継続は力なり
結果を求める前に習慣づくまでの継続はしてますか?
〇はじめに
何かの目標がある時や成長をするために必要不可欠なするべきことって絶対に継続することだと思います。
やり続ければ変化が生まれるし、なかなか生まれなかったら、その継続の仕方には何か問題があることにも気づく。これも一つの成長になります。
(最後に自分の好きな言葉もあるので、ぜひ最後まで読んでみてください。)
〇自分の継続できた経験
自分は小6の頃「バスケのために柔軟してみたら?」と少年団の大人の方に言われてから始めたお風呂上がりの柔軟をいまだに続けています。
自分も継続は昔からできる方ではなかったし、そんなに意気込んで始めたわけでもないのに今でも続けていることにびっくりしています(笑) 今ではやらないと体が気持ち悪い感覚まで覚えました。
継続できると思っていなかった自分が柔軟を通して継続できることを知ったし、実際体も柔らかくなり、成果が出ることも経験しました。
〇生徒の継続へのアドバイス
バイトの塾で担当する生徒が頻繁に「痩せたいけど運動はしたくない」とよく聞くわがままなことを口にします。ダイエットが成果に出るのは長期的だし、続けることが必要になってきます。
この子の問題は運動を継続することが大変というイメージを持ってしまっていること。だから自分は、まず腕立て・腹筋を5回だけでいいから”毎日”やることをアドバイスしました。
この時にもう一つ。”変化を求めるな”と言いました。(実際はもっと優しく言いました)これは最初のうちだけの例外的話です。この子は目先の結果を期待してしまっていました。だからまず結果を求めず、習慣化することから癖付けようという話をしました。
変化を求めるなといいつつも、このように習慣化するようになるという点においては明らかな変化です。私が生徒に言った求めない変化とは結果論の話です。
〇結果だけが変化ではない
成長とは良い方向に変化すること。最終的には結果としての変化を求めますが、私たちがまず求めるべきなのは体重や体に出る変化ではなく、継続できるようになる変化です。
この子の例で言えば、5回ずつの筋トレを継続してももちろんダイエット的変化は見られないでしょう。ただ継続することに対する反発感は徐々になくなっていくはずです。これこそが重要なのです。私も最初から好きで柔軟、最近では筋トレをしているわけではありません。ただその先の結果のためにやっています。
ただ自分ができる範囲で、苦痛にならない程度で毎日続けることで、段々余裕が生まれてくる。そうすると継続が当たり前になったうえで、こなせる量も増えていき、やっとここで
変化が少しづつ見えてきます。そうすると段々と楽しくなっていきます。
つまりダイエット的変化を求める前に、まずは変化を作り出すための継続力が生まれる変化を求めなくてはなりません。
言葉では伝えにくいので図で説明します。
始める➡継続(変化なし)➡継続(変化1:継続に慣れ、こなせる量・質の変化)➡継続(結果的変化が見え始める)➡結果・成果が生まれる
〇継続は二段階の変化がある
”継続は力なり”
口で言うのは簡単です。しかしこの継続とは、
1.変化を求めない継続するための継続
があり、それができてから初めてその次の段階で
2.変化が見えてくる継続
になっていく思います。これは意外と意外と気づかない人も多いのではないでしょうか。私も柔軟でというより半年前に本格的に始めた筋トレを通してこのことに気づきました。
とは言いつつも、自分も今までたくさんの継続を失敗してきましたし、大きい口を叩ける身分ではありません(笑) なんで成果に出ないんだろう。これは自分がやっているつもりになっていて、実は行動にはしっかり移せていないなんてこともあります。
ここでもう一つ”継続は力なり”と関連している言葉があります。
”人生思い通りにならないが、行動したとおりになる”
練習、努力を続けてもなかなか思い通りにはならないことはたくさんあります。そんなことばっかです。そこで諦めてしまいがちですが、そこからの踏ん張りの行動の継続が着々と自分をその道に進めていくんだな。と。そう信じて頑張りたいと思います。
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