フローリストの休日💐ひとり時間|ブリスベンフローリスト
オーストラリア、ブリスベン。先週までは「春なんてすっ飛ばして夏のような気候だ!」と感じていたのに、今週は朝晩とても冷え込んでいる🍂
昨日、金曜日は久しぶりのお休みだった。
平日の休みは、週末とは少し違ったワクワク感がある。週末は家族と過ごすと決めているので、家族でのお出かけがメインだ。
でも平日のお休みは、夫は仕事で出かけていて、子供たちも学校に行っているので家に誰もいない。
ひとり時間
家族と過ごす時間も大好きだけれど、「今日は自分の好きなことを好きなだけやるぞ!」とワクワクできる平日のお休みも好き。自分だけの時間を確保することは、私にとってとても大切なことだ。
でも、一人の時間を確保するのは、無計画だとなかなか難しい。仕事をしながら家庭を持つと、なおさらだ。
子供の頃は、よく時間を忘れて好きなことに没頭していた気がする。自転車に乗ってどこまでも行ける!と本気で思っていたし、明日の朝が早いから何時に寝ようなんて考えず、好きなことに夢中になっていた。
好きなことを好きなだけする時間。昔は意識して確保していたわけではないのに…。
去年まではあまり意識していなかった「ひとり時間」の確保。
今年からは、意識的に自分のスケジュールに組み込むようにしている。職場でシフトが決まったら、平日の休みには他の予定を入れず、自分のために予約を取るようにしている。特に何をするかは決めず、まずは自分のための日程を空けておくのだ。
予定で休みの日を埋める癖があった私は、最初は「ただ日程を空けておくだけ」ということに苦労した。なんだかもったいないように感じていたからだ。でも、慣れてくると「こんな素敵な時間の使い方があったんだ」と気づくようになった。
心にゆとりが生まれる。
これが、私にとって一番大切なことだったのかもしれない。
ひとり時間の使い方
ひとりの時間は、私にとって小学生の頃、時間を忘れて好きなことに没頭していたあの頃に戻る時間。そして、今の自分が夢に向かって少し前進できる「栄養日」のようなものだ。
ひとり時間は主に以下のようなことに使っている。
自分の好きなことをする
夢に向かって何かを学ぶ
感性を磨けるものに触れる
静かな環境でなければできないことをする
制作活動をする
フローリストになると決めた時、今働いている花屋のオーナーであるBartに「Bartのようになりたいです。何かアドバイスはありますか?」と尋ねたら、「毎日お花に触れること」と言われた。それ以来、毎日お花に触れている。
もはや、それが日課となり、ひとり時間でも必ずお花に触れている。
ある日のひとり時間
先日の平日休み、ひとり時間は自分が育てている蘭のお手入れを中心に観葉植物の手入れを中心にして過ごした。
お花屋さんで働き始めてから、販売のできない蘭(花なし)を持ち帰っては、自宅で育てることが私の趣味になっていた。
そんな理由でとにかく私の家には蘭がある。
蘭はプラスティックポットに入ったままではこれからくる夏場、根の部分が蒸れてしまってダメになってしまう。
植物の手入れが追いつかなくなってしまいそうだったし、この際もっと簡易にケアできて、美しい状態で蘭を保ちたいなと思い昨日はとにかくお庭の整理を。
オーストラリアでは苔が高いし、日本のような品質の苔はなかなか手に入らないので、こちらのモスを使って苔玉風に。
モス部分に、ワイヤーを差し込んで吊るせるように仕立ててみる。
こうすることによって、場所も嵩張らずに済む。
庭の部分も少しだけ改造して、このワイヤーを取り付けられるようにした。とりあえず、これらは試験的に作ってみたので様子を見てみることにしよう。
ものが多くなってくると管理ができなくなってしまうし、なのより夫がミニマリストなので大変なことになる(笑)
これらの写真は一部なのだけれど、実はこの日20株もの蘭をこのように仕立てていたことに自分でもびっくりした。
好きなことに没頭すると、どうしてこんなにも集中できるのだろう。1日が終わると、とても清々しい気持ちになる。心にゆとりを持つ生活、これからも続けていこう。
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