、口に入れられるのか、飲み込めるのかもわからなくなっちゃったんだよ~😭これも悩みギャップのひとつ😭
その方も仕事柄車椅子での入店の厳しさはよくチェックされているそうなので、私自身が食べられるかも大事だけれど、そういうお食事ブログを書いて、いずれはお食事マップを作れたらいいな、とこっそり考えていたりもする。(伊能忠敬がアラ還でやり遂げたなら、時間はまだその折り返し辺りにいると思えば全然余裕やん🏃??)
ただやっぱり私には介助者が必要だ。でも、介助者がいなくても大丈夫な人だっている。
これも逆転の発想かつ私の特性をいい意味で捉えれば、介助者有りパターンとなしパターンの両方がチェックできる(試せる)かもしれない。
実際に薬局は小さくてスロープも車椅子では無理だから杖でレッツラゴーだった🪄(初回は記入することが多いから、本人の方がいいと思ってね💦)
だから飲食店の料理の美味しさも大事だけれど、食べやすさの難易度(固さ、大きさ、とろみ、誤嚥のしにくさ、飲み込みやすさ、アレルギー問題とかかな?)や量の調節が可能なのかがわかれば、障がい者だけじゃなくて高齢者やお子さん、少食の方も外食のハードルが下がるかもしれない。
それでも100%誰にでも望みが叶うお店は、きっとこの世にはない。ただちょっとだけ、間口を広げられればいいかなって。
そして、どうがんばってもクチコミというものには私情が含まれてしまうから、あくまでも193シュランとして、ゆるふわかつ営業妨害にならないようにしたいとも思っている。基本的にクチコミはいいところをメインに書かないよん♪
どういうところを工夫すればそのお店に行きやすくなるのかは、行きたいお店へ事前に要望するだけじゃなく、自分でも準備するべきだと思うからこそ「店内はこうだよ~」というのが大まかにでもわかるだけでも安心だよね😌?
例えば、小皿がないお店なら、自分が使いやすい形状のお皿を持ち歩くとか(使い捨ての場合のゴミはちゃんと持ち帰るよ!)、量を調節できないかや、食べきれなかった分を持ち帰ってもいいかを聞いてみることで食ロスにも繋がる……かもしれない。
小皿やスプーン&フォーク(時々ハサミ)は常に持ち歩けばなんてことないのだけれど、持ち帰りに関してはやっぱりそのお店独自で作った時間から食べきるまでの消費期限として厳しいという場合もあるだろうから、その場で相談という形になるとも思われる。
頼む時に量をお願いすればいい話なのだけれど、私の場合は食べてみないとわからないから……季節やメニューによるにせよ、“食べきれない場合の持ち帰りの相談可”という一言を添えるだけでも気持ち的に楽になるんじゃないかなって。
これは元気だった頃に一人でパスタとピザを食べていてギブアップになった時に「持ち帰りますか?」と声をかけてくれた店長さんに救われた経験が基になってもいる。(注文した時はイケると思ったんや! でも思ったよりも豪華かったんや!)
苦労は自宅で起きてるんじゃない!
現場で起きているんだ! なんちって!
(まず自分の胃袋の容量を把握しなさい>👼
👿<でも食べきれる時の方が多いもん!)
あとは車椅子と机の高さも意外と予測できない。これは日曜大工パパにお願いして、いずれは車椅子に後付けできるテーブルを作ってもらおうと思っているのだけれど、ベビーチェアは置けても大人のテーブルをつけることで、どの程度幅を取るのかが未知数だ。
鰻の寝床のようなお店だと入り口付近に居座って他のお客さんが出入りできなくなっても困るし、逆に奥に座って自分が出られない、もしくはお手洗いを意図せず封鎖する恐れもある。(まさに「レインボーブリッジを封鎖せよ!」やん👀⚡️)
今年度から診療報酬が変わり、移動支援(余暇活動)はヘルパーさんの拘束時間のわりに報酬が少ないから(通院は仕方がないんだけども)、事業所のトップの人は本部から「移動支援より居宅介護を!」とお達しがきているとも耳にした。
でもさ、仕事のせいで足腰やられた方の入院期間を有休にするのは違うと思うんだよね👹それは育休・産休と同じくらいの扱いを受けていいと私は憤慨しているよ(*`Д´)ノ そういうライフステージのタイミングを逃すほど、あくせく働いてくれてるんだからね!!
ということもあり、私は外で遊ぶのも難儀な身体なので余暇活動はヘルパーさんの息抜きに当てられたらいいなと思うけれど、そのお金は国が負担してくれているものも多い。(実費のものも、もちろんあるんだけどね!)
