永遠【詩】
食べ頃の果実を頬張って
君はとても幸せそう
その笑顔を その全てを
胸に刻んでおこう
光と影が織りなす世界で
どちらが欠けても捉えきれない
無邪気さの奥に住まう儚さに
憂いにも似た キスをしよう
"永遠"の響きに ぶら下がってる強欲さに
君を縛っても 愛に自由 今はそれだけでいいよ
運命の死線に辿り着いても 恐れはなくて
生まれ変わっても また I'll be with you
そんな夢見でもいい
朽ち果てた花には 幾ら水を注いでも
元通りにはならないと解っていても
諦められないの?
傷口は深く だけど塞ぐ
いつか過ぎ行く時間の中で
気付かない内に乾いた瘡蓋を剝がし取れば
痕に残るその柔らかな皮膚に
誓いにも似た キスをしよう
"永遠"の響きに ぶら下がってる強欲さに
君を縛っても ただ All I need is you
意味なんて それだけでいいよ
運命の死線に辿り着いても 恐れはなくて
生まれ変わっても また I'll be with you
きっと それだけでいい