見出し画像

心優しい少女に、天使が授けた祝福の花 【着せかえ布花】ヘレボルス・ニゲル(クリスマスローズ)

〔学名〕Helleborus niger
〔分類〕キンポウゲ科 クリスマスローズ属
〔和名〕雪起こし、寒芍薬
〔英名〕hellebore
〔開花期〕11月~4月
〔花ことば〕私の不安をやわらげて、慰め

冬の寒さの中うつ向きがちに咲く、楚々とした姿が魅力的なヘレボルス。
ヘレボルスの中でも、クリスマス時期に開花するニゲルという品種を布花にしました。
日本ではヘレボルスよりも、クリスマスローズという名前の方が有名ですね。
ちなみにヨーロッパでは、このニゲルをクリスマスローズと呼ぶそうです。

雪のように白い花弁は、うっすらと若草色をにじませて生き生きとした様子を表現。
シルクの艶やかさで品のある雰囲気です。

ヘレボルスの特徴でもあるぎっしりと詰まった花芯も、1本ずつ丁寧に並べて再現しました。
開きかけの花も、中をそうっと覗くと…
ぜひ手に取って確かめてみてくださいね。

ヘレボルスにはこんなお話があります。

『キリストが誕生した際、それを知った少女がぜひお祝いに行こうと思いました。
けれど少女はお祝いに贈るものがなく、途方にくれてしまいます。
すると少女の前に天使が現れて、木の下を指差しました。
そこには雪の中でも花をつける植物があったのです。
その花を手に、少女は喜んでキリストのお祝いに行きました。』

その植物こそが、ヘレボルスだったのです。
誰かを思う優しさが、ヘレボルスという花になったのでしょうか。
あなたが身に付けたとき、ふわっと優しい気持ちになれるかもしれませんね。

 

ブローチ台に結びつけるときのヒント

花と葉を束ねている辺りで
リボンを結ぶのがおすすめです。

ブローチ台の使い方のヒント
リボンを指で結ぶのが難しいときは、ツル首タイプのピンセットを使うと便利です。
付属のブローチストッパーは、ブローチピンを服などに刺した後にストッパーをピンに差し込んでからブローチ本体にピンを留めます。
詳しくは下記リンク先の「布花・コサージュの身に付け方のヒント」をご覧ください。


《商品名》【着せかえ布花】ヘレボルス・ニゲル(クリスマスローズ)
《サイズ》約3.2センチ
《素材》シルク、キュプラ

※『着せかえ布花』はオーダーメイドのご注文を承っております。 
詳しくは下記のマガジンをご覧ください。


[参考]
ウィキメディア財団(2021)「ウィキペディア」,イチジク.https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%81%E3%82%B8%E3%82%AF
(閲覧日:2021年6月23日).

イーガオジャパン合同会社(2021)「花言葉-由来」,クリスマスローズの花言葉.
https://hananokotoba.com/christmasrose/(閲覧日:2021年11月18日).

ショップ童仙房(2012)「ショップ童仙房」,クリスマスローズF1“GMマリア3.5号.
https://christmasrose.ocnk.net/phone/product/15(閲覧日:2021年11月18日). 

応援していただけますと、ひとりきりの制作の中でも『まだ見ぬあなたに布花を届けるんだ』ともうひと踏ん張りできそうです。よろしくお願いいたします。