それなら、ただの余暇だけではなくバリアフリー確認大捜査として活動をしたい! と私は思うのである。
引っ越してからすんなりとヘルパーさんと通院できるようになったように思われるかもしれないけれど、これも当日までに本っ当にたくさんの人が力を貸してくれたおかげなのである。
転入の手続きをした際には、以前の相談支援員さんが出張までして新しい相談支援員さんとともに役所で手続きをし、その後の支援機関を探して紹介して下さった。
契約そのものも大変だったけれど、その仮契約した事業所を利用するには、受給者証なるものが必要となる。
それを役所の担当の方が元住んでいた市と何度も連絡を取り合い(忙しい時期なので転入してからも必要な書類や確認が取れるまで私だけじゃなく、数ヶ月待ちの人もいたそうな……)、それでも通院の前日に大急ぎで仕上げてくれ、FAXを送って下さったから安心して通院できたのだ。
その進捗を度々報告してくれた役所の担当者さんだけでなく、新しい相談支援員さんもいろいろと気にかけてくれ、もしかしたら元の支援員さんからなら必要な情報を早く教えてくれるかも!と転居したにも関わらず相談したら、すぐに対応して下さった。
そのくらい時間のかかる引き継ぎをみなさんの連携プレイでようやく一歩進められたと思うと、もうありがたいの極みだ🙏🙏届くかわからないけれど、私のなけなしのパワーを送りたい🌠(G○○gleで良ければクチコミも書きたいくらいだけれど、今より担当が増えて忙しくなっても困るから、どちらかというと癒しを送りたいかな🤗💕)
病院後の薬剤師さんもまた、とてもとても優しかった。私が飲んでいる薬は新薬が多い(それを飲み出して安定したから飲まないわけにはいかない😢)から新たな薬局を利用するとなると、どうしても薬を取り寄せる必要がある。
次の日、近所とはいえ薬剤師さんが直接足りなかった分を届けにきて下さっただけじゃなく(お昼休憩抜けてきたとおっしゃってたから、ゆっくりご飯食べる時間が取れたのかも個人的には気になった🍙➰🕊️投げ銭ならぬ、投げむすび)初めて使う吸入薬の吸い方がわかる動画まで教えて下さった。
みなさんのアフターフォローが手厚すぎて、ありがとうの言葉じゃ足りないくらい🙏✨🙏💕今日はみなさんお休みの日だと思うから、どうかプライベートな時間を満喫していてほしい。私の分のだらだらタイムをお裾分けしてあげたいほど!
こんな風にバタバタしていたため、家の
中のことも気になりながらも、某フリマの断捨離に現を抜かし「明日でいいか~」と、母が毎日家事に追われて疲れ果てているのに気配りが足りていなかった。
そのことを指摘され、「確かにその通りだ! ごめん!」と猛省し(三日坊主にならんとええけど)、玄関周りの掃き掃除をしていたら、某フリマで注文していた服を直接受け取ることができた。
そして、田舎あるあるなのか送りたいものも引き取って下さった。(本当は自分でポストに行くべきだとわかっているよ! ただ雨だと、それすらも今の私じゃ一人でできなくて……お許しください🙇)
でもこんなにタイミングよく
福が来るとは!
こりゃ明日もがんばらにゃいかんな😺
(直接お礼を言ったどころか
今後ともよろしくお願いしますと
挨拶まで交わした🙈)
その後、泥だらけになったカーポートの下の掃き掃除をしていたら、ちょうちょ🦋(たぶんツマグロヒョウモン)に遭遇した。
幼少期は手加減なく羽を掴んでいたけれど(あんときはごめんな🙏)あまりにも美しいちょうちょが飛びたくても飛べずにもがいていたから、羽ではなく胴体をちょんちょんとつついて「がんばれ!がんばれ!」と、応援していたら、しばらくしてパタパタと飛んでいった。(これでチャラになるかな?え?一回じゃ無理?? どんだけ~☝️)
私も日によって歩けなくなるから、もがいているちょうちょに親近感のようなものを抱いていたのか、ちょうちょが飛んでいった姿を見て身体のどこも傷めることなく空を飛べたことに「よかったー! 元気でねー!」と、心から安堵した。
だからきっとこの世界にはたくさんの優しさ成分が配合されている。それを受け取って、感謝することはこれからも大切にしたいし(父も父でうどん玉を買う時は自分は太麺、レディースには細麺を選んでくれるようになったんだよ~!)逆にできる時は私もちゃんとせないかんな! と思った。
もし優しさを受け取ってばかりで
心苦しくなるのなら……
その苦しみを取り除くには私も無理のない範囲で優しさ成分になればいいんだ! と、お恥ずかしながら改めて気づき、肝に銘じたのだった( ̄^ ̄)ドヤドヤ( ̄^ ̄)えっへん
秒で🦋子に乗る
一休さんより
【追記】
実はヘッダーのちょうちょは通信制の大学に通っていたころに私が切り貼りしたもの。
といってももっと小さく切り絵をしている方のものを参考に拡大して切り(カッター苦手でガッタガタなのもあって)、裏から折り紙を貼りつけただけなのだけれど……
一緒に講座を受けていたおばさまが「同郷のよしみよ。他の人には秘密ね」と額縁を買ってきて下さったのだ。
どの時代を振り返っても、私はいつも優しさ成分が配合された世界にいるんだな~と思うと、私もちょうちょの鱗粉のように優しさ成分を振り撒きたい! って思わずにはいられないよね!
🦋文を読んで下さり、ありがとうございました🌸(鱗粉ってサクラの花びらの形なんだって!)