クロールキックは骨盤の左右の傾きを利用する
「クロールのキックだけなら速いのにスイムになると活かしきれていない」「そもそもクロールキックが進まない」という方におすすめのポイントを2つご紹介します。
ポイント①骨盤の左右の傾きを利用する
ストレッチポールなどのフォームローラーの上に、骨盤の腸骨をのせてうつ伏せになります。右脚を上げたときに、
・つま先を内向き内股
・脚同士を閉じる
・顔は少し左向き
・右の腸骨に加重して右に傾く
の4点を確認。この型を覚えることでよりスイム時に右腕のグライド方向に体重がのりやすくなります(ストローク数が減りやすい)。良いアップキックが良いダウンキックに繋がります。
ポイント②どこで水を捉えるか
ズバリ「足の外側・小指側」。スネの延長線上に小指を置くことで捉える面を増やし足首の柔軟性を最大限に利用できます。さらに上記の骨盤の傾きを利用すればスネの外側の面まで使うことができます。キックが進みにくい方は延長線上に親指や人差し指がきてしまっていることが多いです。
両足同時のドルフィンキックと交互のクロールキックは、単純に「両足か交互か」だけの違いではなく、「骨盤の左右の傾きの有無」も大きな違いだと思います。俗に言う「体幹からキックする」もこれに通ずる部分が多いのではないでしょうか?今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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