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『ルプロドゥイール ドゥ ローズ』vol.1 ラデュレ

ルプロドゥイール ドゥ ローズ(Reproduire de rose)とは、フランス語で「バラを再現する」という意味。
以前「アドベント期間に、実在のバラをミニチュア布花にして毎日Instagramで発表する企画」を行いましたが、それの第2弾となります。
この企画では実在のバラを【着せかえ布花ブローチ】のサイズ(全長約5センチ)の布花にして発表していきます。
ただし、毎日ではなく不定期の発表となりますので悪しからず…

ではさっそく、1回目の『ルプロドゥイール ドゥ ローズ』いってみましょう!


ラデュレ Ladurée
フランスのバラ育種会社・ギヨーと、同じくフランスの老舗パティスリー・ラデュレのコラボレーションで作出されたバラ。
花色が咲き進むごとに、赤~ラズベリー~アプリコットと変化。
クオーターロゼット咲きの花はフルーティーな甘い香りで、ラデュレのお菓子を彷彿とさせる。
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このバラを知ったきっかけは、私が敬愛するIkumiさんのインスタグラムから。
Ikumiさんが自宅の庭で育てているラデュレの写真を投稿していて、それが本当に素敵で!ひとめぼれ!
赤い蕾に、ラズベリー色のカップ咲き、フワッと開いた花弁はカメオのような奥深いアプリコット色。
ラデュレという名前からして興味を惹かれますし、
やっぱり甘く良い香りがするのだそう。

パティスリー・ラデュレといえば、淑女のティータイムを思わせる優美で繊細、そして洒落っ気のあるフランス菓子ですよね。
そのイメージをそっくり写し取ったようなバラが、Ikumiさんのインスタグラムに投稿されていたのです。

その投稿を見た時、私はプライベートでとても落ち込むことがありました。
でも、ラデュレを見て一気にテンション爆上がり!
次の瞬間にはノートにラデュレの絵を写して、わくわくしながらデザインを考えていました。
…なんとも単純な私。

そうしてテンション高く作り始めたけど、このラデュレ…
物凄くやっかいでした。だって色が難しい!!
特に開花が進んだ花の、ラズベリーピンクからアプリコットになるグラデーションカラーに悪戦苦闘。
納得がいくまで時間がかかってしまいましたが、手間がかかった分より愛しい子になりました。

いつかは本物のラデュレにご対面して、芳しい香りを堪能したいものです。
いや、香りよりも…
私をひたすら悩ませた花弁の色を研究する為に、花弁にかじりつくように凝視してるかもしれません。


それでは次回の『ルプロドゥイール ドゥ ローズ』をお楽しみに!

【お知らせ】
『ルプロドゥイール ドゥ ローズ』で作ってほしいバラがありましたら、ぜひリクエストをお願いいたします。
下記の『お問い合わせフォーム』にアクセス→『ご用件』から「リクエスト」を選択→『お問い合わせ内容』にリクエストするバラの品種名をお書きください。

※この企画は不定期開催です。リクエストから発表まで時間がかかりますことをご了承ください。
※リクエストしたら買い取らないといけない…など、リクエストは購入を強要するものではありません。
このバラを布花で見てみたいな、ぐらいに気軽にリクエストしていただけたら嬉しいです。
※『ルプロドゥイール ドゥ ローズ』の布花をご購入希望の場合は、オーダーメイドとしてご注文を承ることも可能です。
詳しくは下記のマガジンをご覧ください。


[参考]
大森プランツ株式会社「大森プランツ」,商品紹介-バラ GUILLOT(ギヨー) ラデュレ.
http://www.omoriplants.com/commodity/rose/guillot/laduree.html(閲覧日:2021年9月14日).

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マリヨ(フルーリール フルール)
応援していただけますと、ひとりきりの制作の中でも『まだ見ぬあなたに布花を届けるんだ』ともうひと踏ん張りできそうです。よろしくお願いいたします。